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「山陽青空市桃の里店」 [食べ物のはなし]

実は岡山県立美術館に向かう前に赤磐市に直行した私たち。

山陽青空市.jpg

「山陽青空市桃の里店」
山陽自動車道山陽ICから約10分。
午後4時には閉店してしまうので、先にこちらにお邪魔したという訳です。

さて、何故に赤磐市に真っ直ぐ到着したのか?
これには理由がありまして…実は昨年、ダンナさんが一人、公共交通機関を乗り継いで、赤磐市で行われた「第3回あかいわ映画祭り」に出掛けたのです。
その時に、来場者に紹介されたのが、ここ赤磐市で穫れたという「桃」
当時、会場では地元で穫れた桃をリーズナブルなお値段で1個単位で販売され、購入者にはその場でいただけるというサービスも。
もちろん、ダンナさんは、その場で皮をむいていただいた桃にかぶりつき…「旨い!」
その美味しさに感動したという訳です。
そんな昨年の出来事を踏まえての…今回、赤磐市内の産直市場に直行ということなんですね。

お邪魔したのは、11時半過ぎ。
今が旬の桃はもちろんのこと、葡萄も所狭しと並んでいます。
桃も葡萄も大好物な夫婦

「これは夢ですか?」
夢ではないです。朝7時前に岐阜を出発し、5時間近く、高速を走らせた結果の現実です。

とはいえ、この後、岡山城と岡山県立美術館に行かねばなりませんから、迅速なお買物が必須。
さて、どれを選ぶ?

桃の箱.jpg
桃.jpg

ということで…選んだ桃は…白皇
誕生のきっかけは、8月下旬に収穫可能な晩生の白桃の品種が少なかったことから、味に優れた白桃の開発が強く望まれた背景があります。
大玉で甘い果汁が特長の「おかやま夢白桃」と、ほどよい身の硬さが特長の「白麗」をかけあわせ、岡山県独自の育成を行う「農業研究所」が10年の月日をかけて、開発・育成した新ブランドの桃が、この「白皇」という訳です。
2016年3月22日に登録された、新しい品種です。

その名の通り、白い肌が特長の桃ですが…中を切ってみると…

桃カット.jpg

「種の周囲は鮮やかな朱色」

このコントラスト、美しいですね。

お買い上げした翌日にいただいた時には、やや固めで、フレッシュな味わいを楽しめましたし、数日自宅に置いて、追熟させてからいただいたところ…
「絶品」

ぶどう2種.jpg

さらに…葡萄は、オーロラブラック、ピオーネ…この2つを選びました。

「オーロラブラック」は、最近、この季節になると、洋菓子店でこの品種を使ったスウィーツをよく目にしていたので個人的に気になっていた品種でしたが、こちらの品種は岡山県農業試験場が自然交配から育成した岡山県オリジナルの品種。
成熟期が8月中旬〜9月上旬とニューピオーネよりやや早いので、お盆前に出荷ができる上に、房から粒が取れにくく、収穫後も日持ちがすることから輸送にも優れた品種でもあるそう。
「だから東海地方の洋菓子店でも、よく見かける品種なのか」
そう、洋菓子店でも重宝される理由がもうひとつ。
糖度が高い上に、種なし、そして皮が薄いことから皮ごと食べられるんです。
これはね…「余すところなく葡萄を味わいたい私のような葡萄ファンにとってはこの上ない喜び」
そして粒が大きく、食べごたえがあるのも嬉しいですね。

ピオーネ包.jpg

「ピオーネ」は、おなじみの品種ですね。
こちらは適度な酸味を持ちつつ、濃厚な味わいと、しっかりとした果肉です。

ぶどう皿盛り.jpg

どちらも種がないタイプなので、まぁ、葡萄好きな2人にかかれば、あっという間です。
「どちらも美味しいけど…やはりオーロラブラックかしら」
あの大粒ながらも甘味が強く、そして皮ごと味わえるところに大満足です。

ロングドライブの甲斐があったというところでしょうか。
ぜひまたの機会に味わいたいお味でした。

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