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「アクア・トトぎふで遊ぶ夫婦(後編)」 [旅のはなし]

ある晴れた日曜日にお出かけしたお話の前編
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2008-03-17#more
こちらの続きでございます。

「面白かったわぁ…」
と、すっかり施設の内部を満喫した私達夫婦の前に登場したのは、

「アシカショー」の案内看板。

「ねぇねぇ、あと30分後にちょうど3時からのショーがあるって」と私。

『へぇ…アシカねぇ…』と相方。

2人とも興味津々なところに…スタッフさんの声が耳に入る。

『ショーの終了後にアシカとのふれあいができます〜
 アシカのマリンちゃんと握手などができますよ〜
 おひとり様、300円で、ふれあいチケットの販売をしております。
 先着順でなくなり次第終了となりますのでお早めに…』

い、今、何とおっしゃいました?

「ア、アシカと握手…」

数秒の沈黙の後

「えぇ〜?!」

動物好きな夫婦が素通りする訳がない(爆笑)

「大人2人、お願いします」

即、ゲットしたのでありました。

さて、早々に前の方の位置を陣取って、待つこと20分…
待ちにまったアシカショーが始まりました。

今日、ショーを披露してくれるのは
カリフォルニアアシカの「マリン」ちゃん。
ここの施設に来て2年。
マリンちゃんとトレーナーさん.jpg
トレーナーさんが「じゃあ、マリンちゃん、お客さんにあいさつしようね」と
マリンちゃんに挨拶をうながすと…
マリンちゃん声を出す.jpg
このかわいい姿を気持ちよく裏切るような
まるで男声のバスのような重低音の『オ”オ”ーッ』という声(笑)
お客さんからは笑い声が出てくる。

で、今度はお客さんの近くでごあいさつ…
という訳で観客席をペタペタと移動しながら一旦停止しては
『オ”オ”ーッ』
と、ごあいさつ。
お客さん達、さらに大ウケ。
ただ、小さいお子様にはちょっと、刺激が強すぎたようで…
お母さんの胸に顔をうずめる子も(^^;)

さて、ステージに戻ると今度はマリンちゃんが得意の芸を披露。

といってもそれがちょっとしたストーリー仕立てになっていて
なかなかコミカル。

ステージにはペットボトルが2本ほど放置されており
『マリンちゃん、海にこういうもの捨てちゃいけないよね』
とトレーナーさんが説明すると
マリンちゃん、
『シュルシュルシュル…』と滑るようにステージを移動し、
ペットボトルをくわえて、トレーナーさんが片手に持ったくずかごへ
ちゃんと捨ててくれます。

そしてトレーナーさんが
『じゃあ、ここにゴミを捨てないでと…
 書いて看板を立てておこうね』
とホワイトボード片手に登場し
マリンちゃんがペンを口にくわえてサラサラサラ…

「マリンちゃん、字かけるんだ!」と、驚きながら見ていた私たちに
トレーナーさんが見せてくれたのは…まさに「アシカ語」(笑)
きっと、分かる人には分かると思います。
気になる方は、ぜひショーをご覧ください(^^)

そして得意なキャッチボールや輪投げを披露。
マリンちゃんと輪なげ.jpg
最後には、観客で手を挙げてスタッフさんから選ばれた子供達から
ボールや輪を投げてもらい、マリンちゃんは首を器用に動かして上手に動かしてキャッチ!

子供なので、中にはかなり危険な投げ方もあり(苦笑)
大人な私たちはヒヤヒヤしていましたが…
全てキャッチしたマリンちゃん!
「おぉ〜」
いろいろな意味ですごいっ。

という訳で10分間のショーは終了となりました。
10分でしたけど、ステージと観客との距離が近いですし…
(まさかマリンちゃんが一周してごあいさつしてくれるとは!)
期待以上に楽しいショーでした。

さて、ショーが終わっても、私達夫婦にはもうひとつのお楽しみが…
そうです。マリンちゃんとのふれあいタイムです。

まず最初にアルコール系の消毒スプレーをスタッフの方に手にかけてもらい
私たちも清潔な状態でマリンちゃんとふれあうことになります。

本日のショーを担当していたトレーナーさんより
『マリンちゃんは、私のホイッスルの合図でOKという指示を理解します。
 ですので、握手やキスの途中で急に手を離したり、その場を離れたりするのは
 マリンちゃんもびっくりしてしまうので、気をつけてくださいね』
と、マリンちゃんとふれあうための説明があります。
そして、握手の合図と頬にキスする合図を教えてもらいます。

握手をする時にはゆっくりと右手をマリンちゃんの前に出す。

そして頬にキスをしてもらう時には、「チョンチョン」と
右手の人差し指で2回、キスしてもらいたい頬に触れます。

さて、注意事項と合図の説明が終わったところで
1人、1人順番にふれあいタイムとなりました。

小さいお子さん達にまじって、私達夫婦が5番目、6番目に並ぶ(笑)

ちびっ子達は、スタンバイしていたお父さんやお母さんに
カメラで撮ってもらってました。
中にはおっかなびっくり立って、マリンちゃんの手を握っている子もいて
なんともほほえましい光景でした。

さて、私たちはといいますと…

近くにいたスタッフの方にシャッターを押していただきました。

マリンちゃんの手を握った感想
マリンちゃんと握手.jpg
「ダイビングの足ひれみたい」

そして頬にキスしてもらった感想。
マリンちゃんとふれあう.jpg
「マリンちゃんの口からは、ほのかに磯の香りが…(笑)」
たぶん、お魚を食べているからだと思います(^^)

以前に南知多ビーチランドにも出かけましたけど
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2006-06-23-4
ふれあうタイミングを逃したのもあったけど…
アシカショーは、ショーのみでしたし、
あそこでイルカに触れるのは…本当に運任せなので(苦笑)
そういう意味で今回は、本当に貴重な体験をさせてもらいました。
めったにアシカの手には触れられませんからね(^^)v

相方さんも
『マリンちゃんは磯の香りがする』と笑いながらも
非常にご満悦でありました。

さて、「アクア・トトぎふ」は当日であれば再入場が可能。
という訳でもう一回、コツメカワウソ見るために再入場した私たち。
すっかり1日満喫したのでありました。

ちゃっかり私はガイドブッグを購入。
というのも、コツメカワウソもカエルも、
絶妙なアングルの写真が多く掲載されていたし
何より、施設の裏側などの情報もあってなかなか充実した
ガイドブックだったので。
それに、まだまだ自分の知らない魚ってたくさんいるなと痛感したし…
また次回来る時までに熟読しようかと(^^)

とはいえ、一番気になったのは「年間パスポート」
大人は2800円。

1日の入場券が1400円なので…

「2回出かけたら元とれちゃうよね」と私。

『車で走ればすぐだから…また夏とか秋とか行けるかもねぇ』と相方。

お金の話をすると生々しいですが…
最初は1400円の入場料は高いなぁと思ってましたけど
中に入って納得。

「この施設を維持していくには、やっぱり大人1400円だわ」と。

本当、すばらしい施設でしたよ。
何より、淡水魚があんなに種類が豊富だとは…いい勉強にないましたよ。
とはいえ、ユキヲは…
あの、忙しく動き回るコツメカワウソとでっかいピラルクーが見たいなぁ。
そうそう、マリンちゃんもね。

「そのうち、パスポート…作るかも」

なんとなくそんな気がする今日この頃です。

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コメント 4

飛騨の忍者 ぼぼ影

ちょっと、ユースケサンタマリア似のトレーナーさん。

by 飛騨の忍者 ぼぼ影 (2008-03-18 13:42) 

whitered

すごく癒されますね~。百獣の王ばかりが動物ではない、こういった弱そうな動物たちも一緒に地球に住んでいるのが実感されますね。それにしても、アクア・トトぎふのスタッフの意気込みがただものではないですね。晴れた日に動物たちのけなげさが見えるひとときでしたね。
by whitered (2008-03-18 21:23) 

ユキヲ

> 飛騨の忍者 ぼぼ影さんへ
nice&コメントありがとうございます。
あ、これ。アングルのせいもあると思いますよ。
3Dで見たら「ゆず」の一人に似てるなぁ…と。あ、私の感想ですけどね。
by ユキヲ (2008-03-18 22:18) 

ユキヲ

>whiteredさんへ
nice&コメントありがとうございました。
そうですねぇ。ライオンや象だけが、動物ではありませんものね。
むしろ、川の近くに住んでいる私たちなんかには
「アマゴ」や「メダカ」という生き物に妙に親近感がわいたりします。
それにしても、家からそんなに遠くないところに
こんな素敵な所があったとは…晴れた日曜日は大きな収穫がありました。
by ユキヲ (2008-03-18 22:48) 

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