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最後に残った1本の親知らずを抜きました。 [今日のヒトリゴト]

実は昨年、2020年の11月のある日のお話。
普段、歯の治療については、住まいの近隣の歯科医院でお世話になっているのですが…右上奥にあった最後に残った1本の親知らずが奥歯の歯根から奥歯を頭突きするように生えていたことから歯根が上顎洞にも相当接近しており開通も危ぶまれるため、2019年の春同様、大学の付属病院の口腔外科にお世話になって抜歯となりました。

これまでに20代に左下奥、30代に右下奥、そして昨年の春、40代で左上奥と段階的に抜歯した私。

今回の右上も前回抜歯した左上同様、すでに頭が見えていたので当時の担当医からは「左上の抜歯したところが落ち着いたら、右上もということにしましょう」となった訳です。
というのも…抜歯後は、どうしても反対の奥歯メインで咀嚼をしなくてはいけなくなるため、食事に問題ない段階までに回復しなくては次の抜歯も出来ないという訳。
実は前回、抜歯した後…奥歯の裏側の本来なら歯肉に覆われている部分が一部露わになり知覚過敏が酷く、落ち着くまでに時間ががかり、残り1本の親知らずの抜歯をしようとなった時には、2020年の春に。

ところが…折しもコロナウイルスの感染拡大により、不要不急の外来についてはご遠慮くださいということと、やはり出血が伴うことですので、自分としても処置するタイミングを慎重に見極めていました。
とはいえ…問題の親知らずは、既に頭が見えており、歯茎のくぼみが大きくなり食べ物が滞留しやすく口腔ケアも難しくなり…奥歯が虫歯になるリスクも増えるとのことで地元の歯科医院の先生からも「早く抜歯した方が良い」と助言され『年末年始は美味しいもの食べたい』と腹をくくり、いよいよ抜歯となった訳です。

2019年に抜歯した時にも書いた話ですが…岐阜在住なのに名古屋にした理由。
岐阜は車がないと生活できないような所なので私みたいに普段、公共交通機関で県外通勤な人は平日、バスに乗って市内の端にある大学の付属病院に通うなんて時間読めないし面倒なんですよね。

「岐阜の官公庁なんかが良い例で…たいてい車ありきでないと移動が難しい」
他県はもちろんのこと、地元民の利便性を考えているとは到底思えないあの立地。
「これから高齢者ドライバーが免許を返納したりするじゃないですか…困ると思うんだよ」
あ、話それた(そして結構なディスりよう…苦笑)

そう考えると、名古屋に通勤している身としては…地下鉄で職場から20分で移動できる名古屋の病院の方が楽な訳で。
抜歯などは大抵平日にしか実施されないため移動距離&その後のケアを考えると職場に近い地下鉄の沿線上にある名古屋にある大学の付属病院の方が都合が良いからです。

ちなみに前回、抜歯の担当してくださった先生は、退職されていたため、紹介状を持参しての再診となった大学の付属病院では、ほぼ初診と同等の扱いとなり、担当医を決めるところからスタート。とはいえ、朗らかな男性の先生が担当してくれることとなり、レントゲン撮影をした私の奥歯を見ながらの処置の説明も丁寧で分かりやすく、安心してお任せすることができました。そして抜歯の日程を決め、その日の診察は終了。

抜歯当日の頃には、仕事もだいぶ落ち着いてきたので、有給休暇を取り、名古屋高島屋で開催中の東北の物産展で限定ラーメンを食べ、気になっていた松坂屋美術館で開催中のよみがえる正倉院宝物展に出掛けてと、有意義に時間を過ごした後に病院に。
担当の先生が自分の抜歯の前に別の手術を担当されていたため、私の診察&抜歯も30分遅れに…
「まぁ、Nintendo Switch持参でどうぶつの森やってたんで問題ないんですが…」
さすがに親知らずの抜歯4度目となるとここまで余裕があるんですねぇ。

さて、30分遅れでいよいよ抜歯となりました。
『親知らずがそのままスムーズに抜歯できたら、歯をお持ち帰りしたいんですが…』
という唐突な申し出にも
「いいですよ!後で洗浄してお渡ししますね。とはいえ、奥歯にかぶせものがあるので、それが脱落しないように注意して抜歯しないとですね」と先生、相変わらず朗らかながらも、慎重に準備を進めてくださり…そして麻酔をかけた後…あっという間に親知らずは抜けました。

たぶん、これまでの親知らずの抜歯史上、最速の抜歯。
ちなみに抜歯した歯も綺麗な状態でして…無事にお持ち帰りしました。

IMG_8795.jpg

そのまま撮影するのはアレなので…デッサンで。立派な歯でした。あなた、よくこの年まで奥歯に潜んでいたねぇ。(しみじみ)

それにしても…親知らずの最初の抜歯が下あご&歯を分割して抜歯するという工程だったため、当時痛みが尋常ではなかったんですが(食事もあまり満足にとれずにいたことはよく覚えている)それと比べ、上あごの抜歯のスムーズなこと&痛みの少ないことには驚きですね。
ひとまず無事に私の口内からは親知らずは全て消滅いたしました。

それからしばらくして…コロナウイルスの感染者が激増して、再び緊急事態宣言が発令されることに…
ある意味、タイミングよく抜歯できたなぁ。
なんとも綱渡りな治療となりましたけど…結果オーライでしょう。

とはいえ、口腔ケアは普段から大切なこと。
抜歯後は前回同様、奥深い穴となっているため、ブラッシングに気をつけて、残りの歯も含めたケアにつとめたいと思います。
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