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「金沢旅日記〜しらさぎに乗り金沢へ。そしてランチ〜」 [旅のはなし]

8月22日(金)
7時50分
名古屋発の特急しらさぎ1号に乗車するため
7時前に自宅を出て(仕事に出かけるよりも早い…笑)
7時15分頃に名古屋に到着。

早くに家を出たので、朝ご飯は名古屋駅で調達しようと考えていた私。
「朝はやっぱり、ごはんだよねぇ」
という訳で新幹線口からほど近いところにある
「美濃味匠」でおにぎりなどをお買い上げ。

あとはペットボトルのお茶も調達して、
名古屋駅構内に入ると、名古屋着のホームライナーが特急しらさぎ1号に。
清掃が終わるのを待って、3号車6番A席へ。
もちろん禁煙席でございます。
平日にもかかわらず、世の中はまだ夏休み。
そんな訳で禁煙席ということもあって、家族連れの4人グループなどもちらほら。

7時50分
走り出した「しらさぎ号」の中で、さきほどお買い上げした
おにぎりを食べることに。
朝ごはん.jpg
ちなみに…
北海道産あらほぐし甘鮭(160円)
剣海老のふんわり夢天むす(200円)
いなり寿司(70円)をお買い上げしました。

海老天むすはお店の1番人気というだけあって美味しかったです。

さて、お腹も落ちついた頃にバッグに手を入れると…


「な、ない!」

携帯電話忘れましたよ(爆)

いやまあ、デジタルカメラも持ってきましたし、
いつもメモ帳&アイデアスケッチを書き留めるために携帯している
ミニクロッキー帳もあるけれども…

「携帯電話は、プチカメラ&プチメモ帳&プチ辞書だからなぁ…」
長距離移動なので何があった時のことを考えると心配ではありましたが…
ま、置いてきちゃったものは仕方がないわね。

気を取り直して…
さて、なぜ今回、わざわざ名古屋駅から乗車したかというと…
JR西日本が発行している「金沢・加賀ぐるりんパス」というものを購入したため。
こちらが名古屋駅発で自由周遊区間までの往復特急列車普通車指定席
(この場合では特急しらさぎ)と金沢・加賀エリアの周遊バス
(城下町金沢周遊バス・キャンバス)そして22施設の入場券、
伝統工芸体験(2施設)がセットになった、お得な切符なんですね。
ちなみに…自由周遊区間内はJR特急・普通列車普通車自由席が3日間乗り放題。
とはいえ、私の場合。今回は日帰りなのでね…ややお得といった具合でしょうか?

米原駅発の切符もあるようですが、残念ながらこちらはなぜか2名からの発売。

「1人旅は念頭にないんか?JR西日本」

と、少々不満は残るものの(苦笑)
名古屋まで通勤しているため定期券もあるので
結局、名古屋発のこの切符を手配した訳です。

さて、お腹もいっぱいになったところで
仕事で忙しく、熟読できずにいた購入済のガイドブックを読むことに。

今回購入したのは

タビリエ 金沢・能登・北陸 (タビリエ (18))

タビリエ 金沢・能登・北陸 (タビリエ (18))

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: JTBパブリッシング
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 単行本



コンパクトなサイズで荷物にもならず
写真だらけのどぎついレイアウトでもなく
地図の色のトーンも落ちついていて目に優しい。
だから、情報量が気持ち少ない気はするものの…
「日帰り旅行なら満足です」
今度来る時には他のページにもあった
能登とかにも出かけて鰯丼でも食べてみたいなぁ(遠い目)

そうこうしているうちに、米原に到着。
ここから北陸線に入るため、名古屋から走っていた進行方向が
全く逆になります。
そのため、座席の方向を逆にするように協力をお願いする
車内アナウンスも流れていました。

ここに来るまで、結構ガラガラだった車内も
在来線や新幹線などで米原まで移動したと思われる乗客で
みるみるうちに、空いていた席が埋まってしまいました。

「そうそう。平日とはいえ、世の中は夏休みでした」

8時59分
特急しらさぎ1号。無事に米原を出発。
これから、敦賀駅、福井駅、そして金沢駅へと進みます。

さて、特急しらさぎ…
地元の駅などでは、よく通過する姿を見ていたのですが
今回、乗車は初めて。
以前に家族の旅行と新卒後に初めて勤めた会社の社員旅行で
北陸は旅しましたが、家族旅行はもちろん自家用車。
社員旅行はバスだったので、結局乗車する機会がなかったんですよね。

しらさぎの乗り心地はなかなか…テーブルもあるし…快適ですよ。
ちなみに車内販売は途中の敦賀から金沢間のみだそう。
とはいえ、おにぎり2つ+いなり寿司食べた私には必要なさそうです(苦笑)

前日から心配していた天気もさすが晴れ女。
すっかり晴れて、車窓からの眺めも清々しい。
とはいえ、この週も仕事が忙しく残業の日々だったので
まぶたが重くなり、1時間と少し、うとうとしてしまう。

「加賀温泉〜」というアナウンスで、ようやく目が覚める。

「もう加賀まで来ちゃったのか…」

ふと外に目をやると…

「あれ、何?!」

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「ロン・ミュエック展を観るため、日帰りで金沢へ」 [旅のはなし]

楽しかったお盆休み…

「ありがとう、ありがとう、ありがとう、お盆休み」

楽しい大人の夏休みでした。

だけど、私の夏休み。少しオマケがありまして…

8月22日(金)有給休暇を取りました。

すでに職場では、大きな仕事が動き始めていたのですが…
お盆休み前に上司に交渉して、なんとか8月の中で1日だけ
平日のお休みを取ることができました。

なぜ、平日に有給休暇を取る必要があったのか?

「美術館に行くためです」

以前に出かけた岐阜県美術館で開催された「ぐりとぐら展」
そして7月に出かけた愛知県美術館で開催された「詩上のユートピア展」

ここ最近、平日に美術館に出かけることが多く…

「もう混雑する土日に行こうという気になれない」というのが理由。
で、美術館に出かけることにしたのです。



あれは7月のはじめの頃…



実は相方さんが、8月30日(土)に横浜で開催の
テクノミュージックイベント「WIRE08」に1人で出かけることに。
昨年も出かけたことと、今年はこの「WIRE」が10周年ということで
アーティストもたくさん出演するそうです。

そこで相方さんは
『自分はWIREに1人で行くから…
 もし行きたいところがあれば、1人でお出掛けしてきてもいいよ』
と、言ってくれたのです。

そう声をかけてもらえたことは、非常にありがたかったのですが…

「お盆休みもひとまず郡上八幡に出かける予定しているし…
 観たかった東京の「国宝薬師寺展」も終わってしまったし…
 東京では自分が興味ありそうな企画展も開催されてないし…
 というか、猛暑な上に混雑するお盆休みに美術館もなぁ」

と、1人で「うーむ…」と困っていた訳です。

とはいえ、やっぱり美術館は大好きな訳で…
相方さんの誕生日プレゼントを買いに出かけた7月の上旬。
プレゼントとなる本を見つけた後、
手にしたのは「カーサ・ブルータス7月号」

「100号記念特別保存版
 日本の美術館・世界の美術館
 今すぐ行きたい、最新・最強のベスト100を選んでみました」

パラパラとめくると…
23歳の頃、初めて出かけた海外旅行先のイギリスで見た
「テートモダン」が載っている。

「あぁ…懐かしいなぁ」

その感情と、様々な魅力的な美術館情報満載の誌面に負けて…お買い上げ。

帰宅して食事後、「さあ読むぞ」と1ページずつ開けていく…
すると51ページ目に釘付けとなる。

「何これ?」

そこには、男性が1人立ち尽くしているのですが…
問題はその横に立っている外国人の女性。

「身長が大人の身長の2倍ぐらいあるんですけど…これ、合成?」

と思いながら、右下の解説文を読んで驚く。

『十和田市現代美術館では、展示室に置かれた、
 作家ロン・ミュエクの巨大彫刻作品「Standing Woman」と出会えます』
http://www.city.towada.lg.jp/artstowada/artist/index.html

「え!これ彫刻なの?」

とても彫刻には見えませんでした。
それは皮膚や髪の毛などがとてもリアルだったから。

「すごい、これ。いつかこの目で観てみたいな」

と思ったものの、作品の所蔵先は十和田市…そう、青森県。

「今回は…む、無理だね」

がっくり肩を落としながら、その人の作品だけは目に焼き付いたのです。

そんな中である日のこと。
毎週観ている新日曜美術館のアートシーンで流れた映像を見てびっくり。

「あ、あの人の作品」

そう。ロン・ミュエックの作品でした。
日本で初めての個展が金沢21世紀美術館で開催されているとのこと。

「金沢21世紀美術館ですか?」

はい。以前からずっと気になっていた美術館でした。
スペースの広さが違う展示室を円形の枠で囲んだような不思議な外観。
そしてジェームズ・タレルやレアンドロ・エルリッヒによる
体感型の作品が所蔵されていることも魅力的でした。

「いつかは出かけたい美術館でした」

とはいえ…片道3時間かかる金沢までの道程。

「東海圏より少し離れたところにあるのに
 東京より遠い感覚がするのは私だけでしょうか?」

悩みました。本当。行こうかやめようか。
だけどやっぱり気になって…

「あの人の作品をもっと観てみたい」

興味ある美術館で興味あるアーティストの企画展が日本で初めて開催されるなんて…

「めったにない機会かも」

相方さんに相談したら

『今しか行けないのなら、行っておいでよ』

相方に感謝。



そこで…特急しらさぎの指定席を取り、上司に有給休暇の相談をし…
8月22日(金)に

「1人で、金沢21世紀美術館に企画展観るためだけに日帰りで金沢に」

私らしいというか…なんというか…(苦笑)
で、もちろん日帰りだから…

「滞在時間は実質、約8時間」

無謀すぎる(苦笑)

だけど、8時間を有効に使って美術館だけじゃなく、
自分なりに他の部分でも楽しんできました。
またあらためて旅日記を書くつもりですが…
まずは旅に行く経緯までをご紹介しました。



結局のところ「企画展観るために、金沢日帰りしちゃいました」って
ことなんですけどね(爆)
追々書いていきますので、またその際には、お付き合いください。

あ、そうそう。
来週の水曜日の午後9時から放送の
「ザ・ベストハウス123」
http://www.fujitv.co.jp/123/yokoku.html
こちらで「ロン・ミュエックの不思議な彫刻ベスト3」
ということで取り上げられるようなので
「ロン・ミュエックの作品てどんな作品?」と
気になる方はチェックしてみてください。

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「郡上八幡旅日記~郡上おどり初体験〜」 [旅のはなし]

明宝に住む親戚の方々と楽しいひとときを過ごし…
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2008-08-21

午後10時過ぎ…
郡上おどりの会場であるやぐらのある十字路に無事に到着しました。

『1回目の審査は「春駒」ね…」とAさん。
やぐらを見ると赤字で「春駒」と書かれた垂れ幕がさがっておりました。
すでに10時半にもなろうという頃。
1回目の審査は今までの経験からするとそろそろ始まるとのこと。

『審査員の人はやぐらの周りに待機して
 審査の題目の曲が始まったらもう、すぐに審査に入るの。
 だから、狙ったお免状がある場合はもうその前からタイミングを見計らって
 曲が始まったらできるだけ審査員の前で踊るの』
と笑いながら話すAさん。さすがお免状を複数もっていらしゃる地元の方。

「なるほど」

『最初のうちは「かわさき」や「春駒」だから…
 これは2回目の審査あたりに猫の子来るかな…』と予想を立ててみるAさん。
猫の子のお免状、取れるといいですね。

さて、おどりには参加せず、近辺を散策するという相方さんに
少し後ろ髪をひかれながら相方さんの従姉妹にあたるAさんと一緒に
踊りの輪の中に入ります。

最初に踊ったのは「かわさき」
初心者の私にはぴったりの、ゆったりしたテンポ。
「郡上の八幡出てゆく時は、雨も降らぬに袖しぼる…」という歌詞で
郡上おどりの中では一番馴染みのある踊りかもしれません。

Aさんのキレのある踊りの後ろ姿を追いながら、
だんだんと感覚を取り戻してきました。

Aさんも初心者の私に気を遣ってくださり
時折振り返っては、「右、左…」と手足の運びを教えてくださりながら
前へ前へと進みます。

ふと、小学生の頃の自分を思い出しました。

というのも昨年訪れたことを書いた時にも少し触れたのですが…
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2007-08-15-2

私の実家のある一宮市では7月の下旬に毎年七夕まつりがあるのですが
そこでは駅前のロータリーにやぐらを組んで毎年、盆踊りするんです。
この盆踊りの際にもやはり、東海圏ということもあり
「かわさき」や「春駒」が流れまして…
小学生だった当時の私…こうして親の後ろをついて踊っていたなと。

とはいえ一宮の七夕まつりの盆踊りの曲はたしか録音された音。
最後の歌は音源を小さくしてフェイドアウトしたような記憶があります。
しかし、郡上おどりは、やぐらの中で歌い手さんの生歌。
やはり気持ちが良いですね。生の歌声は。
とはいえ、生の歌声だと、あることが分かるようで…

Aさんが『あ…かわさきがもうじき終わって、曲が変わるよ』と教えてくれるのです。

「え?!」どうして分かったのでしょう?

『最後の一節になると、歌詞が少し変わるの』とAさんにっこり。

「へぇぇ〜」生歌ならではですね(^^)

そして、「かわさき」に続いたのは「春駒」

「ああ、これも小さい頃踊ったなぁ…」
身体を前かがみにしたかと思ったら両手を合わせて「パンッ」と鳴らして
両手を外へと広げます。
どうやら、この動き。馬の手綱をさばく姿を表しているのだとか。
そう言われると…楽しそうに踊っている皆さんの下駄の音が
馬の蹄の音にも聴こえて来ます(^^)

にしても…「あれ?小さい頃に踊った頃よりもテンポ遅め?」
小さい頃のイメージだと「春駒」→速いテンポだったんですけど…

なんて思っていたら、急にテンポアップ。
そうこうしているうちに…終了。
続いては「三百」今回、これが一番難しく感じました。
私が踊りについていけず…もたもたしていたのもあったのですが(滝汗)
『暑い、暑い…ちょっとひと休みしようか?』とAさん。
2人で踊りの輪を抜けて…
この日、私と相方さんが昼間、歩いた「やなか水のこみち」の奥にある売店で
一緒にお茶のペットボトルを購入し
道の脇でひと休みしました。

『三百はね、かわさきや春駒などとは違ってちょっと動きが複雑だから…
 難しいかもしれないね』とAさん。
うむむ…あれは本当に難しかった。
手足がばらばらになるとはまさにあれ(苦笑)
というか…

「運動音痴なユキヲ、リズム感もあやしい…(汗)」

あ、そういえば…さっきの「春駒」が妙なテンポの上がりようだったのですが…
『あ、あれはね。たぶん審査中だったから…普段よりゆっくりとした
 テンポだったのかも…振りなどを見るのに、
 あまりに速いとちゃんとチェックできないでしょ?
 で、最後に急にアップテンポになったのは審査が終了したからだと思うよ』

「なるほど!」
終盤での急なアップテンポに納得です(^^)

にしても…踊ると暑いですね。
500mlのペットボトルもあっという間に空になってしまいました。
『さて、戻りますか?』
という訳で再び踊りの輪の中へ…
そして踊ったのは

「やっちく」

「これぞまたに下駄を履いて来た甲斐がありました」と言わんばかりに
「カラン、コロン」と鳴らしながら足をさばく振りがあり
「踊りに来たなぁ」とさらに実感できる踊りでした。
さて、ぼちぼち身体も動いてきた頃に登場した曲は…

「げんげんばらばら」

こちらは今までとは逆の右手への進行方向。
という訳でAさんと場所を交代して(^^;)踊りました。
輪の中を見て踊るような形になるので、この時もAさんが
『足の動きがスムーズになると踊りやすいよ』と
右、左…とリズムに合わせて教えてくださいました。

そして登場したのは「猫の子」
元気に飛び跳ねる猫のようなコミカルな踊り。
足さばきがちょっと難しく感じて手の動きを必死に追っかけるのが
精一杯でしたが(苦笑)何とか踊り切りました。

ここでもう1度休憩。
『お手洗いは旧庁舎裏の方が結構綺麗かなぁ…』
という訳で旧庁舎の方まで歩いてみることに。
するとやはり皆さん考えることが同じなのか
はたまた、旧庁舎周辺に屋台がたくさん出ていることもあってか…
トイレは長蛇の列(苦笑)

「これは並ぶことも見越して移動しないといけませんね」と私
『そうね』とAさんも小さく笑う。
踊り初体験の私に
『明日は身体、大丈夫かしら?』とAさん、気にかけてくださる。
確かに…
20代前半でさえ、雪山にボードに出かけると
決まってその後、2日間は筋肉痛に悩まされていた自分。
小さい頃から運動会での徒競走は決まってビリだったし、
そうそう、小中高と体力テストの後も筋肉痛になってた
ザ・虚弱体質(爆)

「体力がある・ないで言ったら…私は絶対に後者ですからね」と私も苦笑い。

『あ、でもね。体力だけじゃないかも…
 踊りの場合は足先や膝をちょっとあげたり、腕を振ったりするでしょ?
 足なんかだと、すねの裏や太ももの裏とか…普段使わないところが
 翌日、痛くなったりするのよ』とAさん。

「なるほど…」
明日、ひどいことにならないように祈るのみです。

『それとあとは下駄かな…私なんかだと、足をしっかり乗せられる
 幅広の下駄が好きだから…この下駄にしているの。
 あとは、どうしても踊ると汗をかくから、塗りの下駄は滑ってしまうから
 私は白の木地の下駄が好き。汗を程よく吸ってくれて滑らないから』
とのこと。
確かに…翌日に疲労を持ち越さないためには
下駄選びも大切なことですよね。

お手洗いを済ませて、踊り会場まで戻る間
Aさん、さすが地元育ちということもあり、歩くたびに地元のお友達に会っては
『元気?うん、そうなの今、実家に戻ってきてるの』と軽くお話。

「ああ、なんだかいいなぁ」と思いましたね。
地元のお祭りで地元のお友達に自然と再会みたいな感じが。

とはいえ、やはりこうして毎年、盛大に行われる徹夜踊り。
たくさんの人に支えられて開催されているんだなぁと
道の脇の案内所に詰めているスタッフさんなど
歩くたびに遭遇するスタッフさんを見てしみじみ感じました。

と、ふらりふらりと歩いていると…気がつけばもう12時近く。
相方さんとは、12時過ぎに踊り会場を出ようと打ち合わせしていたので
一度連絡を取り、別の場所で合流することに…
と、ここでAさんとはお別れすることに。

『もうじき、兄も到着するみたいだし…
 2回目の審査は「猫の子」みたい』とAさん。

「ありがとうございました。本当に楽しかったです」

『いえいえ…じゃあ、兄が来るまでもうひと踊りしてくるわ』と
笑顔でAさんは踊りの輪の中へと消えてしまいました。


この後、私は相方さんと合流。
昼間、下駄をお買い上げした杉本はきもの店の前を通り…
(もう午前0時を過ぎていたのに、お客さんが数名いらっしゃいました)
杉本はきもの店.jpg
駐車してある場所までてくてく歩き…
午前0時半過ぎ…郡上を後にしました。

リズム感が乏しい私ではありますが(苦笑)
それはそれなりに、楽しくめいっぱい踊ることができました。
踊りのコツを踊りながら教えてくださった
従姉妹のAさんには本当、感謝のひと言に尽きます。

「楽しかった」

来年もまた、出かけることができたなら…
これを持って出かけてみたいです。

「郡上おどり参加章」
参加章1.jpg
中身は「手ぬぐい」です。
徹夜おどりの最中、多くの方がこの手ぬぐいを首にさげて
踊っていらっしゃったのを見て、思わず私も帰り道に買ってきました。
参加章2.jpg
参加章3.jpg
デザインの観点からも、これほど明快でかつ素敵な和のデザインは
あまりないんじゃないのかなと、翌日、おもむろに広げて
しばし眺めておりました。
そして私の頭の中では「かわさき」がリフレインする(笑)

「楽しい夏になりましたね」

楽しい夏を過ごすために長距離運転をしてくれた、
相方さんにも感謝、感謝です。

今回も長くなってしまった郡上八幡旅日記。
最後まで読んでくださった方々にも感謝です。

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「郡上八幡旅日記~明宝の親戚の方々にお逢いする〜」 [旅のはなし]

街の中を散策し、無事に踊り下駄も手に入れた私。
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2008-08-19

私たちは車を走らせて、おじさん、おばさんの家を目指します。

おじさんとおばさんには、今年のゴールデンウィーク中にあった
相方さんのお祖父様の1周忌法要の際にお逢いして以来。

『いらっしゃい。さあさあ、あがって。あがって』とおばさま。

冷たい麦茶をいただき、ほっとする2人。
するとそこへ買い出しから帰宅した相方さんの従姉妹のAさんが
ご主人とお子様2人を連れて登場。

「こんにちは」と挨拶する私達に
最初、モジモジしていたAさんの上のお子さんである男の子。
(たぶん、3歳近くだと思うのだけど…)
相方さんの従兄弟のKさんも登場して
『こりゃ、何を照れとるじゃ』と頭をなでられ…坊ちゃん、ますますモジモジ。

しかし、この後、一緒にプラレールで遊ぶと次第に
普段通りの「元気な男の子」に。
部屋の片隅にある滑り台が付いたジャングルジムからジャンプしてみたり…
最終的には、あぐらをかいて座っていた相方さんのところに
『ぎゃはははは』と笑いながらゴロロンと
もたれかかったり、転んだり(笑)

「なぜか、不思議と相方さんはちびっ子のココロを掴むのですねぇ」
さながらバーチャル息子状態でしたよ(笑)

しばらくして、地元で採れたお野菜などをふんだんに使った
おばさまの手料理をいただき、お野菜好きな私は大満足。
ゴーヤの佃煮などはほろ苦さがクセになる美味しさで…
(鰹節と小さなエビも入っていて風味豊かでした)
かぼちゃのサラダは旨味のあるハムが混ぜ込まれていて
「ひょっとして明宝ハム?」なんて思ってしまったり(^^;)
プチトマトは畑で採れたものを収穫したそうで甘くて美味しかった!

「ごちそうさまでした」

食事の後はAさんの上の子の『花火!花火!』という
説得が功を奏し、結果、玄関先で手持ちの花火などを楽しむことに。
プールに使うバッグのような透明ビニールのきんちゃく袋にびっしり入った
花火の束から1本、1本出しては楽しいそうに花火をする坊ちゃん。
勢いはとまらず、どうやらこの山のような花火を今日中にやり尽くすつもりらしい。
『え?でもR姉ちゃんと明日、一緒にやらないの?』と京都から帰省する
妹を引き合いに出して話しかける相方の従兄弟のKさんの話も右から左のようで…
『全部やる』と意気揚々(笑)
そんな坊ちゃんの無邪気な姿を見て、ほほえましい気持ちだった私達に
坊ちゃんが1本ずつ、私と相方に手持ち花火を渡してくれました(笑)
という訳で、久しぶりに手持ち花火をすることに…
なんとなく私も小学生の頃をふと思い出してみたりしてました。

坊ちゃんと花火を楽しんだ後…ちょうど北京オリンピックの柔道の決勝を見ていると
相方さんの従姉妹のAさんが生後9ヶ月になる女の子を
お風呂に入れたところで、あやしながら手早くタオルで身体を拭き
そして赤ちゃんを寝かしつけるため奥の部屋へと移動。
続いて、さきほど相方さんとハイテンションで遊んでいた
坊ちゃんも、お風呂からあがり、かわいいクマちゃんがプリントされた
腹巻きをしてパジャマ姿に。
『ここのところ暑くて、寝ている間に布団を蹴ってしまうから…
 お腹が冷えないように腹巻きしてるんだよね』
だそうです。
さて、Aさんがお子様達を早くに寝かせたのには理由がありまして…
『もう2年ぶりの踊りだから…少し早めに出て、
 会場の雰囲気を把握したいのだけど』とのこと。

Aさんも踊りの免状は何枚か持っていらっしゃるのですが
やはり「猫の子」がまだ取れてないとのことで
午後10時、そして午前0時をめどに開催される免状を発行するための
審査の状況を把握したいということで、できたら少し早めに出発したい
とのことだったのです。
ということで…
私と相方さん、そしてAさんの3人で第1便ということで
市街へと向かうことにしました。

ところで…昨年、猫の手の免状をいただくことを目標にして
私達を案内してくれた現在、京都でお勤めをされている
従姉妹のRさんはというと…
『友達と高速バスでこっちに向かっているらしくて
 どうやら市街で下車して踊るみたい』とは
電話で連絡を取り合っていた従兄弟のKさん。
どうやらこれからまた1組、親戚の方が踊りのために
こちらの家に訪問されるそうで、その方達を乗せて
従兄弟のKさんは、ピストン輸送するのだとか(^^)
『そうすれば向こうに着いた頃に満足いくまで踊った妹2人を乗せてこれば良いし』
と、段取り良いスケジュールに満足気なKさん(笑)

さて、奥の部屋をお借りして、私も浴衣へと着替えます。
従姉妹のAさん、さすが着慣れていらっしゃって
あっという間に浴衣姿に。
『踊る時に苦しいから、腰紐は2本しか使わないの(苦笑)
 あと、踊っていると帯のところに後ろの人の手が当たったりするから
 迷惑にならないように、なるべく帯のボリュームは抑えておかないとね』
と文庫結びをぴったりと背中に沿わせて着付けるAさん。

「さすが〜」
コーリン和装締めとベルト式の腰紐でオタオタと着付けする私とは大違い(笑)
ちなみに私の帯はやはりいつも通り、貝の口で、帯締めでしっかりキープ(^^)

最後には下駄の履き方をAさんに教えてもらいました。
『鼻緒のところ、最初に左右にぐぐぐっと開くの。
 そうするときつく足に当たらないから…あ、でも足の甲の脇は
 鼻緒が付いてないと…鼻緒ずれの原因になるかな』
だそうです。
お昼間にお店で鼻緒をすげてもらっただけあって…
足の甲の脇にもぴったりと鼻緒が沿います。

『新品の下駄は踊るとしばらくして、ゆるんでくるから…
 その時にはまた「お願いしまーす」って買ったお店で鼻緒調節してもらうの。
 そうするとたいがい落ち着くから』
というAさん。さすが地元の方。情報が豊富(^^)

さて、出発の準備もできたところで、おじさん・おばさんにお礼のあいさつをして
従姉妹のAさんと、相方さん、そして私で郡上踊りの会場へと向かいます。

向かう道中。Aさんといろいろとお話。
相方さんが『この辺りは買い物するのは大変でしょ?』と声をかけると
Aさんは『でもほら、野菜は庭で採れるし…だから肉や魚を一週間分。
買い出しに出かけるぐらい…確かに最寄りのお店までは遠いけど…
そんなに大変には感じないかなぁ』とのこと。
とはいえ、Aさんも今は縁あって、私達が住む岐阜市の近くの羽島市在住。
『うちよりも南の方角だから…きっと暑いんだろうねぇ』とぼやく相方さんに
Aさんは『だから、こうやって実家(明宝地区)へ避難してくるんじゃない』と
笑いながら話す。
なるほどねぇ。確かに…
ここ明宝は夕方から夜となればエアコンも必要なく
緑も多く、川も近くになりとても過ごしやすい環境。
そこに実家があればなおのこと…
ゆっくりと1週間ほど滞在するのにも納得がいきます。

『あ、そこの信号を左、そしてトンネルくぐって…』と
郡上踊りを知り尽くしているAさんのナビで無事に会場から徒歩数分の駐車場に停車。

『普段は靴での生活だから…こうやって会場から離れた駐車場から
 踊りの会場まで下駄で歩くと感覚が戻ってくるから…
 足のウォーミングアップにはこの距離がちょうどいいのよ』
というAさん。

相方さんは『そのあたりを散歩しているから』
ということで…私はAさんについて踊りの輪の中に入ることにしました。

長くなりましたので…踊り初体験のお話はまたのちほど…


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「郡上八幡旅日記~踊り下駄を買いに出かける〜」 [旅のはなし]

さて、無事に八幡町に到着し、お昼もしっかりお腹におさめた2人。
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2008-08-17

今度は、私の用事を済ませるついでに街を散策してみることに…
飛び込みで有名な新橋を渡り、てくてく歩いた先は…

「杉本はきもの店」

こちらは踊り下駄をはじめ、様々な履物を扱っているお店。
ここのお店は好みの鼻緒を選ぶと
履く人に合わせて鼻緒をすげてくれます。
そのおかけで鼻緒擦れすることなく、徹夜踊りができると
地元の方はもちろん、毎年のように郡上踊りに訪れている方々には
有名なはきもの店なんだそう。

「桧の下駄は固くて踊りに向いてますわねぇ」とお店の方からアドバイス。
昨年、相方さんの従姉妹のRさんが履いていて「いいなぁ」と
思っていた黒の塗りに「郡上おどり」と朱色の文字が入った下駄。
「やっぱりこれかな」ということで下駄は即決定。
そして今度は鼻緒。
すでに下駄に付いていた鼻緒も雪輪や鹿子柄など
いろいろとあって素敵だったのですが…
「もう少しシンプルな方がいいかなぁ」ということで
竹籠の中にたくさん入っていた鼻緒の中から
暖色系の縞柄の鼻緒を選び、お店の方にすげていただきました。
鼻緒をすげてもらう.jpg
『こちらでいかがでしょう?』
片足を入れて状態をチェック。
『踊っている間に少し緩んできますからね…
 足の甲の両脇がぴったりとしていれば大丈夫ですよ』
とのこと。

「はい。大丈夫です」

そこでもう片方も同じ具合にしてもらうことに…
少々お時間がかかるので…相方さんには申し訳なかったけど…
(この間、相方さんはお外で缶コーヒーを飲んでました…ごめんよ)
私はお店の中を見せてもらいながら出来上がるのを待っていました。

さすがにお昼間なので、比較的空いていましたが、
私の後には、
『下駄の歯がすり減ったので、下駄だけ変えてもらう訳にいきませんか?』
と、若い女性が相談がてらお店に立ち寄ったり
『鼻緒はおいくらぐらいですか?』と聞きに来るお客さんがいらっしゃったり
さすが、徹夜踊りの期間中だけあって、
タイミング良く次から次へとお客さんがいらっしゃいます。
とはいえ、どうもお店のピークは夜のようで…
『夜になるとあれやこれやとお客さんがいらっしゃって…混み合うんですよ』
というのはお店の方のお話。
ぴったり合わせた下駄も、長時間踊ったり、永い間、履いていれば緩むのも当然。
すると『鼻緒調節してくださいー』と駆け込むお客さんや
新しく購入するお客さんなどで店先がにぎわうのだとか。

「なるほどねぇ」
と、お店の事を聞いたりしているうちに
自分の足にぴったりの下駄が手に入りました。

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「郡上八幡旅日記〜出発、そして奥美濃カレー〜」 [旅のはなし]

さて、15日(金)
今年のお盆休みのメインとして昨年同様。
郡上八幡へお出掛けすることにしました。

13日(水)に相方さんが昨年もいろいろと案内していただき
お世話になった従兄弟にあたるKさんに電話して
「夕方頃にお邪魔します」と事前に連絡。

前回は郡上八幡市街を夜にしか散策できなかったので
(というか、踊り会場まで歩いたというのが正しい…苦笑)
今回は昼間に散策しようと計画。

で、15日(金)午前10時過ぎに我が家のある岐阜市内を出発。
156号線をひた走ります。

昨年はお盆休みの頭ということもあって
岐阜市内を抜けるのに1時間弱かかってしまうという
スタートからすったもんだのドライブでしたが
今回は15日とお盆休みも中盤。
普段通り、岐阜市内を30分強で抜け出し、
順調に関市、美濃市を通過。
途中、コンビニなどに立ち寄り、飲み物などを購入し水分補給。
そして、12時前に郡上八幡駅周辺に到着。
街中にある駐車場に無事に車を停車し、街を散策することに…

といっても時はすでにお昼ご飯の時間。
『どこで食べようかなぁ…』と相方さん。
「こんな時には観光案内所で地図を手にいれた方が良いかな?」
という訳で、観光案内所や売店などもある
昨年、夜に来たために中に入ることができず
残念な思いをした「郡上八幡旧庁舎記念館」へ向かう。
途中に素敵な洋館建築風の「郡上八幡樂藝館」なるものも発見。
http://www3.ocn.ne.jp/~hachiman/
郡上八幡樂藝館.jpg
(というか、昨年は夜に歩いたので、視界に入ってこなかったのね…汗)
洋館建築好きなユキヲ
「いい仕事している建物ですねぇ」と横目で見ながら、
無事に「郡上八幡旧庁舎記念館」に到着。
郡上八幡旧庁舎記念館.jpg
玄関の脇には「郡上おどり発祥碑」があります。
郡上おどり発祥碑.jpg

入口をくぐると…「お、あります。あります」
ガイドマップから、近年人気の「B級グルメ」の波に乗って
少しずつ認知度を上げている「奥美濃カレー」
http://www.okuminocurry.com/index.html
こちらののガイドブッグなどそれぞれ一部ずつ手にする。

ふと横を見ると…
2階では、「郡上踊り体験講習」なるものも開催中とのこと。
http://www.gujohachiman.com/odori-taiken.html
「ここで徹夜踊りの予習をするのも良いかもね」
なんて思いつつ、手にした資料に目を通してみると…

この記念館内にあるお食事処「こびり処」で
「奥美濃カレー」の中のひとつ
「甘味噌いのちゃんカレー」なるものがいただけるとのこと。
カレーも大好きな30代夫婦。
『地方限定メニューだし…ここはひとつ食べてみようか』
という訳で注文する。
で、ガイドマップを熟読しているうちに注文のカレーがやってきました。

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「アラサー夫婦、常滑へ行く」 [旅のはなし]

アートイベントつながりの知人さん達が常滑の
「クラフトフェスタ」に参加するという情報を仕入れた相方。

「そういえば…常滑、行こう×100と思って、結局行けてないよね」と私。

『うむ』とうなずく相方。

そうなのです。実は私達が結婚前に知人のCHiCさんが、
常滑にプチギャラリー兼雑貨店を開いたのに
結局、私達夫婦は行けずじまいだったのです。

思い起こせば…
結婚1年目は、私が新しい生活に慣れずに体調不良が多々あり
半ばひきこもり状態だったし…
結婚2年目は、実家のゴタゴタに巻き込まれて
私もあまり遠出は無理だったし…

「あぁ、私が原因か?(苦笑)」なんてぼんやり考えてたら…

『CHiCさん元気かなぁ』と相方。

という訳で、今年は飛び石連休な私と長期連休の相方との休みが合わず
結局、遠出を断念したアラサー夫婦は
5月5日(月・祝)、電車で常滑へと向かいました。

普段JR線を愛用している私なんぞは金山で乗り換えて、
名古屋鉄道などの私鉄に乗ると妙に新鮮でテンションがあがる。

「おぉ、海だよぅ」

「わぁ、風力発電機が見えるぅ」

だけど、JR線よりひどい横揺れにちょっと酔い気味になる
三管器官の弱い嫁(滝汗)

岐阜の自宅から最寄りの駅から乗り継ぎ1時間ちょっと…
無事に「常滑駅」に到着。

駅前から観光スポットをめぐるコミュニティーバス「とことこバス」に乗って
到着したのは、知人さんが数名参加されている
「クラフト散歩道」というイベント。
今年3月で廃校になったという常滑高校の敷地内で
顔なじみの方々が似顔絵やイラストを描いたり、
手作りの雑貨などを展示販売されていました。
相方さんと一緒にいろいろとお話をしながらウロウロしていた
そこでしばらくお逢いしてなかったCHiCさんのダンナ様。
Mr.CHiCさんと久しぶりにお逢いする。

『びっくりした!』

でしょうねぇ(苦笑)
もう最後にお逢いしたのは結婚前(2年以上前)ですもの。
私達の近況も交えながら、CHiCさんのことを聞いてみる。

『今日もお店にいるよ』とのこと。
地図を広げて、お店の場所も教えてもらい…いざ出発。

にしても、この日はあいにくの雨で
風景を撮影する余裕がなく、手元に写真がないのですが(あぁ残念)
くねくねと曲がった道や坂道、そして趣ある民家や
器などを焼くための窯の煙突などとても魅力的な風景が多く
「常滑って面白い街だねぇ」と相方さんと一緒に歩きながら
CHiCさんのお店にたどり付きました。
KANDA百貨店1.jpg
http://blog.kanda-hyakkaten.net/
http://www.zakka-chic.com/index.html

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「フリーマーケットに初めて参加しました」 [旅のはなし]

ある日のこと、
『4月6日(日)に桜まつりのある神社の参道でフリーマーケットがあるので
 お家の不要品があれば代理で売りますよ〜』と
Miltmozmmerちゃんからメールが届きました。

「不要品といえば…我が家もいろいろあったなぁ…」
という訳で、私も不要品をいくつか持参して
午前中から一緒に参加することにしました。

4月6日(日)
1週間ほど前の週間天気予報では曇りのち雨の予報だったのに
当日は快晴。

「晴れ女の威力発揮」と思いつつ(笑)

日射しは強めなので…
つばの広い帽子と薄手のハイネックのTシャツは外せませんね(^^)
そして前日荷造りした、ミニスーツケースをコロコロと引きながら
電車に乗って、フリーマーケットが開催される神社の境内に向かいました。

国府宮参道.jpg

Miltmozmmerちゃんも私もびっくりだったのが
午前10時開始なのに、もうすっかり他の方々はセッティングを完了して
私が到着した10時頃にはほとんど販売が開始されている状態。
私もあわててレジャーシートを敷いて、ちょこちょこと商品を配置。
Miltmozmmerちゃんは、お友達から預かった商品を取りに
再び自宅へ舞い戻りました。

この日の私の出品は…
まずは、春秋用の薄手のニットのアンサンブル2着。
クリーニングに出して家の押入れの中にしまってあったのですが
色や柄が好みでなくなったせいか、すっかりしまいっぱなしに…

あとは、親せきからもらった某有名テーマパークの食器とか…
知人からいただいたカップ&ソーサー(それも1客だけ…笑)とか…
ポップでキュートなカトラリーとか…
「どうも自分の好みじゃないので…」
すっかりこれらも食器棚にしまいっぱなし(苦笑)
あとは我が相方さんの不要品もちょこちょこと…

Miltmozmmerちゃんが荷物をかかえて再び登場して
2人の商品を全て並べ終わり…
「そうそう昨晩遅くなって値札つけてないから…作らないと…」
と思っていた私に

『これ、いくらですか?』と早速、おばさまのお客様。
どうやらニットのアンサンブルが気になるご様子。
娘さんへのお土産で買って帰ろうかとのこと。
それは昔、「OZOC」好きで買ったのアンサンブル。
「ちょっとしたデザイナーズブランドなので…
 クリーニングにも出してあるので1000円ぐらいでどうですか?」
と、お客さんと直接交渉。
『もう少し負けてもらえると嬉しいわぁ』とおばさま。
「気に入ってもらえたなら…200円引きでいいですよ」と私。
『じゃあ、いただくわぁ〜』と、おばさま納得のご様子。
という訳で、最初は服が売れました。

しばらくして…またお客さん。
今度は、もう1点のアンサンブル。またお洋服です。
「そちらは少しカシミアが入っているので…
 肌触りも柔らかいですよ」と声をかける。
こちらもカシミアが入っているので、1000円ぐらいで
売りたかったけど…お客さんが気に入ってくれたようなので
こちらも200円引きで売り上げることに。

幸先の良いスタートにMiltmozmmerちゃんが
『洋服って試着できないこういう場所では難しいかと思ったけど
 意外にみんなサイズが確認できればOKなのね』とびっくり。

何よりびっくりしたのは私自身(笑)
「服は持ってくる時に結構大変だったから
 売れると身軽になるからいいなと思ったけど
 まさか最初に服が売れるとは思わなかったよ」

それは本当に正直な気持ち。
だけど、今思えば、クリーニング済のカバーにかけてあったことと
季節が春だったので、今の時期からすぐに着ることができそうなアイテム
(今回は薄手のニットのアンサンブル)を持っていったことが
売上成功の秘訣だったのかも(笑)
とはいえ、2着分のクリーニング代分の売り上げがありましたので満足です(^^)

この後、Miltmozmmerちゃんも出品していたTシャツが売れて
2人で「もっと洋服持ってこれば良かったね」とにっこり(^^)

その後もお客さんとの直接交渉や、
ひとめで出品していたアイテムを気に入ってくれたという
有難いお客さんに助けられて、
私は午前中にほとんどの品が売れてしまい…

「もう満足だなぁ」という気持ちに(早いなぁ…笑)

そんな訳で、Miltmozmmerちゃんにブースの番をしてもらい
ちょっと神社付近を散策することに…

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「アクア・トトぎふで遊ぶ夫婦(後編)」 [旅のはなし]

ある晴れた日曜日にお出かけしたお話の前編
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2008-03-17#more
こちらの続きでございます。

「面白かったわぁ…」
と、すっかり施設の内部を満喫した私達夫婦の前に登場したのは、

「アシカショー」の案内看板。

「ねぇねぇ、あと30分後にちょうど3時からのショーがあるって」と私。

『へぇ…アシカねぇ…』と相方。

2人とも興味津々なところに…スタッフさんの声が耳に入る。

『ショーの終了後にアシカとのふれあいができます〜
 アシカのマリンちゃんと握手などができますよ〜
 おひとり様、300円で、ふれあいチケットの販売をしております。
 先着順でなくなり次第終了となりますのでお早めに…』

い、今、何とおっしゃいました?

「ア、アシカと握手…」

数秒の沈黙の後

「えぇ〜?!」

動物好きな夫婦が素通りする訳がない(爆笑)

「大人2人、お願いします」

即、ゲットしたのでありました。

さて、早々に前の方の位置を陣取って、待つこと20分…
待ちにまったアシカショーが始まりました。

今日、ショーを披露してくれるのは
カリフォルニアアシカの「マリン」ちゃん。
ここの施設に来て2年。
マリンちゃんとトレーナーさん.jpg
トレーナーさんが「じゃあ、マリンちゃん、お客さんにあいさつしようね」と
マリンちゃんに挨拶をうながすと…
マリンちゃん声を出す.jpg
このかわいい姿を気持ちよく裏切るような
まるで男声のバスのような重低音の『オ”オ”ーッ』という声(笑)
お客さんからは笑い声が出てくる。

で、今度はお客さんの近くでごあいさつ…
という訳で観客席をペタペタと移動しながら一旦停止しては
『オ”オ”ーッ』
と、ごあいさつ。
お客さん達、さらに大ウケ。
ただ、小さいお子様にはちょっと、刺激が強すぎたようで…
お母さんの胸に顔をうずめる子も(^^;)

さて、ステージに戻ると今度はマリンちゃんが得意の芸を披露。

といってもそれがちょっとしたストーリー仕立てになっていて
なかなかコミカル。

ステージにはペットボトルが2本ほど放置されており
『マリンちゃん、海にこういうもの捨てちゃいけないよね』
とトレーナーさんが説明すると
マリンちゃん、
『シュルシュルシュル…』と滑るようにステージを移動し、
ペットボトルをくわえて、トレーナーさんが片手に持ったくずかごへ
ちゃんと捨ててくれます。

そしてトレーナーさんが
『じゃあ、ここにゴミを捨てないでと…
 書いて看板を立てておこうね』
とホワイトボード片手に登場し
マリンちゃんがペンを口にくわえてサラサラサラ…

「マリンちゃん、字かけるんだ!」と、驚きながら見ていた私たちに
トレーナーさんが見せてくれたのは…まさに「アシカ語」(笑)
きっと、分かる人には分かると思います。
気になる方は、ぜひショーをご覧ください(^^)

そして得意なキャッチボールや輪投げを披露。
マリンちゃんと輪なげ.jpg
最後には、観客で手を挙げてスタッフさんから選ばれた子供達から
ボールや輪を投げてもらい、マリンちゃんは首を器用に動かして上手に動かしてキャッチ!

子供なので、中にはかなり危険な投げ方もあり(苦笑)
大人な私たちはヒヤヒヤしていましたが…
全てキャッチしたマリンちゃん!
「おぉ〜」
いろいろな意味ですごいっ。

という訳で10分間のショーは終了となりました。
10分でしたけど、ステージと観客との距離が近いですし…
(まさかマリンちゃんが一周してごあいさつしてくれるとは!)
期待以上に楽しいショーでした。

さて、ショーが終わっても、私達夫婦にはもうひとつのお楽しみが…

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「アクア・トトぎふで遊ぶ夫婦(前編)」 [旅のはなし]

相方さんが1年で一番忙しい時期を乗り切ったので…
久しぶりに、楽しめそうな施設にお出掛けすることに。

というのも…
相方さんは月曜から土曜までの仕事な人。
なので、唯一の休日である日曜日に
(時には休みも返上で仕事でした)
ここ最近の仕事の影響で疲労困ぱいな人へ
あらためて「○○へ出かけよう」と出かける提案するのも…それは酷かと。
そもそも、我が家は日曜日の夕食は外食と決めているので
毎週日曜日は出かけてはいますが…あくまで夕食を取るのがメイン。

という訳で久しぶりにお昼にかけてのお出掛けです。

最初は久しぶりにモスバーガーにお出掛けしてブランチ。

「久しぶりのモスはうまい」

と2人でホクホク顔でほおばる。
季節限定のリンゴのシェイクを2人で半分ずつして食べて
目指したのは…

「アクア・トトぎふ」
http://aquatotto.com/index.html

河川環境楽園の方や138タワーなどは
私の実家から近いこともあって結婚前にも
何度か相方さんと一緒にお出掛けしていたんですが
そんなよく出かけていた当時は、まだここの施設、完成してませんでしたし…
2004年の夏に無事に開館したものの…
私たちがデートで出かけても、
だいたいは夜のことが多く、ここの施設の閉園時間後だったんです(苦笑)

あともうひとつの理由は…
実は入場者数200万人突破記念で割引が適用されていたんですね。
車で30分ぐらいの距離ということで「近いところだから」と
すっかりお出かけするのが延び延びになっていた夫婦も
「こんな機会もそうそうないし、せっかくだから」と
出かけるに至ったという訳です。

だけど、私達夫婦はちょっと軽く見てました。ここを。
「淡水魚専門の水族館だから…」と。
しかし、それは大間違い。
そこには面白い生き物がたくさんいたんですよ。

ここの正式名称は
「岐阜県世界淡水魚園水族館」
淡水魚専門の水族館としては世界最大級だそうで
展示している生物については、魚類・両生類・爬虫類などを
合わせると約260種、28,500もの生物が飼育展示されているんです。

動物好きの夫婦のテンションが上がらない訳がない(笑)

入口を通り、最初に目に入ったのが
この日の暖かな気候と太陽の光に誘われて
ゆっくりと動いていた「アルダブラゾウガメ」
リクガメ.jpg
意外に手足がしっかりしていて、その皮膚の質感はまさに「ゾウ」

そして続いて「カピバラ」
以前はイベントに関連した時だけの期間限定展示だったそうなのですが…
最近、常設展示となったそう。
ちなみにメスはしずちゃん
カピバラのしずちゃん.jpg
オスは、やまちゃんだそう。
カピバラのやまちゃn.jpg
お笑い好きでもある私達夫婦。
「どこかで聞いた名前」と笑う。

そして、エレベーターで4階へと上がり、柵から見下ろすと…

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「ハワイのおみやげ」 [旅のはなし]

2月10日(日)
相方の実家へお夕食をいただきに出かけたのですが…
相方の弟さん(といっても私と年は同じ…^^)が
社員旅行でハワイにお出かけされたそうで…
お土産をいただきました。

コナコーヒー!
これ、一度、飲んでみたかったんです。
バニラフレーバーっていうのがまた私のツボですね。
あとは、新作のゴディバのチョコもいただきました。
これだけでも嬉しいのに…
大きなパッケージの中に入っていた小さい箱を
分けてくれたのですが、それがなんと…

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「京都市内を10km近く歩いてました(5)」 [旅のはなし]

はい。最後は夕食です。
ラーメン好きな夫婦は京都ラーメンで有名な
「新福菜館 本店」に出かけました。
http://www.shinpuku.net/
何だか、夫婦そろって初体験だったので、
その黒々としたスープにびっくりし、
食べてみて意外にも王道の「中華そば」的な味に
「いろいろな意味、味を想像しすぎていたのかも」と思いました。

実は、このお店のお隣には「第一旭」がある訳ですが
こちらは、私の実家のある愛知県一宮市に支店があるので
私は2度ほど、そこで食べた経験あり。
それを考えてみれば、京都ラーメンという味はだいたい想像がつきますね(苦笑)
我ながらうっかりしておりました(爆)

でも、あそこまで黒いスープはいろいろな意味、ショックだったわ(笑)

お腹を満たした後は、私は駅地下のイノダコーヒで缶入りの限定挽き豆を買い、
そして自分たちへのお菓子のお土産などなど…

今回、私は神社仏閣はあえて訪れませんでしたけど
まだ紅葉シーズンということもあり、混雑が予想されたのでね。
(有名な神社仏閣などを経由するバスは大変混雑していました)
それに日帰りなので、あれこれ欲張っても移動に大変なので
相方と別行動なのをいいことに
今回は以前に訪れた際にゆっくり歩くことのできなかった
三条あたりでのウィンドーショッピングを堪能しました(笑)

はぁ〜っ。また京都、行きたいです。
とまあ、無事に日帰り旅行を終えることができました(^^)
最後まで読んでくださった方、感謝です。

あと、追記。

コメントのお返事は追って書かせてくださいね。

というのも、ここ最近…
実はプレタの着物を買ってしまったり(決して「や○と」ではありませんっ…笑)
例の日本和装の20周年記念の「ありがとうの会」
という、とんでもない会に参加したりして(笑)
ネタがいっぱいたまっているんです(苦笑)
で、ブログに少しずつ書いていこうと思っている次第です。

そんな訳で、皆様がお気を悪くされないことを祈っております。


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「京都市内を10km近く歩いてました(4)」 [旅のはなし]

さて、岡崎の細見美術館あたりからてくてくと歩き。
http://blog.so-net.ne.jp/yukiwochannel/2007-12-04-1

三条通沿いをふらり、ふらりと歩き
http://blog.so-net.ne.jp/yukiwochannel/2007-12-05

気がつけば烏丸三条の交差点に到着。
地図を見てびっくりしたのは自分。
だけど、もう1件どうしても寄りたいところがあったのです。

それは、手ぬぐいの品揃えが豊富な「永楽屋 細辻伊兵衛商店」と「RAAK」
ここのお店の存在は、最近知ったのですが
知ってからというもの、どうしてもこの目で実物を見てみたくて…

最初は「永楽屋 細辻伊兵衛商店」の
十四代目が立ち上げたNewブランドのお店「RAAK」へ。
http://raak.jp/top.html
カバン、巾着、そして帽子も…
古典柄に出てくるモチーフを現代風にアレンジしたり
現代で注目されているアーティストのコラボ風呂敷など
見るもの見るもの
「あわわ…どれも欲しくなる(滝汗)」
中でも気にいったのが、コラボ風呂敷ですね。
「ああ、これ普通のカバンを覆うと、また違ったカバンに変身できそうだなぁ」とか
普段の風呂敷にないデザインが多いせいか、
使い道にも、いろいろと想像がふくらみます。

何より、お店の空間の使い方が素敵。
私が訪れたのは本店ですが…
http://raak.jp/shop/shop.html
本当、京都の建物の良さが十分に活かされているし、
それでいて商品を引き立てている…素敵なお店です。
これには、十四代目が以前にアパレル店舗の店長を務めた経験などが
活かされているのかもしれませんね。

ネットショップも開設しているとのことでしたので
相方と京都駅に午後6時に待ち合わせをしていた私。
今日のところは、商品をこの目に焼き付けて
「また今度、ゆっくりお邪魔しよう」とココロに決めて、お店を後にしました。

それはその次に訪れた「永楽屋 細辻伊兵衛商店」も同様。
http://www.eirakuya.jp/top.html
お店の人が「おいでやす〜」ってお迎えしてくれるお店で
「ああ、京都来たなぁ」と、しみじみする私。

こちらのお店の商品は面白い手拭いの柄ばかりでびっくりするやら楽しいやらで
本当、ずっとお店の中をぐるぐるしてましたね(笑)
手拭いの柄を生かした和風のカバンとか和雑貨も豊富でした。
2階は、カバンや生地や染めに変化をほどこした風呂敷などの商品もありましたが
奥には、こちらのお店が今まで制作した年代ものの手ぬぐいなどが額装されて
展示されていました。

昭和初期に制作された、舞子さんがテニスをする図案には驚きました。
「なんて、素敵な遊び心だろう」と。
この舞子さんのシリーズは一部、復刻・リメイクされていまして、
舞子さんがスキーをする「よーすべりますなぁ」や
舞子さんが新幹線に乗っている「おかえりやす」(だったと思いますが…)など
なんともコミカルで楽しいのです。

「はぁ〜っ。満足」

という訳でお店を後にして、京都駅へと向かうことに…
というものの…
「ここまで来たなら、もう少し歩こう」と思い立ち
結局、四条烏丸の交差点まで歩いてしまいました(苦笑)

最後に歩いてたどり着いたのは、「COCON KARASUMA」
以前、「カーサ・ブルータス」で日本唯一の唐紙専門店の「唐長」さんのことが
取り上げられていたのですが、その「唐長」さんで現代風に作られた
ポストカードなどが販売さているというので最後はここに立ち寄りました。
まるでカラーチャートのように色とりどりの紙に古典柄などが木版刷り
されていて、とても新鮮でした。

という訳で、ここでユキヲの京都市内ウォーキングは終了となりました。
それから、最寄りのバス停から、市バスに乗り込み、京都駅に到着。

待ち合わせ時間よりも早めに到着しました。


京都タワーの形、私、好きなんですよね。
懐かしいような近未来的なような…そんな不思議なフォルムなので。

という訳で無事に相方と合流。
さて、ラーメン好きな夫婦が、京都に来たとなれば…
やっぱり食べるのはラーメン?!
という訳で、2人で今度は駅からてくてく歩いてお店に向かいました。

ラーメンネタはまたのちほど…(^^)


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「京都市内を10km近く歩いてました(3)」 [旅のはなし]

さて、岡崎の細見美術館あたりからてくてくと歩いてきたユキヲ。
http://blog.so-net.ne.jp/yukiwochannel/2007-12-04-1
三条通沿いにてくてくと歩き、三条大橋を渡りました。
このあたりになると、人が多いですね。
そうそう、外国人の方とも度々すれ違いました。
で、アーケードをくぐり抜けた先にあったお店は
ガイドブックでチェックしていたお店。

tententen
http://www.ten3.jp/index.html

こちらのお店の母体は、京都丸紅株式会社なのだそう。
http://www.kyobeni.co.jp/

「それでツモリチサトなどのブランドものが充実していたのね。
 うむむ…あと、5歳若かったらなぁ…ツモリチサトの着物も合うのだろうけど…」
と、しみじみ思う、三十路女(苦笑)
カバンも素敵なのですが…やっぱりブランドものだけあってお高い。

お店の隅々まで見て、目の肥やしにしてお店を後にしました(^^;)

少々ため息まじりな私の視界に入ってきたのは
私の好きな洋風建築風の建物。
日本生命のビルのようですが、その1階にはこんなお店がありました。

ichi・man・ben
http://www.ichimanben.com/
なんでも東京山喜さんのサポートの下、
アイセック京都大学委員会京都着物企画が運営している
アンティークセレクト着物ショップなんだそうです。

東京山喜と言えば…全国各地の百貨店など、大型店舗に
お店を構えている「たんす屋」さんですね。
http://www.tansuya.jp/

「へえ〜。こんなところにもお店があるんだ」と
ノーマークだったことと、その建物の佇まいに
ちょっと感動する私。

ちらちらっとお店の中のものを見せてもらいましたが
さすが、あの「たんす屋」さんのサポートがあるだけあって
商品のディスプレイや品揃え、そしてお値段設定もなかなかです。

その中でも「いいな」と思ったのは草履。
お値段も3000円ぐらいから、落ち着いた色目から
ちょっと鮮やかな若い人向けのまて。
「ああ、普段使いにはこれぐらいがいいよね」という感じ。

そういえば…日本和装のセミナーで見た草履なんてそれに
ゼロ1つ多かったですよ(爆)いや、そりゃいいものなんでしょうけど…
3万円って…私だったら履くのが怖い(笑)

あ、失礼。話が脱線しました(苦笑)

「こないだ草履買ったばかりだし…また今度、ゆっくりお邪魔しよう」
と思い、今日は見るだけでお店を後にしました。

そして再び、てくてく歩くと…
以前にコーヒーを飲んだ「イノダコーヒ本店」の近くに…
「3年前の夏に、京都文化博物館に来た後に、相方とひと休みしたんだよね」
と思って、ふと京都文化博物館に目をやると…
その向かいにビルを発見。

「あれ?前に来た時、こんなビルあったかな?」
と、気がついたのは

「KYOTO DESIGN HOUSE」
http://www.kyoto-dh.com/top.html
調べたら、2005年の4月に設立とあるので、
私たちが訪れた翌年に出来たようです。

「何だか私好みのビルっぽい気がする」
という直感で入ってみたら…やはり大正解。
1階のフロアには厳選されたデザイン雑貨が並んでいました。

京都という土地柄もあってか、和のテイストを上手く取り込んだ
洋風雑貨や、日本のしきたりなどに合わせた新しい雑貨
(例えば、おしゃれな織りの袋に入った「お墓参りセット」など)
「面白い品揃えだなぁ…」と、思わず見入ってしまう。

そこでとうとう出会ったのがこの品。

「senmaru」というブランドのもので
「ナクシス」という会社のオリジナルブランドのようです。
http://www.naxis.net/japanese/event/index.html
古くから京都の西陣で「緞子屋伊助(どんすやいすけ)」の屋号で
帯地を製造していたそうなのですが、時代の流れと共に、当時の技法を活かしながら、
現代に合う、モダンデザインを追求しているのだそう。

「これ、これです。私好みのものです!」
落ち着いた色目でありながら、デザインがモダン。
だけど、全体的にバランスの取れたがま口。
かわいらしいモノトーンで色が切りかえてあるビーズが
革ひもで結わえてあるのにもセンスを感じます。

値札が付いていなかったので、念のため、お店の人に確認したら
野口英世さん2人で足りるとのことだったので、即決。
お買い上げしました。

12月5日が大安だったので(笑)
この日にお財布をおろしました(^^)

「これ見つけたことで、京都に来た甲斐がありましたよ」と
にんまりして、足取りも軽くなったユキヲ。

再び、てくてく歩きます。

気がつけば烏丸三条の交差点に到着。
おやおや、ユキヲ、もう1件行きたいところがあるようで…
横断歩道を渡って、まだまだ歩きます。
さて、どこまで歩くのやら(苦笑)
続きはまたのちほど…


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「京都市内を10km近く歩いてました(2)」 [旅のはなし]

12月2日(日)京都にお出かけ。
昼食を食べた後、相方と別行動をすることになった私。
http://blog.so-net.ne.jp/yukiwochannel/2007-12-04

まずは「細見美術館」から。
何度も「だる満」さんには来ているのに
「細見美術館」は初めてなのよね(苦笑)
でも、今回開催されている「琳派X」は
以前から気になっていた「神坂雪佳」の作品が多く展示されているので…
やはり外せません。

という訳でさきほどいただいた割引券で入場。
こちらの美術館、階段などで複数の展示室を移動するためか
入館証代わりのシールを配布してくれます。

これを洋服に貼って、各展示室を移動するという訳。
このシールをはじめ、こちらの美術館のデザインは
和のテイストを現代的にアレンジしてあって、
センスがいいなぁって思いました。

さて、本題。「琳派展X  神坂雪佳—京琳派ルネサンス—」
本当に良かったです。
愛嬌ある金魚の掛け軸「金魚玉図」や、
四季折々の草花が咲き誇る
「四季草花屏風」まで、それはもう素敵な企画展でした。
あ、そうそう。
ここ最近、タカシマヤのお中元やお歳暮のカタログで
よく使われている「百々世草」の図案も何点か展示されていましたね。

とはいえ、今でもモダンな図案には本当、驚きました。
「染色図案 海路」は「波」をテーマに何種類もの図案が並び
ポップな雰囲気あり、シックな雰囲気あり、古典風ありと
それはそれはバラエティー豊かで本当、見ていて飽きませんでしたから…
うむ、とても幕末に生まれたお方とは思えない。
これも、フランスやイギリス、ドイツといった国々の
最新の美術工芸運動であったアール・ヌーヴォーなどを
現地調査をした経験があるからこそ
日本画にとらわれない豊かな表現力が培われたではないかと。

そういえば…
2001年に、エルメス発行のカタログ誌
「ル・モンド・エルメス」の表紙と巻頭記事に
日本人として初めて神坂雪佳が飾ったことでも
少し話題になりましたね。
外国の人々も神坂雪佳の作品に何か
感じるものがあったのかもしれませんね。

作品を満足いくまで鑑賞した後はお楽しみのショップへ。
ARTCUBEはポストカードなどのステーショナリー系から
京都らしく、漆器や織物、お香などまで
街中のミュージアムショップとはちょっと違った
商品を扱っていてとても楽しかったですね。
とはいえ、工芸品はお高いので、ユキヲ、手が出ません(苦笑)

「金魚玉図」の愛嬌あるあの金魚の顔が気に入った私は
このデザインのクリアファイルやポストカード、一筆箋などをお買上げ。
他のデザインのポストカードもいろいろ選んでみました。

さて、大満足した後は、
前田國男の代表作「京都会館」を通過。
色づいた木々がきれいです。


■前田國男■
巨匠ル・コルビュジエの下で学んだモダニズム建築の先駆者。

「京都会館の屋根のフォルムを見て、
 コルビュジエのロンシャン礼拝堂のフォルムがふと頭によぎるのは
 私だけですかねぇ」

と、そんなことを思いながら(苦笑)
マイペースに三条を目指して歩きます。
今回の京都の目的のひとつは「新しい小銭入れを見つける」というのが
ありまして…以前、祇園で買い求めた「がま口タイプの小銭入れ」が
もうぼろぼろになりまして…
せっかく買うなら再び京都だなと思った訳です。

で、最初に訪れたのは、「まつひろ商店」
http://matsuhiroshoten.com/
日曜日ということもあり、お店の中は人でいっぱいでした。
大きさの種類はいろいろあってそれぞれ良さがあるのですが
生地の柄が渋めの古典柄っぽいのか、
そうかと思うと、鮮やかな色目の
サイケデリック柄(エミリオプッチ系な流線型タイプ)や
ポップ柄(バレリーナがシルエットで入っていたり、トランプ柄だったり)
ものだったりして…

「この中間のテイストの柄があるといいんだけどなぁ」
と思いながら、やっぱり最終的に人の多さに負けて(苦笑)
お店を後にしてしまいました。

そこからまたてくてくてく…と歩き、
三条大橋を渡ります。

さてユキヲ、どこまで歩くのでしょう。
続きはまたのちほど…


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「京都市内を10km近く歩いてました(1)」 [旅のはなし]

12月2日(日)
相方と一緒に京都に出かけました。

私達が京都に行く時は在来線。
時間はかかるといっても乗り継ぎが良ければ
1時間30分ぐらいで到着するし…おまけに片道、1890円だもの。
お財布には優しい移動手段な訳です。

という訳で岐阜駅を9時近くに出発する東海道本線の特別快速、米原行に乗り
米原からはJR西日本の在来線、東海道・山陽本線の新快速、姫路行に乗り換え。
途中、相方が腹痛に見舞われるというアクシデントがあり
大津駅で下車して移動を仕切り直したものの、
京都駅には10時30分過ぎには到着。

それから少しの間、別行動。
相方はJR京都伊勢丹の7階で
「開館10周年記念 安彦良和原画展 〜すべてはガンダムから〜」に向かい
私は9階の呉服売場に…
ちょうど呉服市が開催されていたので、ちらちらっと見てみる。
ここにきて、日本和装で習った結城紬の反物についている
証書の違いとかの知識が活きてくるねぇ(笑)
値段が本当違うなぁと、しみじみ。

帯揚げとか帯締めなどもいろいろあって楽しかったなぁ。
あ、探していた和装用のバッグも、上品なデザインのものがあったけど…
正絹だし、普段使いにはちょっともったいないかなと思って、
あきらめました。

そしてしばらくして相方と合流。
相方、しっかり図録を購入してました(^^)

それから相方お気に入りのお店「だる満」さんへ

http://www.daruman.com/
いつもお邪魔すると注文する
「おばん菜バイキング+ごはん+ミニそば」のセットを
今日もお願いしました。
http://www.daruman.com/menu.html

相方は朝からのお腹の具合と相談してあっさりめの
「ミニ京ゆばそばセット」を
私は「ミニ揚げ餅そばセット」にしました。
甘辛い揚げ餅と大根おろしが絶妙です。

ごはんは、麦ごはんと炊き込みごはんの
2種類から選べるとのことでしたので
私達2人とも、炊き込みごはんにしました。
「しめじ」がしゃきしゃきして上品なお味でした。
ごはんの方は、こぶりなお茶碗で出していただくこともあってか
おかわり自由なのですが
私達はおばん菜バイキングのとりこに…

「大学いも」は飴がうっすらかかっているので
しつこくない甘さで何個でも口の中に入ります。
胡麻の風味の効いた定番の白和えから
セロリと豚肉のいためものなどのちょっとした変化球ものまで
色とりどりのおかずが私達夫婦をとりこにします(^^)
中でも一番美味しかったのが
「ながーいごぼうの天ぷら」これ、お皿からはみ出てます(笑)
これがねぇ…ごぼうが甘いの。そして食べ応え充分。
ユキヲ、軽く5本は食べましたね(滝汗)
「はぁ〜。野菜好きの私には幸せなひととき」

なんだか、ここでお食事いただくと、
しばらく健やかに過ごせそうな気がするのですよねぇ。

さて、おなかもココロも満たされたのでお会計を済ませようと
レジに向かったら、そこには細見美術館の割引券が…
「おぉ〜」と喜ぶ私。
そうなんです。この「だる満」さんのお隣は細見美術館なんですね。
なので、美術館を訪れた後、その流れでお店で立ち寄られる方を
私も帰りに何人か目撃しました(^^)

という訳で、お店を出てからは私と相方は別行動。
私は細見美術館へ
http://www.emuseum.or.jp/
相方は好みのCDが揃っている「JET SET」へ
http://www.jetsetrecords.net/jp/location

さて、タイトルの
「京都市内を10km近く歩いてました」ですが…
実はこの日、歩数計をつけて市内を歩いていたのですが
歩いた歩数が1万5000歩を軽く越えてました。
私の携帯している歩数計には
1歩を65cmと入力しているので
表示変換してみたら…10km近くとなっていた訳です。
1万5000歩の内訳はまたのちほど…


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「名古屋駅前は、きらきらひかる」 [旅のはなし]

明日から「タワーズライツ」だそうで…。
今日は試験点灯だったようです。
地元のテレビ局のカメラマンがうろうろしてました。
で、私みたいな仕事帰りの社会人が…
信号待ちで携帯電話片手に撮る×100(笑)

考えることはみな一緒。
だけど…撮った人は、友達にメールを送ったり
家に帰って家族に見せたりするのかもね。

その先をイメージすると、なかなか面白い。


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「郡上踊りを初めて見る」 [旅のはなし]

8月13日(月)
相方の叔母様の住まいがある郡上市明宝まで出かける事になった私たち夫婦。
「前編」
http://blog.so-net.ne.jp/yukiwochannel/2007-08-15
「後編」
http://blog.so-net.ne.jp/yukiwochannel/2007-08-15-1
そのお話の続きをお届けしています。

バーベキューで美味しいものをたくさんいただいた私たち夫婦。
後片付けをした後、お座敷でくつろがせていただいてると
相方の従姉妹にあたるRさんや
相方の叔母様のご主人のお姉さんにあたる方と
そのお嬢さんROちゃんが奥の部屋でそれぞれ浴衣の着付けを開始。
『郡上踊りは8時からだけど…最初のうちは、ちびっ子を交えた
 家族連れが多いからなぁ…まあ、9時過ぎから合流しようかなぁと。
 私が狙っている猫の子も10時過ぎでないと始まらないし…』
というのは、今回「猫の子」の免状を狙っている相方の従姉妹のRさん。

しばらくして…3人の女性の浴衣姿もそろったところで
相方の叔母様のご主人の弟さんである名古屋市枇杷島町に
お住まいのオジ様と運転手役の相方の従兄弟であるKさん、
そして私たち夫婦で、いざ出発です。

この日は、郡上市街にあるKさんの勤め先の事務所の敷地に車を駐車。
そしてワゴンカーであるKさんの車に相方と私が同乗し
Kさんが車が進入できるギリギリのところまでみんなを送るという
「輸送大作戦」で郡上踊りの会場へと向かいました。

『旧庁舎で待ってて、後で歩いて行くから』とKさん。
皆は通行止めのついたての前で次々と車から降ります。
Kさんは一旦、さきほどの場所まで戻り、車を停車して
徒歩10分ほどの道のりを歩いて皆と合流するという段取りになりました。

そこで、皆は、旧庁舎を目指して、いざ出発。
枇杷島のオジ様が
『いつもこんなに露店出てたっけ?』とぼやくと
すかさずRさんが
『オジさんはいつも夜中の12時頃来るからでしょ?
 そんな頃は露店なんて出てないもの』と
苦笑いしながら説明する。
そんなやりとりを聞きながらクスクス笑う私の目に入ってきたのは…

「食品サンプルの販売店」
この日、セイコマツダデザインの
ピンクのかわいらしい浴衣姿のROちゃんが
「見たいんだけど…いい?」というので
私たちも店内をうろうろ…
それにしても…食品サンプルって面白いねぇ。
あ、海外にはこういうものはないので
外国人の方のお土産にも人気のようですよ。
外皮が半分むいてある状態のみかんに
美味しそうな焼き目がついた岐阜の特産品でもある「鮎」の塩焼き。
もう見るたび「うふふ」な世界であります。

さて、そのお店からしばらくして到着したのは
「徹夜おどり対策本部」でもある「旧庁舎記念館」
http://www.gujohachiman.com/kinenkan/index.htm
昭和11年に建てられたこちらの建物は…
洋風建築・木造2階建て。
平成6年までは八幡町役場として使われていたそうで
平成10年国の登録文化財に指定されたそうです。

はい、洋館建築好きな私は思わず「素敵〜っ」と思わず感嘆の声(笑)
とはいえ、残念ながら、この日はもう閉館されておりました(涙)
こちらの記念館の2階では、郡上踊り開催期間中には
「郡上踊り体験講習」なるものもあるそうです。
http://www.gujohachiman.com/odori-taiken.html
なるほど。ここで予習してから徹夜踊りに挑むのも良いですね。

さて、しばらくすると…車を駐車して歩いてやってきたKさん登場。

皆さんそろったところで…いざ、踊り会場である
「新町〜橋本町」の十字路へと向かいます。

私たち夫婦は踊り会場に到着してびっくり!
まだ開始して1時間ほどしか経ってないのに
そこには隙間なく老若男女が列をつくり踊る光景が広がっていました。
そして、ほとんどの人が浴衣姿。
「さながら浴衣の見本市ですね。洋服でいる私たちが恥ずかしいぐらい」
と、つぶやく私。
そう、日帰りでの滞在でしたので、この日の私は、
半袖シャツにブーツカットのデニムパンツと
スニーカーで身軽な姿で訪れていたんですね。
うむむ。残念ですね。

と思っているうちに、浴衣姿の3人さんと、
枇杷島のオジ様はスルリと列の中に入り、
何事もなかったように踊り始めるのですからこれまたびっくり。
さすが、踊りのお免状を3つ持っているRさんに至っては
もう手足のさばき方にキレがあるというか…表情も真剣そのもの。
「か、かっこいい!」
同性ながらその踊る姿にほれぼれしてしまいました。
本当、こうやって何か熱中できるものがあるって、素敵です。

しばらくすると郡上踊りの代表的な踊り「かわさき」が始まりました。
※郡上踊りについてはこちらに説明が載ってました。
 参考にしてみてくださいね。
http://www.gujohachiman.com/haku/odori.htm

やぐらの中では歌い手さん達が数人ほど待機。
曲に合わせて、自慢のノドをならし
かわさきを代わる代わる歌っていました。

なんとも趣きある、夏の郡上八幡の夜であります。

私の実家の一宮市ではご存知、七夕まつりがある訳なんですが…
その際には駅前のロータリーにやぐらを組んで盆踊りするんです。
とはいえ、もちろん、その際の曲は録音された音な訳です。
ですから、今回初めてこうして壮観な郡上踊りを見る事ができ
そして生の歌声を聞くことができ本当に感動しました。

実は私の母方の伯父が地元の民謡サークルに若い時分から
入っておりまして…前記の七夕まつりでも、太鼓を叩くほど
大のお祭り好き。
で、その伯父もやっぱり踊りが大好きで…
「郡上の徹夜踊りに行ってきた」という話を
私が小学生の頃からお盆休みになると毎年のように聞いていたので
「毎年行きたくなるほど、楽しいところなんだろうなぁ」とは
子供ながらに思っていたのですが…
その理由が今回、この目で初めて見て、分かった気がします。

もうねぇ。本当、楽しそうなのですよ。
参加しているみんなが。
そしてその踊り会場の雰囲気が。

ああ、来年は踊ってみたいなぁ。
今度お邪魔できた時にはRさんに踊りの手ほどきをしていただきたいなぁ。
とはいえ、Rさん、無事に「猫の子」のお免状はいただけたのかしら?
またいろいろとお話したいなぁ。

初めて訪れた郡上八幡。とても素敵な街でした。
また時間を見てぜひ訪れたいです。
やっぱり次は…来年の郡上踊りに浴衣で参上…ですかねぇ(^^)


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「岐阜県郡上市明宝へ行く:後編」 [旅のはなし]

相方の叔母様の住まいがある郡上市明宝まで出かける事になった私たち夫婦。
http://blog.so-net.ne.jp/yukiwochannel/2007-08-15
そのお話の続きをお届けしています。

さて、道の駅 明宝こと「麿墨(するすみ)の里公園」を後にして
向かうは叔母様のご自宅。

とはいえ、相方が訪れたのは小学生時代で今から約20年ほど前。
『いただいた年賀状の住所からするとこの辺りなんだけどなぁ』
と車の行き来が少ない道をやや減速して進む相方。
『従兄弟のKくんに電話してみようか』と
車を路肩に止めて、携帯電話を手にしたところ…
どこかで見たような車がゆっくりと私たちの車の横を
通過していくではありませんか。
『あぁ!Kくん!』と携帯電話片手に窓越しに驚く相方。
そうなんです。
ちょうど清見から戻ってきたKさんと私たちの車がタイミングよく遭遇。
という訳でKさんの後をついて、車を走らせる相方。
無事に叔母様のご自宅へと到着した訳です。

「なんかどっかで見た車が止まってるなぁと思ったら2人の車だったし」
とKさん、屈託のない笑顔で車からおりるなり話しをし始める。

玄関先では叔母様のご主人が
「いらっしゃい!さあさあ、あがって、あがって」と
私たちを風の通る、南向きの座敷へと案内してくださり
そして相方の従姉妹にあたるKさんの妹さんのRさんが
冷たいお茶を出してくださいました。
Rさんは京都にお勤めするお嬢さんで、
バトミントンにも興じる、Kさん同様アクティブなお方。
この日も片方の足を数日前のバトミントンの試合で捻挫して
痛めていたものの、毎年の郡上踊りは欠かせないようで
「今年はどうしても欲しい踊りの免状があるから絶対行く」
と、今日が初日の郡上踊りについて熱く語ってくれます(^^)
「あ、そういえば…以前に3つほど免状をもらったと…
 先日の法事(注:相方の祖父の四十九日法要)の際に
 お話されてましたよね」と私がふと思い出してお話すると
Rさんは嬉々として
「そうなの!だけど、まだ『猫の子』という踊りの免状が
 もらってなくて…それが、どうしても欲しい免状なの!」と
楽しそうに郡上踊りを語る語る。

すると叔母様が奥から「食べてね」と早速切ったスイカを手に登場。
相方が小さかった頃の話など、相方と共に話が盛り上がります。
『そういえば、おばさん。僕たちが昔遊んだ川ってどこでしたっけ?』
と聞く相方に
「ああ、それなら前の道を戻るとある駐在所の裏に
 川に通じる細い道があるから…それをたどっていけば、あるわよ」
と叔母様、にこにこ顔で教えてくれました。
さすが川の上流だけあって…水が冷たくてきれいな川だと
いうことなので…スイカをいただいた後、私たちは
その川へと行ってみることにしました。

とはいえ、出かけてびっくり!
その川までの道がまるで「けもの道」
本当、ひょっこりタヌキでも出没しそうな感じなのです。
「スニーカーにジーンス姿で良かったわ」とぽつりという私に
『こんなに坂が急で自然な道を下って行ったっけなぁ』と
小さい頃の記憶をたどりながら歩く相方。
すると歩いた先に見えたのはまさにマイナスイオンの世界。

「きれいな景色やねぇ…
 空気も道路に面していたところよりもいくぶんか涼しいね」と私。
『うん。水も冷たいし…何より底が見えるほど澄んでいるね』と相方。
私は思わず川岸にある大きな石の上にこしかけて
流れる水を眺め、手を浸してみましたが…すっかり疲れも吹き飛びます。


疲れを癒すのは人間だけじゃなく…
こんな生き物達も羽根を休めていました。

『よくあそこから飛び込んでね…あの辺りはすごく深いんだよ』
と小さい頃の記憶を少しずつ思い出し辺りを指差しては
いろいろなことを私に教えてくれる相方の顔はとてもうれしそう。
しばらく美しい川を満喫して、その場を後にしました。

さて叔母様の家へ戻ると叔母様のご主人やKさんが
何やら玄関先の庭に何やらセッティングを開始。
今日は叔母様のご主人のお姉さんにあたる方も
お嬢さんを連れて遊びに来られていることもあり
私たちも含め、みんなでバーベキューをしようということに。

お肉はもちろん、タマネギやゆでたトウモロコシなど
新鮮な野菜も乗せて焼く事数分。
いやはや、どれも美味しいこと、この上ないです。
夕方になり山から吹く風も涼しく、
火を囲むバーベキューも随分楽になってきます。
さらにはつい2日ほど前に
釣り好きなKさんがつり上げてきた大小様々な
川魚(たぶんイワナですね)も最後には登場して
その身のやわらかさと骨までしっかり食べる事のできる
新鮮な川魚に相方も私も感動。

とはいえ、山菜好きな私が一番感動したのは
この日、名古屋から帰省していらっしゃった
叔母様のご主人の弟さんにあたるオジ様が
「これはウマイよ!」とすすめてくださった
ミョウガを縦半分に切ったものを梅酢に漬けたもの。
「なんて美味しいの!」
もともとミョウガ好きな私にとってはもう感動も倍。
この暑い時期、この梅酢に漬けることにより
口あたりもよりさっぱりとして、
なおかつ、胃がすぅーっとするのです。
『うちの嫁さん、こういう山菜ものが本当好きなんですよ』と
相方が言うと
「そうか、そうか」とオジ様、にこにこ顔。
いやあ、美味しいものをたくさんいただくことができました。
叔母様の家を後にする際、お礼を言う私たち夫婦に
「また遊びにいらっしゃい」と、叔母様はにこにこ顔。
楽しいひとときを過ごした
叔母様の家を後にした私たち夫婦でありました。

さて、この後私たちが最後に向かうのは…
そう、郡上市に夏に来たならあれを見なくては帰れません。
それは「郡上踊り」
話にはよく聞いてはいたのですが、なにぶん見るのは今回が初めて。
さて、どうなることやら…
Kさん運転の車の後に続き、私たちも車で向かいます。

続きは「郡上踊りを初めて見る」にて。


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「岐阜県郡上市明宝へ行く:前編」 [旅のはなし]

結婚してからというもの…
うちの相方のご実家経由で山菜をいただくことが多くなりました。
それは、お義父さんの方の親戚で
岐阜県郡上市の明宝にお住まいの叔母様がいらっしゃって
その方が事あるごとに相方のご実家へと届けてくれる訳です。

で、お義母さんがその届けてくれたものを
私に小分けしてくれるという流れです。

私が小さい頃、庭に生えていたミョウガ、つくし、ふきが
当たり前のように生えておりまして…
(現在は近所の無神経なおばさま方に強奪された結果、ほとんどありません…笑)
これらを母が料理して食べて大きくなったせいか
私は大の山菜好き。

その話を郡上の叔母様に話をしたところ
『今度遊びにいらっしゃいよ』ということに。
山菜の時期は5月頃とはいえ、
夏は、郡上踊りもあるし、涼しいよというお話もあって
「お盆休みは出かけてみようか」となった私たち夫婦。
8月13日(月)朝10時頃に家を出て、
高速を使わず、下道である国道を使って
岐阜県郡上市明宝へと向かいました。

が…予想通り、渋滞。
関市にほど近い相方の実家近辺まで出るのに
通常なら30分そこそこなのに…
この日は50分が経過。

「これは持久戦ですねぇ」

相方の愛蔵盤のテクノミュージックを聴きながら
小さい頃、一度だけ相方が遊びに出かけた
郡上の叔母様の家での出来事を話に聞きながら
マイペースに進む私たち。
お昼頃に、美並地区に入り、
ホテル郡上八幡の近くにあるお店で
名物「鶏ちゃん焼き」の定食を頼んでみました。

鶏ちゃん焼きとは、鉄板などに
味噌だれで味付けをした鶏肉と野菜(キャベツなど)を
一緒に焼くという料理。
この地方の郷土料理でもあります。
http://www.keichanyaki.com/archive/14/12.html
そうですね…北海道の鮭を使った味噌焼き料理
「ちゃんちゃん焼き」に似ているかもしれませんね。

この定食。意外に鶏肉が多くて女性の私は、おなかいっぱいでございました。
ちなみにこのお店のある敷地の裏の駐車場に池があったのですが
そこにいた狸の親子がなんとも、いい味出してました。

さて、おなかを満たしたところで、もうひと走り…
それにしても…
私たちの住まいの空と違い、こちらの青くて近い空にちょっと感動。

そして、道の駅明宝こと「麿墨(するすみ)の里公園」に立ち寄りました。
案の定、様々なお土産が販売されていたので
自分たち用にと郡上味噌や枝豆入りの刺身こんにゃく
栃のみせんべい、ふりかけ好きな彼のチョイスで
「飛騨牛肉ふりかけ」を選んだのでした(^^)

さて、気になったのが駐車場にあった銅像。

これは平家物語でも伝えられている宇治川の合戦で
梶原源太景季(かじわらげんたかげすえ)を乗せて見事に
激流の宇治川を勇敢に渡りきったという
「麿墨(するすみ)」という馬の銅像。
今から800年前の明宝は当時、馬の産地とも言われていたそう。
この明宝の「吉良(きら)という地域で生まれ、
たくましく育ったことを記念して「麿墨(するすみ)」の銅像が
たてられたのだそうです。

五平餅を1本買って、代わる代わる、かぶりつく夫婦2人(笑)
ここで相方、携帯電話で連絡を取る。
携帯電話の向こうの相手は
20年前、相方が小学生時分に叔母様の家を訪れた際
川遊びなど、何かと面倒を見てくれたという
相方より年上の従兄弟のKさん。
『Kくん、明宝の道の駅まで来たんだけど…』と状況報告すると
Kさんは
「今、自分は、清見の方まで遊びに来ているけど
 自宅にはみんないるから、ぼちぼちおいで」
とのこと。
この道の駅から叔母様のご自宅まで、あとひと息…
ということで、再び車にエンジンをかけて私たち、先へと進みます。

後半につづく。


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「崎陽軒のお赤飯弁当」 [旅のはなし]

さて…あれから山手辺りを散策していたユキヲ。
無事に念願の洋館建築を堪能できたのは良かったのですが…
結構な傾斜度の坂道と真夏を思わせる強い日差しにクラクラ。
相方と待ち合わせの場所にと打ち合わせた「横浜大世界」に何とか到着。
それからの横浜中華街の人ごみにびっくり!
早々に切り上げて…ふらふらになりながら赤レンガ倉庫もある「みなとみらい」へ。
しかし…ここも人だらけ(*_*)
すっかりくたびれてしまいました(+.+)(-.-)(_ _)。
そんな中で帰りは崎陽軒のお赤飯弁当なるものを購入。
もちろんシューマイ入り。
少しばかり、疲労も和らいだ気がします(^-^)v


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「横浜・山手辺りを散策中」 [旅のはなし]

こんにちは。
昨日から横浜探検中のユキヲです。
洋館建築好きの私は、ただいま山手辺りを散策中。

写真はイギリス館です。
そして相方はと言えば…ほど近い中華街を散策中。
私達夫婦にはよくある一部別行動ですヾ(^_^;
これから何件かの洋館建築を観てから、昼頃には再び相方と合流します。


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「大珍楼にて夕食」 [旅のはなし]

「北京ダックが食べたい」という私のリクエストに応えて
横浜中華街にある「大珍楼」を相方が予約してくれました。
コース料理を頼んだので他にもいろいろな料理を口にすることができ大満足。
最後のタピオカとカボチャのミルクと甘味飲茶の胡麻団子も絶品でした(^-^)
とはいえ昼のラーメン食べたのが午後3時だったこともあり…
「く、苦しい…σ(^◇^;)。。。」
いやはや贅沢させていただきましたm(_ _)m


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「中華街にて中国茶を堪能」 [旅のはなし]

無事に中華街に到着。
夕食をとあるお店で予約したのですがまだ時間があるので中国茶のお店でひと休み。
お茶器がかわいらしくてステキです(^-^)
凍頂烏龍を頼みましたが薫りが良く大変おいしゅうございました。


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「新横浜ラーメン博物館」 [旅のはなし]

実はゴールデンウィークのお休みを利用して横浜に来ました。
で、ラーメン好きの夫婦が来たのは新横浜ラーメン博物館。
映画「三丁目の夕日」のような館内は…人だらけ
(仕方がないですよね…ゴールデンウィークですから…笑)
熊本ラーメン「こむらさき」を食べるために1時間近く並びました(+.+)(-.-)(_ _)…
いやぁ…おいしくいただきました(^-^)v


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「名古屋駅前にロンドンバス」 [旅のはなし]

何かのイベントみたいでペインティングされたロンドンバスが名古屋駅前に登場。
イギリスに2度ほど出かけましたが
結局現地では乗らなかった私(苦笑)
とはいえやっぱりキュートだなぁロンドンバス。


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「国立新美術館に行ってみました」 [旅のはなし]

さて念願の「国立新美術館」に到着。
この外観が見たかったのであえて「大江戸線の六本木駅」から歩いた私です。
到着したのが午後3時過ぎだったせいか、チケット売り場も
そしていざ入館したときの印象も、さほど混雑は感じませんでした。
やはり館内が広いからなんでしょうか?
で、まずは黒川紀章展を見た私。
建築模型や大判にプリントされた写真を大胆に使う会場構成に驚かされました。このクオリティで無料って…素晴らしい(T_T)
実はここで「年明けの大吉の威力か?」と思わずにはいられない出来事に遭遇。
それについてはまた帰宅後に…
もうひとつ「20世紀美術探検」(有料)という企画展示を見た後に…
六本木ヒルズ内の「森美術館」に向かいます。


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「江戸東京博物館へ行ってみました」 [旅のはなし]

予定よりスムーズに来たので…「国立新美術館」に向かう前に、思い切って以前より訪れてみたかった「江戸東京博物館」に向かいました。
私、ジオラマ大好きなんですが…
江戸時代の町人の風景を再現したジオラマには、ただただ感動!
その他にも明治時代の街並や鹿鳴館、そしてニコライ堂のジオラマには、
洋館建築好きもあいまって…テンション上がりっぱなし(笑)
中でも等身大で歌舞伎を再現した舞台は圧巻でした!
(模型で歌舞伎の舞台の仕掛けも見ることができて大変面白かったです)
さて、これから大本命の「国立新美術館」に向かいます。


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「国立近代美術館のレストランでランチ」 [旅のはなし]

朝が早かったのでいつもより早くおなかが空きました(苦笑)
ということで…国立近代美術館内にあるレストランで「ハーブローストチキンのローズマリー風味」を注文。
これに400円をプラスしてセットにすると…
パン(クロワッサンかフランスパンのどちらかをチョイス)、ポタージュ(今日はカブとカリフラワーのポタージュ)、ミニデザートがついてきました。
では、いただきます(^-^)


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「東京国立近代美術館に到着」 [旅のはなし]

晴れ女の実力発揮?
数日前の天気予報では終日雨との予報でしたが…
なんとか曇で持ちこたえてくれています。
さて国立近代美術館の工芸館にて「松田権六の世界」を観賞。
日本の美を堪能いたしました。
こちらの工芸館の建物は重要文化財「旧近衛師団司令部庁舎」
洋風建築に興味のある私には大変うれしい建物でした。


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