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「10月6日(日)・久しぶりに名古屋港水族館に行く」 [旅のはなし]

名古屋港ガーデン埠頭で、南極観測船(砕氷船)しらせを
心ゆくまで見学した後
ガーデンビル内のレストランで鉄火丼食べて落ち着いた訳ですが…
https://yukiwochannel.blog.ss-blog.jp/2019-11-19

「せっかく、ここまで来たなら、水族館行こうか?」

ということで水族館に向かうことに。

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ガーデン埠頭からブリッジを渡って振り返ると…

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「南極観測船ふじ・しらせが並ぶ姿が見えました」

感動です。

「あれだね…兄弟みたいだ」

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さて、名古屋港水族館の前に立つ自分。

「以前に来たのはいつだったか…」

私が前に来た時にはシャチはいなかったし、
私が来た頃の名古屋港水族館は南館だけでした。
ええ、入口は現在の出口にあたる場所だったのですよ。
お分かりですか?
北館が開館したのは2001年です。

「やはり、もう20年近く前か…」

恐ろしい…月日の流れ。

そんな訳で現在の入口は北館から。
お邪魔しますよ…と入館すると…
いきなりベルーガとシャチとご対面。

シャチ、大きかったです。
水槽の上部を泳いでいたので上手くカメラにおさめることができず無念。
その向かいの水槽で泳いでいたのが、シロイルカともよばれるベルーガ

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「ベルーガが泳ぐたびに、カラダがフニフニっと揺れて通り過ぎるのが地味にツボ」

寒い地域に生息しているベルーガは、
体内に脂肪を蓄えていて冷たい海水から身を守っているそうです。

「だから、フニフニなのね…」

水中に漂うボールをくわえて泳ぐ子もいたりと
ずーっと見ていても飽きないです。

ええっと、まだ入ってすぐの場所なので次行きますね。

ちょうど、外にある「しおかぜ広場」にある「ごまちゃんデッキ」で
ケープペンキンのえさやりが見学できるというので
そちらに向かうことに。

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ペンギンたちのガラス張りの住まいのドアが開くと…

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階段をヨチヨチと下りてくるケープペンギン。

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ちなみに手前にいる模様がはっきりしないのが、まだ子どものペンギン。
奥にいる成長したペンギンと比べるとよく分かります。

午前中にもエサをもらっているので、
お腹が満足なペンギンさん達は、ガラス張りの住まいでのんびり。
お腹を空かせたペンギンさんは勢いよく飼育員さんに
お魚をもらいに行っていました。

エサやりをする飼育員さんの横で、メモする飼育員さん。
どのペンギンがどれぐらいエサを食べたかを記しているそう。
羽根の付け根に印があって、そちらで見分けているそうです。

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ちなみにペンギンの住まいの横には、ゴマフアザラシが2匹おりまして…
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ちょうど体調チェックだったのか1匹は飼育員さんに採血をされていました。

1人の飼育員さんがエサを片手に落ち着かせながらのファインプレー。

さて、もう1匹のゴマフアザラシさんはといいますと…
ご覧の表情。

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「なんか…温泉に入っているみたいな…穏やかな表情」

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愛らしいです。

さて続いては…南館に。
10月4日が語呂合わせで「いわしの日」とのことで…
この日はちょっとしたイベントが。

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「はっ!でえたらぼっちさんがいるよ!」

はい、浜乙女さんのキャラクターですね。
https://www.hamaotome.co.jp/detara/

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浜乙女さんから発売されている「いわしのふりかけ」
こちらのサンプル品が、いわしの日にちなんで配布されていました。

はい、これ大好きで我が家では普段から食べてます。
ありがとうございます。

さて、名古屋港水族館といえば…近年、有名になったのが…

「いわしのトルネード」
http://www.nagoyaaqua.jp/south/2014103118022628.html

南館の2階にある「黒潮大水槽」で見ることができるのですが、
間もなく始まるとのことで、大水槽の前で待機することに。
日曜ということもあって、あっという間にフロアには人で埋め尽くされて
「やはり人気のショーなのね」と改めて人気の高さを知るという。

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10月ということもあり、この日はハロウィーンらしい曲に合わせ
ライティングもオレンジを基調としたシックなカラー。
ちょっと暗めということもあり、
来館された小さいお子さんの中には怖がって泣いてしまっている子も。

今回、初めて見ましたが…イワシがね…3万5000匹もいると
こうも大迫力なのかと、驚きましたね。
とにかく青魚なので、ライトを浴びると美しいのですよ。
それが縦に横に上に下にと群れで大水槽の中を泳ぎ回るのですから…

「圧巻の一言」

いいもの見たわ…

そしてこの小さい魚の群れに思わず、
レオ・レオニの「スイミー」を思い出したのでした。

私は午後からの回の最初に見たのですが、ショーが終わってから
ふと振り返ると…

「すでに、次の回の観覧を待つ来場者が多数、控えております」

人気のショーであることを改めて実感いたしました。

さて、続いては日本の海を拝見。

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ウツボを見て
「やっぱり…蒲田くんに似てるよねぇ…」と、しみじみ。
(蒲田くんとは、映画「シン・ゴジラ」に登場する第二形態のゴジラこと)

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タカアシガニ

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トラサメは、卵も一緒に飼育されていました

日本の海の水槽のお写真が少なめなのは
近年、水族館にあちこち出掛けているので
(随分前に宮島水族館、一昨年に鳥羽水族館、昨年は、のとじま水族館)
「あー、いるねぇ…」とある意味、確認のようか感じで
サラリと鑑賞したのでした。

とはいえ、この辺りの展示はなんとなく記憶にあるなぁ…と思って
角を曲がると…

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「あぁ!これ絶対、昔見た!」

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そう、古代の潜水具の展示。
深い海に潜っているイメージを演出するためなのか
ライト少なめなので、少々おどろおどろしい感じも醸し出してます。
ええ、嫌いじゃないです(笑)

そして進んだ先には…

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「チンアナゴ!」

最近の私、チンアナゴ大好きで…

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「昨年出掛けた、のとじま水族館で
 チンアナゴの抱き枕、買ってしまったもの」
どんだけ好きなの?(笑)

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たまにこんなことして遊んでますが…

抱き枕の件は置いといて…

チンアナゴ、かわいいじゃないですか…ユラユラと…ねぇ。

「ずーっと見ていられる」(ベルーガに続いて、この日、2度目)

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水槽の上にはハロウィンらしいディスプレイに(笑)

「うちの抱き枕とはちょっと違うんだ」

うちのはもっとフニっとしています(どうでもいい情報)

はい、もう少し展示もあるので先を急ぎましょうね。

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名古屋港水族館と言えば…「ウミガメ」です。
http://www.nagoyaaqua.jp/south/2014092415305124.html

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繁殖にも力を入れており、
ここでは、ちょうど2年ほど飼育した小さいウミガメも合わせて展示。
必死に泳ぐ姿がかわいいです。

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成長したウミガメたちの、悠々と泳ぐ姿に癒されます。

「この辺りは、なんとなく記憶にあるフロアだわ」

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と、フロアの隅が暗くなっているので何かなと思って覗いてみたら…

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「フクロモモンガ」

お休み中で、必死に角度を違えて覗いてみましたが…

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「綺麗に丸まってお休み中のため
 ファーでできたボール状のバックチャームにしか見えず」

ま、仕方ないですね。

さて、続いては…

「南極の海」

さきほど南極観測船しらせを見学したばかりなので
俄然、テンションがあがります。

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ナンキョクオキアミ!
さっき「しらせ」の船内で拝見したのは
ホルマリン漬けで脱色していたけど…
名古屋港水族館では生きている状態で展示されていました。

ということなんですが…
肝心の撮影した写真がないのは、
オキアミさん、小さい上にあちこち泳ぎまわるので、
iPhoneのカメラで撮影するのには厳しくて…すいません。

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でもね、このナンキョクオキアミを飼育しているのは実はスゴいことなんです。

世界初ナンキョクオキアミの繁殖
http://www.nagoyaaqua.jp/preserve/2014103015014862.html

などなど…
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他にも、南極に生息する生き物が生体展示されています。
貴重なんです。

そして、こちらも大好きな動物です。

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「ペンギン」

これはもう10代の頃から大好き。

その昔…

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「yukiwoちゃんってモノクロの動物好きだよね?」

と言われましたが…

「ペンギン、シロクマ、ツバメ…最近ではチンアナゴ…」
見事にモノクロだわ。

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そしてこちらの水槽のガラスも控えめにハロウィン。

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ペンギンの解説パネルもありました。

先に進むと…

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各ペンギンの実物大模型のエリアが、がっつりハロウィンの仮装でした(笑)



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そしてクラゲ。

ライティングが綺麗で、クラゲが映えるわ。

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ちょっと変わったクラゲもいました。

ということで、久しぶりの名古屋港水族館を満喫いたしました。

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出口を抜けた前にあったこのペンギンの像も見覚えあるなぁ。

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ポストもありました。

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帰り際に名残おしくてもう一度周りを撮影する人がココに。

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いやはや、しらせ見学して名古屋港水族館も訪れて…濃い1日でした。

さて、本日のおみやげは?

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タオル

あ…パターン柄が…

「チンアナゴ」

本当、好きだな(笑)

あとは知人へのおみやげは

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「クッピーラムネ 名古屋港水族館バージョン」

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名古屋港水族館オリジナルのペーパーアイテム。
(付箋セット、ポチ袋)

南極観測船しらせの見学に思いのほか時間をとってしまったので
名古屋港水族館の鑑賞が、やや駆け足気味になってしまったのが少し残念だったかな。

そうそう、今度は名古屋港ガーデンふ頭に係留されている南極観測船ふじの方も
ゆっくり見てみたいですね。
ここも10代の時に見て以来、全く足を踏み入れてないので展
2017年に展示もリニューアルしているので気になっているところです。
しらせの熱が冷めないうちに比べながら見学もしてみたいです。
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「2019年10月6日(日)・名古屋港ガーデン埠頭3号岸壁・南極観測船しらせ」 [旅のはなし]

南極地域観測協力のために毎年、11月に南極に向けて出港した
南極観測船・砕氷船しらせ。

総合訓練を実施しつつ、全国各地の港に寄港し、
一般公開をされているのをご存じの方もいらっしゃると思います。

元々、南極に興味はあったのですが
東海圏という土地柄、恒久繫留となった南極観測船「ふじ」が
名古屋港にあるということもあり(たぶん、これまでに3回ほど見たはず)
現役の南極観測船を見学するというところまで意識が向かわず
そもそもそういうイベントが越冬隊の出発前にされていることすら
つい3年程前まで全く知らなかった訳です。

「そういうところ…ヌケてるよね」

で、以前に船をテーマに作品を制作したこともあり…
https://yukiwochannel.blog.ss-blog.jp/2011-08-07

そこから船にゆるく興味を持っている私。
そんなところに2年前。ついにやってきた!
名古屋港に南極観測船しらせが!
http://kyokuchi.or.jp/?page_id=5702

ところが…この時期、台風がやってきて、しらせは早々に出港。
一般公開に行くという、ささやかな夢は、はかなくも散ったのでした。

ちなみにこの一般公開。
毎年、寄港する港は違い…
昨年は清水港、横浜港、苫小牧港、新潟東港、博多港、高松港の6カ所。

「えぇ、名古屋はなかったのです」

それから月日は流れ…2019年の10月にさしかかったある日のこと。
ツイッターでフォローしている方の情報で
名古屋港に10月5日(土)・6日(日)に
名古屋港に寄港するという情報をキャッチ。

「しらせが…来る!」

今年は名古屋港と川崎港の2カ所。
2カ所のうちの1カ所が名古屋!
http://kyokuchi.or.jp/?press-release=%E3%81%97%E3%82%89%E3%81%9B%E4%B8%80%E8%88%AC%E5%85%AC%E9%96%8B%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B

※川崎港への寄港は10月12日(土)・13日(日)の予定でしたが
 台風19号の影響で寄港は中止。
 今年の寄港は結果、名古屋港のみとなりました。

「これは這ってでも行かねば!」
(もしもし、言い方…)

ということで10月6日(日)
快晴の中、名古屋ガーデン埠頭に向かいました。

今回は相方が車を出してくれて一緒に出掛けたのですが…
何しろ、名古屋港ガーデン埠頭エリアに来るのは…

「いつ振りですか?」

ざっと思い出す限りでも…

「えぇ、20年近く振りかも…」

さらに名古屋港近辺へは9割強、公共交通機関で出掛けていた私。
昼前に現地付近に到着するも…

「車、どこ停めるの?」

まずはそこから。
ちなみに公共駐車場は満車。
ということで徒歩数分ほどの距離にいくつかコインパーキングがありそちらに駐車。
(最大700円なので、まぁ良しとしましょう)

「あぁ…なんとなく思い出してきた…」

何しろ20年近く振りですからね。
「しらせ一般公開」の看板を確認し
南極観測船ふじを横目に埠頭へと歩いていくと…

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「タロとジロ」

第一次南極観測隊のレジェンドに出会いましたよ。

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せっかくなので、ふじをバックに撮ってみた。
(注:タロとジロが乗っていたのは初代しらせです)

私の南極好きはどこから来ているのかと問われれば、確実にコレです。

「映画 南極物語」

当時、小学校1年生の私。
同じ通学団の班長のお姉さんが「映画面白かったんだよ」と言う声と
当時、購読していた学研の学習では
映画 南極物語の紹介という名の
大々的なプロモーションがされており
「この映画展見たい」と思う小学1年生のユキヲ。

しかし、既に封切りから時がだいぶ経っており、
地元の映画館では上映されておらず
名古屋まで出ないと見る事はできなかったため
映画を見たいという私の熱意に根負けした母が
名古屋の映画館に私と妹を連れていってくれたのでした。

「私が小学1年生の頃だから…当時は80年代前半。
 映画館も入れ替え制ではなかったのですよ」

今でも覚えています。
名古屋の映画感に到着した時には既に本編が始まっていて
途中から映画館に入館したのです。
で、もちろん話が途中だから…
そのまま席に座ったまま、映画をもう1回最初から見た訳です。

「スクリーンで見る、鯱に襲われるシーンが凄い迫力で…」

今でも忘れられない。

という話をしながら、タロとジロの銅像を数枚とり
しらせにたどり着けない私達。

「早く行かねば」

そして向かった先には…

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「しらせ!」
堂々としたお姿ですよ。

一般公開の受付は午前9時から午後3時まで。
何しろ、初めての見学なのでどれぐらい所要時間がかかるか未知数。

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午前11時過ぎに乗船し、見学となりました。

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あちこちに「しらせ」の名前入りの備品などを目撃。

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「そしてこういう栓などを見てもときめく私」

先進みましょうね。

まず乗船して案内されたのが…

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「輸送ヘリコプターが離発着するデッキ」

ここでは、南極に関するものを紹介するエリアにもなっており

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南極の石

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南極の氷

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現地で活躍するスノーモービル。

さらには…
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南極に生息する生物のホルマリン漬け。

「あぁ、小・中学校の理科室思い出す…」

などなどが置かれていました。

乗船する際に、2つ折りのパンフレットをいただいたのですが…
そこにはスタンプを押印できるスペースが。

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2種類のスタンプがこちらに置いてあり押してきました。
どちらもペンギンがキュートです。
素敵デザイン。

親子で見学されている方に好評だったのが
海上自衛隊の制服やジャンパーなどの
お子さまサイズを試着し、写真撮影するコーナー。

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そしてこちらのペンギンのぬいぐるみと一緒に写真撮影できるコーナー。

ペンギンが意外と大きいです。

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奥では昨年の南極観測船しらせの活動についてダイジェストにまとめられた動画が
スクリーンに照射されて再生されており、多くの人が見入っていました。

11月に日本を出発し、オーストラリアの港に寄港し、物資などを積み込んだ後
一面流氷が広がる海に向かい、砕氷船という名の通り、氷をくだきながら
南極へと向かいます。

映像は10分少々だったと思うのですが
とても分かりやすく、南極に向かうしらせの活動の様子がよく理解できました。

ところどころに南極の様子や、しらせ本体を解説するパネルも…

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「ペンギンやアザラシが船を見にやってきます」の言葉に吹き出す私。

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「歴代の南極観測船のスペック紹介」

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「しらせの船内の解説パネル」

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「しらせ…新幹線と比較されるの図」

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そして調査のシステムの紹介もありました。

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こういうダクト系の走り方もワクワクしてしまう人。
(そしてあれこれ角度違えて撮影)

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成人式など、船の上で式をする際に使う台に掲げられたプレート。
素敵デザインです。

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さて、続いては…船内の各所を見学。
通路には、防災のためのホースやなども。

階段は幅が狭く大人から子どもまで、1列になって、基本的に見学は一方通行。
お昼にさしかかり見学する人の数も増えてきたので
前に進む人のペースに合わせて、階段をあがっていきます。

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できれば使う機会がない方が良いですが…
非常時に使用する船です。

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船の上から見る景色はまたいいですね。

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さて、やってきたのは…操舵室。
前方を眺めれば、気分は船員です。

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室内には様々な精密機械が並んでいます。
安全な航海を担う、しらせの心臓部分ですね。

船長の椅子は赤いシートとなっていて
こちらも撮影スポットになっていましたが
長蛇の列だったのと、ここは小さいお子さんの見学者に譲って
次の場所に向かうことに。

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出口にあったマットが素敵でしたので、思わず撮影。

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通路の脇もこんな具合。
こういう入り組んだ配管の光景とか、結構好きです。

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通路を歩いていくと…
日本の南極探検を切り開いた白瀬矗(しらせのぶ)のブロンズ像も。

さて、ここからはしらせの船員達が生活をする空間を拝見。

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理髪店で見かけるランプが目に入るこちらは「理髪室」
船員達は交代で互いの髪を切るそうです。

「懐かし理髪店の雰囲気です」

そして…

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「神棚」

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大事ですよね。

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「観測隊寝室」

随分昔に、繫留されている「ふじ」でも見たことがあるのですが
限られたスペースで快適に過ごすことができるようになっている空間です。

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「観測隊長公室」

さすが隊長の公室。ゆったりとした空間です。

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「来賓室」

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こちらの通路にもホースが設置されていました。
しっかりと防災のための設備が整っています。

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観測隊の現地の様子を紹介するパネルもありました。

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そしてライフジャケット。

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しらせの艦歴や、船長の名前を刻んだプレート。

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通路には、他にも様々なプレートが掲げられていました。

さて、通路で見つけたものがありまして…
モップなどの柄が飛び出しているので
たぶん、お掃除道具をまとめたボックスだと思われるのですが
そのボックスに、ある文字が書かれていたんですよ。

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「タロ」
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「ジロ」

映画「南極物語」ファンの私、ジーンとしてしまいましたよ。

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他には船内の生活では欠かせない、バス・トイレなども
くまなく船内を見学し…室外へ…

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はっ!

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「極地研究所のロゴが入った、日本南極地域観測隊の名が入ったコンテナ」

これに様々なものを積み込み、南極に向かうのですね。

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結局、私はゆっくり2時間ほどかけて、船内を見学してきました。

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憧れだった、現役の南極観測船しらせ。
見学でき幸せなひとときでした。


その後のおまけ…

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下船して近くの場所で、しらせのグッズが販売されていました。
私はコースターを購入。

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ちなみに相方は乗船時に、物販スペースで
自衛隊オリジナルのペットボトルのお茶を購入していた模様。

そして午後1時をまわり、すっかりお腹がすいてしまったので
近くのガーデンビル内にあるレストランで昼食をとることに。

すると…

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「窓から、しらせ!」

何度も写真を撮るので相方にあきれられました。
ほら、狙って窓側の席も座れる訳じゃないし
これもご縁というものでしょ。
せっかくなので、バシバシ撮影してきました。

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レストランでの昼食は海鮮丼でした。
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「10/5(土)恐竜が語るものー世界と北海道の研究現場からーNHK文化センター名古屋教室」 [今日のヒトリゴト]

NHK文化センター小林先生.jpg

NHK文化センターの名古屋教室では
以前から山田吾郎さんの1日講座や
先日も川上和人先生の講座に参加したり
https://yukiwochannel.blog.ss-blog.jp/2019-09-29

何度かお邪魔しているのですが…
今回は子ども科学電話相談でも大人気の恐竜の先生としてもおなじみ。
小林快次先生の1日講座。やはり人気の先生ということもあり、
私が今まで参加した講座の教室では一番大きな教室でした。

参加されている方は、恐竜大好きキッズ&お母様という
コンビで参加されている方が多かったように思いますが…
とはいえ、私のような大人の参加者もいたので自分は少しホッとしました。
さて、スタッフさんより最初からご説明が…
というのもこの日、先生は名古屋教室での1日講座終了後に、
北海道でのシンポジウムにネットで参加ということもあり、
今回はサイン会や写真撮影のお時間が取れない旨のアナウンスがありました。
※後ほど調べたのですが…
確かに、午後3時終了の名古屋教室の講座の後、
30分後にこちらの特別講演会に参加されたもよう。
https://hokkaido.ipsj.or.jp/info2019/

さて、説明の後は…小林先生、ご登場です。
9月にゴビ砂漠まで発掘調査に出掛けられていたということもあり
ご登場された先生の肌は、やや小麦色にも見えました。

冒頭、先生からの第一声は…
「はじめにお詫びしないといけないのですが…
 実は今日、ダブルブッキングをやらかしまして
 北海道大学での特別講演会はネットでの参加
 ということを了承していただき、名古屋に来ました」
とのこと。

この夏は東京・上野の国立科学博物館にて展示されていた
通称「むかわ竜」が新属新種と判明し、9月に晴れて
「カムイサウルス・ジャポニクス(Kamuysaurus japonicus)」と命名され、
各メディアへのご出演などで多忙な小林先生。
https://www.hokudai.ac.jp/news/2019/09/-kamuysaurus-japonicus.html

いやもぅ…名古屋に来ていただいて
お話していただくだけでもありがたいです。

「カムイサウルス・ジャポニクスと命名されてから
初めてこうした場でお話しをするので今日はむかわ竜のことを
95%ぐらいのことはお話できると思います」
と、これまで論文公開まではお話ができなかった「むかわ竜」について
今回は配慮することなく発言できる嬉しさなのか、
小林先生も朗らかにトーク開始となりました。

最初は、むかわ竜の発見された際のお話をざっくりと。

以前にも放送されたNHKスペシャルなどで
そのくだりはご本人も登場して再現映像として紹介されていたので
ご存じの方もいらっしゃるかとは思いますが…

むかわ竜の化石の事の始まりは
2003年に北海道むかわ町の函淵層で、
生まれも育ちもむかわ町で
化石採取数は海の動物を中心にゆうに数千個を超えるという
アマチュアの化石愛好家である
堀田良幸さんによって発見された7〜8センチほどの化石。
堀田さんは早速、穂別博物館の学芸員の櫻井和彦さんに知らせ
現場に二人で向かい、いくつかの背骨の化石を発掘。
さぁ、ここから研究かと思いきや…
「海の爬虫類である首長竜の化石かも…」ということで、
しばらくはバックヤードに保管されていたとか。
これには理由があり、むかわ町があった場所は
古代には大陸から10kmも離れていた海の中。
実際に以前に発掘された化石も
海の大型爬虫類である首長竜であったことから
櫻井さんは「これも首長竜かも」と
判断し、結局7年ほど保管することになったそう。

月日は流れ…2010年になって突如、思わぬ展開に。

福島で発掘された首長竜が新種であることを明らかにした
首長竜の世界的権威である東京学芸大学の
佐藤たまき准教授。
佐藤先生は、マイナーな首長竜を研究するため、
「発掘された当時は日の目を見ない化石にも何か新発見があるかも」と
全国各地の博物館の収蔵庫を訪ねては、
過去に発掘された化石などを再調査。
その中で、穂別博物館に立ち寄った際に
化石愛好家の堀田さんが発掘した化石を鑑定。
最初は「珍しいタイプの首長竜かも」と思った佐藤先生。
その化石を持ち帰り、クリーニングをしたことろ…
「ちょっと予想と違うな」
首長竜とは違う特徴が出てきたため
(骨にある血道弓が首長竜はハの字のはずが、くっついている恐竜の特徴であったため)
「これは恐竜かも」ということとなり
その事態を伝えられた穂別博物館の櫻井さんは、
当時、北海道大学の准教授で恐竜がご専門の小林先生に鑑定を依頼することに。
小林先生は、鑑定依頼のメールに添付されていた
発掘された化石の画像をひとめ見て「これは恐竜だ」と確信。
すぐに「明日伺っていいですか」と返信されたそう。
そして翌日、穂別博物館に到着し、現物を見た小林先生は…
「続きはどこですか?」と言葉を発し
穂別博物館の櫻井さんをはじめとする周りにいた人は
「この人、何言ってるんだろう?」という反応だったとか。

そして2012年に小林先生をはじめとする関係者で
発掘された現場に足を運び、発掘してみると…

「まだ化石が出てくる!」

ということで…
関係者の説得により、2013年には、
むかわ町より発掘の予算も取りつけて発掘調査となった訳です。

小林先生いわく
「大きなサイズの恐竜というのは骨が消失しやすい傾向にあるのですが
その点、むかわ竜は状態の良い化石となって発掘されました」とのこと。

さて、むかわ竜を専門的な視点から見ていくことに…

むかわ竜は分類上は、鳥脚亜目となるそう。
その鳥脚亜目中での代表的な恐竜と言えば…

「イグアノドン」

他には…という先生の問いかけに

「ヒプシロフォドン!」
「パラサウロロフス!」

と、ワイドサラウンドのように
教室内にいる複数の恐竜キッズから唱えられる代表的な恐竜の名前。

「リアルタイムで来た。呪文タイム!」

説明しよう。
呪文タイムとは…
子ども科学電話相談にて
小林先生と恐竜好きなキッズとのやりとりから
恐竜の名が次々とあがるものの
恐竜に対しての知識が乏しいツイッター上の
大きなお友達(大人のリスナー)が
複数の恐竜の名が呪文のように聞こえる状況を指す言葉です。

ちなみに鳥脚亜目の恐竜の特徴はいずれも草食性で
二足歩行または二足と四足の併用をしていたというところ。
ジュラ紀前期から白亜紀後期まで地球上の各地で生息していた恐竜です。
※参考:福井県立恐竜博物館・恐竜図鑑
https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/dino/dic/Ornithopoda.html

で、その鳥脚亜目を代表するイグアノドンについて、
その親指を常に上げている状態から
「ヒッチハイクをしているようだ」と
例える先生のお話に笑いがこぼれる教室内。

ちなみに今回の講座の主人公でもある「むかわ竜」は
ハドロサウルス科に属しているのであります。

ハドロサウルス科は鳥脚亜目の中でも、
最も成功したと言われる植物食性の恐竜だそうで
口の中にぎっしりと敷き詰められた歯を使って
食べ物をすり切って食べるという特徴があるそう。
(ちなみに、ぎっしりと敷き詰められた歯は、生きているうちに
 生え替わり続けて、虫歯知らずなのだとか。
 この状態は「デンタルバッテリー」と呼ばれるそうです)

そこで食用としていた硬い葉などをくちばしでつまんで、
口の中に入れて、すり切って食べていたとか。
つまり、他の恐竜よりも植物を食べるのが上手で、
先生いわく「とさかがないオシャレ恐竜」だそう。
ちなみにとさかのあるタイプを「ランベオサウルス亜科」と呼ぶそう。

歯をすりつぶして食べる植物食性で現代に生きる動物に置き換えると
馬、牛、ゾウ…あたりですが…
ハドロサウルス科の恐竜は、ソテツ類などの硬い葉を食べていたことからも
それらをすりつぶしやすい、まるで洗濯板のような歯の形状をした
高機能な歯を持っていた恐竜だったとのこと。
「つまり、スーパーベジタリアンな恐竜ということですね」
先生、例えがお上手ですねぇ。

先生の例えの旨さは、さらに続きます。
というのも…
ハドロサウルス科の恐竜の特徴を
さらに知る上でポイントになるのが…

「とさか」

小林先生の解説がとても分かりやすかったので
その説明を書いてみようかと。

ハドロサウルス亜科は、大きく4つに分けられるそう。

・ブラキロフォサウルス類は「オールバック恐竜」
(ちなみに名前の意味は「短いとさかのとかげ」という意味)
・クリトサウルス類が「鼻先が高い魔女恐竜」
・エドモントサウルス類は「ニワトリ恐竜」(とさかが肉で出来ている)
・サウロロフス類は「ちょんまげ恐竜」(ちょんまげに似た突起があるから)

その4つの中で、むかわ竜はエドモントサウルス類に属するそう。

ただし、ここからが重要で…小林先生のお話では

「むかわ竜の不思議なところは、エドモントサウルス類なのに
 ブラキロフォサウルス類、クリトサウルス類、サウロロフス類の
 要素も持ち合わせているところなんです」

それについては、むかわ竜でしか見られない特徴があるとのこと。

それを語るポイントとして挙げられたのがこの部分

方形骨
(方骨とも呼ばれ、上顎骨と角骨などの下顎の骨とを関節する役目を持つ骨のこと)
上角骨(下顎の後ろにある骨のこと)
胴椎骨(胴部分の脊椎の骨のこと)

方形骨は、この骨の窪みが本来なら真ん中あたりにあるのが、かなり下にくぼみがある。
上角骨は、その骨の上に伸びる突起が短い。
胴椎骨は、上に伸びる突起(神経棘〈しんけいきょく〉)が
通常は、体に対して後ろに傾いているのに、前に傾いている。

このことから、むかわ竜は、新種という決め手になったそうです。

参考資料:穂別博物館:プレスリリース

さて、続いては…むかわ竜の学名
「カムイサウルス・ジャポニクス」と決まるまでのお話。

これまでにも日本では様々な恐竜の化石が発掘されています。
例えば…
兵庫県丹波市で発掘された「丹波竜」
そして福井県勝山市で発掘された「フクイサウルス」

どの恐竜もその発掘された場所が分かるよう、
名前の頭にはだいたい地名が付いています。

実はむかわ竜も最初「ムカワ…サウルス」
という名前が地元をはじめ周囲から真っ先にあがったとか。

しかし、小林先生としては、地方に留まることのない
名前を付けたいという思いがまず最初にあったそうで
むかわ竜に日本を代表する恐竜という名を考えることに。
とはいえ覚えやすい名前というのは何より重要。

さて、どうしたものか?

ここで最近の命名の傾向について。
その国にちなんだ神様の名前を付けるのがトレンドとのこと。

そこで小林先生は、化石が発掘された場所である
むかわ町が属する「胆振地方」に目をむけることに。

この胆振という地域は、アイヌ民族とのつながりが強い地域でもあり
そこで先生が引き出した言葉が「アイヌ語」
アイヌ語で「神」を意味するのが「カムイ」なのです。
カムイと言えば…
最近では、野田サトル氏のマンガ「ゴールデンカムイ」により
若い世代にもアイヌ民族が多く知られるようになりましたね。

「これで、胆振らしさが出るのでは?」

と、先生は着地点を見いだして、アイヌ協会の方からも快諾を得て、
晴れて「カムイ」の単語が使えるようになったとか。

さて、恐竜の学名によく登場する「サウルス」は
ラテン語で「とかげ」を意味します。

さらに…日本を代表するということで今回名前にある「ジャポニクス」
先生いわく「本当は、『ジャポニカ』が良かったんです」と裏話。

ジャポニカと言えば…

「ジャポニカ学習帳」を真っ先に思い浮かべてしまった私。

先生も「あの、ジャポニカ学習帳でおなじみの…」と説明していたので
ホッとしました。ほら、ラテン語ってあまりなじみがないのでね。
さて、なぜ今回「ジャポニカ」にならなかったかというと…

「男性名詞・女性名詞問題」

なんですね。
そう、ラテン語にも男性名詞、女性名詞があるんです。

生物・古生物の学名は一般的にラテン語で表記されることが多いです。
(以前、大英博物館の展覧会が国立科学博物館で開催された解説パネルでも
 日本語名、英語名、学術名(ラテン語)と3種表記されていたような…)

「ジャポニカ」(女性名詞)にする場合は
サウルス(男性名詞)ではなく「サウラ」(女性名詞)
にしないといけない訳ですね。

ということで…「日本の神トカゲ」
の意味を持つ「カムイサウルス・ジャポニクス」
この名前に落ち着いたという訳です。

サウルスとサウラの違いについては…あの神回を思い出した私。

子ども科学電話相談ファンの方なら覚えていらっしゃるでしょうか?
2018年8月2日に北海道在住のさわちゃんが質問した回。
「さわ(私)が恐竜の化石をみつけたらサワサウルスってつけていいですか?」
https://www.nhk.or.jp/radio/kodomoqmagazine/detail/20180802_05.html

『さわちゃんは女の子だから「サワサウルス」じゃなくて
 「サワサウラ」になっちゃうけどいいかな』
という小林先生の回答が記憶にある方もいらっしゃるかも。

その問いに対して、さわちゃんが「いいです」とお返事したら
間髪入れずに小林先生が

『じゃあ、決定だ。じゃあ恐竜みつけにいこう』

という声かけに、大きなお友達がジーンとしたという。
この質問たしか2018年の再生回数、1位だったかと。

あ、話それてすいません。

最後に、むかわ竜の住んでいた場所についてのお話も。

1億3000万年前、日本と中国大陸はつながっていたそうで…
今回、北海道で発掘された「むかわ竜」も
海岸線沿いに生息していたと言われています。
それから、地殻変動などの造山運動を経て、
盆地が形成されたりするうちにそれぞれの地域に分かれた恐竜たちが、
それぞれ独自の進化を遂げていくのだとか。
このことが、ハドロサウルス科の多様化にも
つながっていったのではないかとのこと。

「つまり、これがむかわ竜に他の恐竜のタイプを併せ持つ
独特な恐竜になったことにもつながる訳ですね」

ちなみに小林先生のお話では、
むかわ竜は北米から渡ってきたと考えているそう。

子ども科学電話相談などを拝聴している方ならご存じかもですが
小林先生はアラスカとゴビ砂漠を中心にフィールドワークに出掛けられています。
最初にこれを知った時には単純に
「先生、世界を飛び回っているなぁ」という印象だったのですが…
今回の先生のお話を聞いて
「だから先生はアラスカ(北米)と
 ゴビ砂漠(中国大陸)で発掘されていたのか!」と腑に落ちました。
(私、あまり古生物には詳しくないので…すいません、気がつくのが遅くて)

さて、続いては…先生のフィールドワークの様子を拝見することに。

小林先生は、愛用のパソコンを使って
フィールドワークに出掛ける様子や現地の発掘の様子などを
豊富な画像や動画などを披露してくれました。

先生がよく子ども科学電話相談で
「アラスカへ、フィールドワークに出掛けてまして…」とお話していますが
その場所というのが、アニアクチャック国定記念物・自然保護区内の
「チグニック層」という場所。

この場所、海岸線の崖で引き潮になると30mほど海岸が現れるそうで
そちらで恐竜の足跡を中心に調査しているそう。

小林先生の新刊「恐竜まみれ」の冒頭でも
野性の熊「グリズリー」に遭遇して危機一髪の体験が書かれていますが
こちらのチグニック層を中心とした、まさにその場所。
なので、グリスリーに気をつけながらフィールドワークをされていたそう。

ちなみに、ドローンを使った空撮の動画も見せてもらいましたが
このドローンでの空撮、実はとても優秀で、
地形の凹凸や層の細かい部分まで分析できるのだそう。
ここから、実際に脚を踏み込めないエリアの化石の発見につながったりするそうで
「技術の進歩は古生物の解明にも繋がっているんだなぁ」と
お話を伺いながら、その精巧に3DCG化された
チグニック層の映像を拝見し、しみじみする私。

と、ここで小林先生からフィールドワークの必須アイテムについて…

・双眼鏡
・笛
・熊スプレー
・散弾銃
・ゴミ袋(黒色で不透明なタイプ)

双眼鏡は、遠くの様子を見るため。グリズリーを警戒するためにも欠かせません。
笛は、山に入る時に付ける鈴のようなもので、常に音を出すことで熊への警告の役割。
熊スプレーはその名の通り、熊を撃退するスプレー。
散弾銃は、銃身が短く、軽量化されており、
常に携帯し、あくまでグリズリーを威嚇するために使うもので
グリズリーを仕留めるためのものではないとのこと。
(仕留めるには、これより銃身が長く、
 威力が高いものでないと巨大なグリズリーは倒せないそう)

さて、ここで先生より問題。

「ゴミ袋は何に使うでしょう?」

ゴミ袋ですよね?
グリズリーを撃退するのに効果的な使い方とは?

「これ、広げると大きくなりますよね。
 広げることでこちら側の姿を大きく見せるんです」

ほぉ。なるほど。
自分より大きな姿に見せることで
熊が「あいつ、俺よりでかいかも…」って思わせる訳ですね。
ゴミ袋にそんな使い方があるとは…

さて、続いては地層から様々なことが分かるというお話。
地層を観察しながら実際に歩くことで、発掘された植物の葉の化石などから
生息していたであろう恐竜やその気候や降水量なども分かるそうで
先生がさきほど紹介していたアラスカの「チグニック層」は
地層が斜めに剥き出しになっていて
南側には古い地層、そこから北へと進むことで新しい地層になっているそう。
この古い地層から新しい地層への変化が見てとれるというのがポイントだそうで
時間の経過で気候などの環境の変化も分かるそう。

ちなみに…
河川だった場所で発掘される恐竜には子どもが多く、
海岸だった場所で発掘される恐竜には大人が多いそう。
このことからも、様々な生態系の推測ができることを説明されていました。

さらに小林先生が、アラスカに調査に出る理由として
アラスカよりユーラシア大陸へ渡る恐竜の足跡をたどっているとの説明が。
アラスカは生物が生きるのに厳しい環境だったかどうか気になっていたが
発掘された化石など、様々な側面から過去の分析をすると
意外と暖かかったことが分かってきたそうです。

例えば…
以前調査されていたノーススロープを分析をしたところ
最高気温12度、最低気温はマイナス4度と
ほぼ北海道ぐらいの気候と降水量だったそう。
そう考えると古代のアラスカの環境が身近なものに感じられますね。

最後は、モンゴルのゴビ砂漠での調査の様子を
画像とドローンで撮影した動画でご紹介してくださいました。

子ども科学電話相談ファンの方なら
9月14日(月・祝)に「恐竜博リターンズ」と題して、
藤原慎一先生、田中康平先生をゲストにお招きして放送された回で
衛星電話で「ゴビ砂漠で白亜紀後期の恐竜を発掘中です」
とお話されていた小林先生のお声をご記憶されている方もいらっしゃるのでは?
https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/detail/kodomoq20190916.html

ゴビ砂漠は気温差が大きく、
昼間、晴れている時には半袖1枚で大丈夫だそうですが
朝晩はダウンジャケットが必須だそう。

この時は小林先生を含む、学部生の6名の計7名が日本のチームとして
発掘調査にあたられていたそうです。

この講座でもお話されていましたが、モンゴルから食糧を持参して
コックさんも一緒に来てもらっているので
毎日のフィールドワークには、しっかり食べて、出掛けているそう。

ドローンで撮影された発掘場所の動画では
先生を含む学部生の方々が2。3カ所に点在し、
発掘に熱心に取りかかっている姿も。

「本当、何も遮るものがない赤土の地面が広がる大地」

壮大だわ。

そして余談として…
「最近話題になっているク○イジージャーニーですが
 僕のはヤラセじゃないですからね」と
小林先生、爽やかに語られてましたが…
「恐竜まみれ」を読めば、やらせなどなく、
 現場の最前線で常に頑張っていらっしゃることは
 皆分かっていると思いますよ、先生。

ということで90分の先生のお話は、あっという間に終了となりました。

さて、冒頭で先生ご自身より、ダブルブッキングにより
この後、ネットでの北海道大学による講演が控えているとご説明があった通り
小林先生、早々にご退室となるはずが…
今回の受講者の半数近くは恐竜キッズだったこともあり…
講座終了後は、あっという間に歩み寄るキッズ達に囲まれる小林先生。

先生は、「10分程なら…」とスタッフさんに耳打ちして、
先生の著書を持参したキッズにサインを、
恐竜博に出かけた感想などをまとめたノートを持参したキッズと
言葉を交わして一緒にお写真を撮ったりされていて…

「何とも尊い光景」

未来の恐竜博士達の憧れの人であることを
改めて感じた場面でした。

ということで長くなりましたが、レポートはこれにておしまいです。
長文のおつきあいありがとうございました。

※古生物が専門分野ではないため、
講座の覚えている範囲のことに加えて
以前にNHKスペシャルなどで放送された内容を中心に
補足しながら書き綴りました。
そのため、書き損じ等々があるかもしれません。
何卒ご容赦ください。
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「8/25(日)秘島探検!鳥と進化のふしぎ〜世界自然遺産・小笠原諸島〜 NHK文化センター名古屋教室」 [今日のヒトリゴト]

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NHK文化センター名古屋教室。
8/25(日)秘島探検!鳥と進化のふしぎ〜世界自然遺産・小笠原諸島〜
噴火の活発な西之島などの鳥類をモデルに特殊な環境での
生物相の成立や進化など「島の生物学」の魅力を伝える
#バード川上 こと #川上和人 先生による単発の講座。
5月に中野で行われた講演と同じ内容だったようです。
覚えている範囲でのレポートですがご興味あればお付き合いください。

講座の開始時刻は午後1時。
「2分前に入室してくださいと言われたので…」と、スタスタと川上先生ご登場。
まだ開始時刻まで時間があるということで…最近あった出来事より話がスタート。
川上先生は、9/1(日)〜11(水)の西之島の調査のため、
現在水泳訓練などをされているそうで…
そんな中で先日、どういう訳か、右手人差し指を切ってしまったそう
(結果、3針を縫う自体に…)
その際に、圧迫して止血するも、全然血が止まらなかったため、
心臓より上に指をあげて止血することに。

負傷した指が右手の人差し指→天を指差すように右手を上げる
となると、左手は自然と腰の位置に…
結果としてサタデーナイトフィーバー状態となる川上先生。
他に参加される調査隊員からも
「川上さん、楽しそうですねー」と声をかけられ、
結果として水泳訓練が和んだのだとか。

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先生がその様子を再現するジョントラボルタ並みのポーズに
教室内の参加者より笑いが溢れ出す。
いやもぅ、冒頭から楽しいです。

さて、本日のテーマ、世界自然遺産・小笠原諸島。
最初に「小笠原諸島に行ったことがある人、手をあげてください」
という先生のお声に数名ほどの方が手を挙げる。
そして小笠原諸島と聞いて一般的な方々が思い浮かぶのがイルカだそうで…
「でも、イルカがいるのは小笠原諸島ではなく海なんですよ!」と力説する先生。
さて、そんな海鳥も生息する小笠原諸島についてまずは基本的な特徴から。

「小笠原諸島から本土に一番近い直線距離の本土の羽田から聟島列島まで、
だいたい約890kmぐらいなんですよ」
とまずは、小笠原諸島の基礎情報を交えつつ、
日本の本土のような大陸プレートにある島と、
小笠原諸島のような海洋プレートの上にある島の違いから、
そこから派生して、生物の移入の難易度の違いなどの説明に。

例:島の面積が大きかったり、移入前の場所から近いと生物の移入は多くなり、
逆に島の面積が小さかったり、移入前の場所から遠いと生物の移入は少なくなる。
さらに固有種、固有亜種の違いについても説明される。

そして小笠原諸島の鳥類相(ある特定の地域内に住む鳥類全種類のこと)
に注目することに。

起源は多様で移入と絶滅の繰り返しをしながら常に変化しており、
ここではバンという鳥について先生が一例をあげていました。

そして小笠原村の村章を出しつつ、メグロについて話が進みます。

ogasawara.png

「これ、シラスじゃないですよー!メグロで小笠原の
「小」の漢字を象っているんですよー!」と先生。
はい、素敵なデザインです。

例えば「メグロの不自然な分布」について。
母島、向島、妹島とそれぞれメグロが生息しており、
中でも母島と向島はたった4kmほどしか離れていないのに、
ハプロタイプ(DNA)が違うという事実。
ここから移動性に低下が見られるということが分かるという先生。
島には捕食者や競争者が不在ということで死亡率が低下するのだそう。
すると、同じ種類の鳥同士での競争は激化するけれども
だからといって他の地域に移動することは、
生物にとって分散は死に近くなるので、定住する率が高くなるのだそう。
結果、それぞれの島のメグロの定住率が高いのではないかとのこと。

そして小笠原諸島の鳥の特徴として、本土と比べ、
地上で生息している捕食者がいないことから、
鳥達は地上を歩いて、餌をとったり、巣作りするなど、
地上で生息するようになったのだとか。
(なので、逆に言うと外から猫など地上性捕食者が介入すると
元々、島で生活していた鳥達にとっては危険だということです)

そんな中で先生は…
「海鳥って、地味で見分けがしづらいですよね?
でもメリットもあって…ほら、カラー印刷からモノクロ印刷になっても…
海鳥って分かりますよね?」
(と、スクリーンにカラーとモノクロの海鳥の写真を披露する)
これを見た教室内の方々からは笑いが生まれていました。

さて、いよいよ先生が以前に調査のために上陸した南硫黄島についての解説に。

先生達はアカテツが生い茂る部分を「アカテツパラダイス」と名付け、
通称「アカパラ」と呼んでいたそう。
この「アカパラ」、海鳥が多く生息しているんです。
というのも…崖下での巣作りは落石もあるから危険。
海鳥たちも分かっているんですね。

ちなみに鳥たちの生息エリアとして良い環境は、
森林>ブッシュ(人間の腰あがりまでの高さの植物)>崖
の順番だそうで、やはり崖は危険ということなんですね。

さて、先生達がテントを張っていた
海岸沿いのところは危険な箇所だったそうで
通称「死の廊下」と呼んでいたそう。
というのも、海からは高潮に見舞われ、
背後の崖からは落石に見舞われるということで
海岸線と崖からそれぞれ数メートル離れた場所
(そこがすでにテントを張るぐらいの面積しか残っていない)に
テントを張るしかなく、そこで眠っていましたが、
海辺の落石と思われる石を見る限り、相当尖っており、
現在も相当数の落石があると見受けられ、
テントで就寝の際もヘルメットをかぶって寝ていたそう。
そんな緊張感ある海岸沿いの部分はいつ落石があるか分からないため、
その海岸沿いを通り、アカパラまで向かって海鳥の生息調査などをしていたそう。

海鳥は島に栄養を運んでくれているという先生。
どういうことかと言いますと…

海鳥は海で魚などのえさを捕獲し食べます。
そして巣作りをした島へと戻って、糞尿は島の土地で済ませます。
となると窒素やリンなど海の栄養を含んだ糞尿を島の土地に置く訳ですから、
結果的には海の栄養を陸に揚げることになっているという訳です。

「自然のしくみというのは…上手くできているんだなぁ」

結果、南硫黄島は、無人の島ですから、この作用の効果が非常に早く進んでいるとか。
島の生態系の変化など、今後の南硫黄島の環境の移り変わりが楽しみですね。

他に余談として…
調査船で釣りをするスタッフの方もいて、
それなりに釣れるとのことなのですが…
時に、頭部しかない魚が釣れるとか…

「つまり…こういうことですね」

と、川上先生が告げながらスクリーンに映した画像がこれ。

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フロア内、大爆笑。
そうでした…川上先生、サメの映画大好きなんですよね?(笑)

そんな訳で…先生のお話は終了。

最後は参加された方より質問を受け付けて、先生が答えることに。

先生のトークや著書で披露されるテンポ良い語り口に感心された参加者から
普段読まれている本などを教えてくださいという質問に、
「ミステリー小説を読むのが好きで、
現在はスウェーデンの作家のミステリーを読んでいます」と川上先生。

そして、東京ロストワールド、ダーウィンが来た!を視聴した参加者から、
先生がキャンプをされていた場所に飛び込んできた鳥たちに
川上先生が足輪を付けていましたが、
これはどのように活用されているのですか?という質問には
「私が付けていた足輪には、番号が入っていて、
この番号をインターネットで検索すると、
いつ、どの場所で見つけた鳥かという情報が分かるんですね。
なので、足輪を付けた番号については後日、登録ページの方に、
南硫黄島で何年何月何日に捕獲した鳥に足輪をつけましたという情報を
入力するんですね。これをすると今度、私が足輪を付けた鳥を見つけた人が
検索すると『これは南硫黄島で最初に見つかった鳥なんだな』ということが
分かるんです。私が南硫黄島で足輪を付けている時にも、
10年前に別の島で足輪を付けられた鳥と遭遇して、
別の島から南硫黄島までが行動範囲になっていること、
そして以前、足輪を付けてから10年生きていることから、
鳥の寿命も分かったんですよね」

なるほど。そういう意味があったのですね。

専門的には「鳥類標識調査(バンディング)」というそうです。
およそ100年前にヨーロッパで始まった調査方法だそうですが、
現在も世界各地で盛んに行われているそう。
足輪の詳しい内容が公益財団法人 山階鳥類研究所のHPで紹介されていました。
http://www.yamashina.or.jp/hp/ashiwa/ashiwa_index.html#04

この足輪をつけての生態調査の説明に合わせて川上先生からは
別のタイプの生態調査についても解説がありました。
「現在では、人工衛星などを利用して、
動物本体に発信器などを付けて鳥の移動経路を調べたり、
あとカメラなどをカラダに付けて、
どういう場所を移動しているのかを詳しく調べる方法などもあります。
ただ、この場合は機材を回収するという作業も発生しますし、
小型化された機材は高価でもあるので、頻繁に実施するのは難しいです」とのこと。

たしか以前、国立極地研究所の渡辺佑基さんが
ペンギンの背中にカメラを取り付けて調査される様子を
情熱大陸で紹介されていましたね。
(この調査方法は、バイオロギングと呼ぶそう)
地道な調査から鳥の生態や島の環境の変化など
色々なことが分かるんだなととても勉強になりました。
何より、子ども科学電話相談のトーンそのままの
テンポ良い解説の川上先生のお話はとても楽しく、あっという間でした。

先生はその後、9月から西之島の調査団の隊員として出発され
調査をされていました。

9月のある日の日曜日。
毎週の習慣と化している子ども科学電話相談を聞いた後、
お昼の12時のNHKニュースをぼんやり見ていたら…
西之島に向かう調査隊が出発するというニュースが流れてきました。

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「これ、川上先生がメンバーの調査隊では?」と思って見てまして…
赤いシャツ着た方がいらっしゃると思ったら…


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安定の川上先生でした(笑)

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調査チームの出発の様子や、現地での調査の様子などは
ANNニュースでも放送されていたようですね。
西之島“手つかず”の生態系 調査へ出発
https://www.youtube.com/watch?v=UHT-pS-R9BY

西之島で生態系調査 上陸すると様々な発見
https://www.youtube.com/watch?v=J6B7jYQFDYQ

今度は西之島のお話も聞く機会ができるかな?
その日を楽しみにして、先生の著書を読んでいます。

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「親知らずを抜いてきました」 [カラダのはなし]

地元の歯科医院では手に負えない親知らずのため
紹介状をもらい名古屋の某大学付属病院に行く羽目になりました。
20代以来ですね。専門の病院で抜歯していただくのは。


「今日、親知らず抜いてきました」
https://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2005-12-02
「親知らず抜歯…その後」
https://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2005-12-04
「親知らず抜歯…その後2」
https://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2005-12-05
「親知らず抜歯…完結編」
https://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2005-12-12

結婚前でもう14年も前の出来事かと思うと
ゾっとするんですが…(何に?)

左上の親知らずは、ちょっと頭を見せつつも違和感はなく…
ただ、繁忙期など寝不足などが重なるとそこが痛む。
人間、体調が不良となるとそういう弱い部分に出てくるんですよね。
で、次第に親知らずの頭部が外に出てきたことから、
歯茎のくぼみが大きくなり食べ物が滞留しやすく
口腔ケアも難しくなったため抜歯となった訳です。

それにしても…
紹介状をもらい、大学の付属病院を初診でかかった訳ですが…
最初の診察は、初診対応専門の医師、
続いては…抜歯の担当医を決めるために状態を診察する医師、
そして最後に、抜歯の担当医と合計3人の医師の診察と
なんと、3人の先生に見てもらうという自身初の体験をしました。

「大学の付属病院ってこんな感じなんですよ…ね?」

以前、かかった総合病院ではこんなことはなかったからな…
結果、約3時間がかりましたが…ちょうど地元の図書館で借りた
月岡芳年(つきおか よしとし)の本を読んでいたので待ち時間も苦にならず。

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コレね。

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結構なボリューム。

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この頃、名古屋市博物館で開催されていた「挑む浮世絵 国芳から芳年へ」
こちらを鑑賞前に図書館で借りた本がコレでした。
芳年の作品の特徴や題材になった歌舞伎や時代なども分かり
私は鑑賞の手助けになりました。
書籍自体サイズが大きく図版も多用されています。

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ただ…「血まみれ芳年」全開の作品が表紙になっている本を
病院の待合室で読んでいた自分…どう?(苦笑)

話それた…

まぁねぇ…大学の付属病院って外来に通う患者数も多いし、
ましてや土曜は待たされるのは覚悟してたけど、
初診で3時間とは…まぁ予想外でした。

ちなみに岐阜在住なのに名古屋にしたのは
抜歯は大抵平日にしか実施されないため
移動距離&その後のケアを考えると
職場に近い名古屋の病院の方が都合が良いから。
別に岐阜をディスる訳じゃないけど…
岐阜は車がないと生活できないような所なので
私みたいに普段、公共交通機関で県外通勤な人は
平日、バスに乗って市内の端にある大学の付属病院に通うなんて
時間読めないし面倒なんですよね。
ならば地下鉄で職場から20分で移動できる名古屋の病院の方が楽な訳で。

今回、私の抜歯を担当された先生は朗らかで素敵な女医さんでした。
抜歯は平日のみなので、なるべく仕事に支障が出ないよう、
4月5日の金曜の遅い時間に抜歯の予約をし、
当日は、午後過ぎまで仕事をした後に病院に。
麻酔をかけて意外とすんなり親知らずは抜けました。
今回は左上の奥で以前に抜歯した下顎と比べて痛みも少なめでした。

奥歯の下部分から頭突きするように生えていた左上奥の親知らず。
上顎洞にも相当接近しており開通も危ぶまれ
結果、大学の付属病院での抜歯。
色々と心配してましたが…麻酔後、ものの数分で抜けました。
私、拍子抜け。
「歯根が内に入ってますね」と親知らず見て話す先生に
『あ、ステップ踏んでるみたいですね』と返す私に吹き出す先生。

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※記念に歯はお持ち帰りしたけど…
 さすがにアップするのは憚られるので…
 メモ用紙にちょいちょいっと描いてみた。

抜歯をした翌日は状態の観察と抜歯した部分の消毒も兼ねて
翌日、再び病院に。
抜歯後、1日目としては非常に状態が良いと先生から言われ安心。
ただ心配なのは今後のこと。私が花粉症ということから
「鼻をかむ際は要注意」と先生。
鼻をかんだりすると圧がかかり上顎洞と開通の恐れもあるからだそう。


これまでに20代に左下、
30代に右下(これは今お世話になっている地元の歯科医院で抜歯)
そして40代で左上と段階的に抜歯した訳ですが…
右上の親知らずも今回抜歯した左上同様、
すでに頭が見えており、こちらもいずれ抜歯する予定。
とはいえまずは今回抜歯した左上奥歯でモノが噛めるようになるまで回復しないと無理。
ということで、しばらくは様子見です。

抜歯したらしばらくは飲食もままならないので、
抜歯する前は、色々と食べ納めしましたねぇ。

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職場の同僚と某有名焼肉店のお弁当デリバリーして食べたり。
で、同僚の子達も抜歯当日なんか
「今日、抜歯するんでしょ?これあげる」とお菓子色々くれたりするし…
なんだか上京する孫にごちそうする祖母みたいな感じで笑ってしまいました。

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そうそう、固めのパンとかもしばらく無理だろうなぁと思って、
ちょうど残業も続いて野菜不足な気もしたので、
大好きなサブウェイで大好物のえびアボカドのサンドを食べましてね。
ハニーオーツのパンが好きなので大抵それをベースに野菜は上限まで。
ピクルスなども適度に入れていただきました。

そんなこんなであれから1ヶ月…

まぁ、ありがたいというか慎重というか…
今、お世話になっている地元の歯科医院の先生が
非常に丁寧な方で、週1ベースで奥歯のチェックをしてくださるので
定時に仕事を終えて通院するのがやや辛いです(苦笑)
下奥歯の親知らずを抜いた時に比べると
穴が相当深いためか、食べ物がつまりやすく
炎症につながる可能性があるから大事をとってのようです。

最近、久しぶりにブログを更新し始めたのは
たまたまトークショーのようなイベントに行く機会が多くて
短文で綴るSNSでは、文章がぶつ切りになってしまって
読みづらかったという物理的理由がひとつ。

もうひとつは…
20代の頃、初めて親知らず抜いた時の話を自分がブログに
書き留めていて、それを改めて今回読んで
「残す」ということも結構、大切だなぁと。

実は30代の時にも地元のかかりつけの歯科医院で
右奥歯の親知らずを仕方なく抜歯したのですが…
(仕方なくというのは、
 歯茎が腫れて早々に処置した方がベストだったので)
その時は短文で綴るSNSにつらつら書いてたんだけど、
なにぶん数年前の話なので
すっかりタイムラインの藻屑と消え…
「あれ、あの時、どうだった?」状態になったので。

ただ、記憶に残っているのは下奥歯の親知らずは抜歯後
何するにも響いて痛みが走ったし、
食べるのにも苦労したこと。

それが今回の左上奥歯の親知らずに至っては
「上の方の親知らずは楽っていうけど…」
確かに出血が止まらずで最初は焦りましたが…
次第に止血し、気がつけば使える右の奥歯で
普通にモグモグ食事していました。
(ただし、抜歯翌日などは、雑炊やゼリーなどを中心に食べ
 用心していましたが…)

この3年近く、長文を書く気力がすっかり失せていたのは
まぁ、メンタル的なダメージを受けた部分も理由のひとつだと思うけど
(約3年間、通院から逃れられない環境と、家族を亡くすというWパンチだった)
そうはいっても、せっかく楽しいことや貴重な経験をインプットしたのに
それをアウトプットというか、「残す」ことをしなかったので
自分を振り返ることが全くできなくなっていた。
(まあ、手帳に大きな出来事などは書き留めてはいるけど
 あくまでイベントのタイトルぐらいなので…
 例えば、XXのライブに行ったとか…そういうレベル)

「気持ちを浮上させるために出掛けた演劇鑑賞とかも
 その時は楽しかったはずだけど
 結局、手元に残ったパンフレットとかしか
 振り返る手立てが無いわけで…」

あと、短文のつぶやきに慣れると
文章を綴るパワーもだけど、推敲の忍耐力などなどが
落ちるなぁと実感。
(だからって、このブログを頻繁に更新していた頃、
 文章を綴ることが上手かって言われたら、
 決してそうでもないけど)

ただ、短文で綴るSNSの良さはコールアンドレスポンスの早さかなとは思う。
目に見えて読んでいる人、感じている人が見えるっていうのは。

「それが昔はブログだった訳で…」

まぁ、反応の早さが故に疲れる場合だってあるけれども。

世の中すっかり、SNSと言えばツイッターやインスタグラムなので
このブログもどれぐらい見てくれる人がいるか分からないけど
たまには更新しようと思います。
自分への戒めも含めて。

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「いだてんトークリレー in 岐阜県中津川市 かしも明治座」 [テレビのはなし]

全国各地をリレーするように開催されている
「いだてんトークリレー」

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岐阜県中津川市は可児徳さんの故郷でもあります。
ということで古舘寛治さんご登場。
往復はがきで応募したら…
当選しまして…先日、張り切って出かけてきました。

会場になった、かしも明治座。
もう少し走ったら長野県だからね。岐阜は広いのよ。
岐阜市からだと、高速を使うと中津川までは約1時間30分ほど。
ちょうど出掛けた頃は、山の方はまだ桜が満開でしてね。

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いだてんトークリレー会場となったかしも明治座
先日、4/5のEテレ「にっぽんの芸能」で
「七之助歌舞伎の里に舞う」でも紹介されていたので
ご存じの方もいらっしゃるかも。
https://www4.nhk.or.jp/nippongeinou/x/2019-04-05/31/1889/2142389/
築125年の歴史ある芝居小屋で、地元の人達が出演する
「地歌舞伎」が年1度開催される場所でもあります。

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ちなみに…中村七之助さんは、かしも明治座名誉館主。
(その前の名誉館主はお父様の勘三郎氏)

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明治座の表の入口にはサインも。

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舞台には勘九郎さんと共にお名前が。

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築125年の芝居小屋は岐阜県重要有形民俗文化財、

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その昔、地元の方々の協力で作られた引き幕は
市指定有形民俗文化財に指定されています。

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さて、かしも明治座で開催された、いだてんトークリレー。
司会は岐阜放送局の望月アナウンサー。
夕方の地元ニュース番組「まるっと!ぎふ」
https://www4.nhk.or.jp/P4767/
こちらを担当されているのが望月アナ。
https://www.nhk.or.jp/gifu/caster/a-det0002.html
もう開演前のアナウンスで声だけ聞いて
望月アナと気がついた私…NHK好き過ぎる(笑)

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そして…待ってました!大河ドラマ「いだてん」で
可児徳役の古舘寛治さん、ご登場です。

以前に映画「キツツキと雨」のロケで
中津川市に滞在したそうで中津川にはご縁があるとか。
トークショー前には苗木や資料館を巡られたそうです。


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中でも訪れた「絶景山城ランキング1位」にもなった
苗木城は特に印象に残ったそうで
「(天空の城ラピュタなどを制作した)スタジオジブリ感のある
フォトジェニックな風景ですね」と語られて
「駆け足で巡るのが惜しいほどでその場を離れるのが名残惜しかった」とのこと。
そんな笛木城の近くに以前に映画「キツツキと雨」のロケで滞在されていたそうで
「当時はロケバスで移動していたのでここの近くだってわからなかったんです」
と古舘さんも苦笑い。
この日はトレードマークになりつつあるヒゲがないお姿だった古舘さん。
「ひげ&メガネの印象がついて…そのおかげで、
そういった姿の役に選ばれることが多くなりました」とのこと。
そんな古舘さんが大河ドラマいだてんで演じる可児徳(かにいさお)
「キャスティングが決定した当初、
自分なりに可児さんのことを調べようと思ったんですが…
なにぶん、ウィキペディアでの情報も少なくて」と語る古舘さん。
しかし、ドラマが始まり、回を重ねるごとに、
ウィキペディアでの可児徳の情報は増えてきたとか。
ドッジボールを広めた人物という可児徳さんの一面にも驚きです。
(※このトークショーの当日の夜に、
そのエピソードもドラマ本編で紹介されていました)
地元では可児さんの功績をたたえ、
今年から小学生対象にドッジボール大会を開催するとかで、
古館さん、トークショーの前に、
可児徳さんのお名前を記念に毛筆で書かれてきたとか。

さて、可児徳さんといえば…
第1回箱根駅伝で優勝したチームの監督でもあります。
とにかく色々なエピソードがある可児徳さんを演じる古館さん。
撮影中はどうだったのでしょうか?
金栗四三に自転車で伴走するシーンは
「昔の自転車はペダルが重くて思うようにスピードが出ず苦労しました」
とのこと。
さらに神社の木の下でセリフを言うシーンは、
リアルに蝉の鳴き声が大きすぎて、
後ほど、セリフをナレーションのように入れたのだとか。
(第7話:おかしな二人)

ちなみに金栗を演じる勘九郎さん、
スヤを演じる綾瀬はるかさんなどの熊本チームは
比較的ロケが多いようですが、
古舘さんはスタジオでの撮影が多かったようです。
「大河ドラマは私達の前に西郷どんがありますから、
その撮影中はNHKのスタジオは使えませんから、
私たち、いだてん組は、東宝のスタジオなどをお借りして撮影していました。
西郷どんの撮影が終了次第、
NHKのスタジオにスライドした感じですね」とのこと。

ちなみに…勘九郎さんが
「お酒を飲むシーンでお酒の匂いがした」とあるトーク番組で
お話していたいそうですが…という質問には古舘さんもタジタジに。
そんな中で古舘さん演じる可児徳さんが支える人といえば…
そうです。役所広司さん演じる嘉納治五郎です。
古舘さんが中学生の頃に見た大河ドラマに
出演していたのが役所広司さん。
当時からその存在感に圧倒され、
大好きな…憧れの俳優さんなんだそうで…
「宮本武蔵役の役所さん、かっこよかったんですよ」
と嬉しそうに語る古舘さん。
その話を役所さんにしたところ…
「子どもの頃からって…そんな年齢違わないだろ?」
と言われたそう。


いだてんでは、とにかく役所広司さんと古舘寛治さんの
お2人の掛け合いのシーンが多い印象ですが…
そこで役所さんの演技についてのお話に。

今回の大河ドラマもそうですが…以前に共演した
映画「キツツキと雨」でもそうだったようですが…
「とにかく…役所さんが怒鳴るシーンは…本当に怖いんですよ!
そこまでしなくても…って思うほど」と古舘さん苦笑い。
古舘さんの中で印象に残っているのが映画「キツツキと雨」で
車に乗り込む役所さんを古舘さんが止めるシーンだそうで…
「僕からしたら憧れの俳優さんなんですよ。
その俳優さんに触っていいんですか?と
ファンとしてドキドキしながら共演したんですが…
その気持ちは一瞬で吹き飛びましたね。
もう全力で行かないと車に乗り込んで車発車しそうな勢いなんですよ(笑)
だからもう必死に食らいついてました」とのこと。
「この中津川のロケ現場に入った当初は
いちファンとして緊張していましたが…
最終的には役所さんの運転する車に乗せてもらえるまでの仲になりました」
と笑顔で話す古舘さんのお顔はまさに、10代の頃、
大河ドラマに出演する役所さんにあこがれていた少年のようなお顔でした。
今回、大河ドラマで再び役所さんと共演となり、
さらに役として役所さんと常に一緒にいる役だと知り、
「自分、役者としてどんだけ恵まれているだ」
としみじみ思った古舘さん。

そんな中で周りがヒヤっとしたシーンといえば…
第4話で羽田の競技場を作るシーンで、
三島弥彦役の生田斗真がお金が出せないと言ったところで
嘉納治五郎役の役所さんが倒れるのを
可児徳役の古館さんが抱きとめるシーン。
これは別のトーク番組で、天狗倶楽部の吉岡信敬(しんけい)役の
満島真之介さんが熱く語られていたのですが
「古舘さんが役さんをギリギリまで止めなかった!」と。
その後のカットを見れば、一目瞭然なのですが…
役所さんの背後には木箱が置いてあり…
相当危ない状況だったんです。

これを今回のトークショーでも質問され古舘さんも苦笑い。
「いやもうこれは…予想外だったんですよ。
膝から崩れ落ちてくれたら心の準備もできたんですが…
まっすぐな状態で後ろにフワーって倒れるんですよ。
だから『どうなる?え?…うわぁー!』
と我にかえって慌てて支えることとなり、
結果、ギリギリの救出になったんです」とのこと。
側にいた時には「自分が可児徳だったら…
と、思って動いていましたが危うく日本の宝とも呼べる
俳優の役所さんの人生を終わらせるところだった…
今考えてもゾッとする状況だった」と回想されていました。
もちろんその後、役所さんには
『もっと早く支えてくれないと!』と言われたそうで…
役所さんご自身も相当危ないと思われたのでしょうね。
そして役所さんは、いだてんの中では状況説明的な役も
兼ねていらっしゃるので、とにかく台詞の量が多く、
それには古舘さん
「自分の10倍ほどの台詞はあるのではないでしょうか?
自分だったら…それは嫌ですね」と苦笑いしながら語られていました。
それと永井道明役の杉本哲太さんについても
共演されて色々と感じたこともお話されていました。
「杉本さんって大きな体格なせいか、
もっと硬派なイメージで演じられるかと思ったんですが…
面白いアプローチで来たので驚きました。
『その面白い路線は自分の役では?』とも感じましたし」
という語りには会場からも笑いが生まれていました。

そして、これからやってみたい役について質問されると…
「面白い作品であればどんな役でもやってみたいですね。
変わった人とか、酔っ払いの人とか…
二枚目でモテるようないい役もやってみたいんですけどね」
と笑いながら語る古舘さん。
そんな中でこれまで演じた中で印象的な役だったのが
大河ドラマおんな城主直虎で演じた松下源太郎
古館さんも、トレードマークだったメガネを取り、
ちょんまげ姿だっただけでなく、
役としても虎松の養父として奮闘することから
放送当時もSNSなどでの反響が大きく、古舘さんいわく
「イイ役ってこんなに印象が強いのか?」と痛感したと同時に
「イケメン俳優がうらやましい」と思ったのだとか。
これには会場、大爆笑。
そして今回も大河ドラマに登場ということで…
「昨年5月から撮影に入っていますが
こうして一人の役を永い時間演じるというのは
日本の俳優としてとても喜ばしい」とのこと。
さらに、可児徳さんの生涯にも触れて
「可児さんは、91歳の時に東京オリンピックを
ご覧になられているんですよね。
今度、脚本がどうなるか分かりませんが
僕も可児徳として、ぜひ劇中で東京オリンピックを
目にしてみたいですね」とお話されながら、
最後には「宮藤官九郎さんの脚本は本当、面白いです。
ぜひ、毎週、リアルタイムでその面白さを感じていただきたいですし、
やはりお客さんが見てもらって成立するのがドラマだと思うので…
たくさんの方に見ていただきたいです!」
と熱く語り、トークショー終了となりました。

最後は主催より許可が出て、
撮影時間が取られることになったのですが
「なにぶん、脇役なことが多いので主役に慣れていなくて…
私なんかで大丈夫ですか?撮影してもらって…」
と慣れない状況に恐縮気味の古舘さんを、まるで勇気付けるように
『お写真撮りたいでーす』と前列から女性の声で
次々と熱いコールが(笑)
古舘さんも、そのお声にホっとされたのか
舞台の下手から上手に向かい、
来場された皆さんに応えるかのように
あちこちに身体を向けられ、
にこやかに手を振って撮影タイムを楽しまれていたご様子で…
その姿を来場された方々がスマートフォンなどで
撮影されて終了となりました。

初回より熱心に視聴しているドラマというのもありますが、
撮影の裏話もですが、
古館さんの軽妙なトークがとても楽しく、あっという間でした。
ますますこれからの大河ドラマいだてんが楽しみです。
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「関ヶ原2019春一番フォーラム」スペシャルトーク「村上新悟 関ヶ原を語る」 [芸術etcのはなし]

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先日、3/24(日)に関ヶ原ふれあいセンターで開催された
「関ヶ原2019春一番フォーラム」で静岡大学名誉教授で歴史秘話ヒストリアなどでも
解説としても活躍されている小和田哲男先生、
そして大河ドラマ「真田丸」での直江兼続役で注目された
俳優・村上新悟さんをお招きしてのトークショーが開催されるとのことで出かけてみました。

前半は、石田三成の視点から関ヶ原合戦を読み解くと題して、
歴史講演会「石田三成からみた関ヶ原合戦」という1時間半のトーク。

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さて、休憩をはさみ、続いては…大河ドラマ「真田丸」での
直江兼続役で注目された俳優・村上新悟さんがついに関ヶ原に降臨!
スペシャルトーク「村上新悟 関ヶ原を語る」ということで、
先に三成目線で関ヶ原のトークをされていた小和田先生に加え、
以前、開催された関ヶ原まつりで真田丸で
石田三成役の山本耕史さんが登場された際にも進行役としても大活躍された
小栗さくらさんが今回もご登場。
和やかな雰囲気でスタート…のはずだったんですが…
実はこの前にあった小和田先生のお話の中で
「小山評定は無かったのでは…」という説が飛び出し、
舞台袖でそれを聞いていた村上新悟さんは驚き、
席に着いた途端にこの話題を早速持ち出し
「僕、小山評定ふるさと大使なんですけど…身の振り方を考えましたよ」
と苦笑いしながら小和田先生に突っ込んでいらして会場からは笑いが生まれていました。

さて、村上新悟さん、関ヶ原にはいらしたことはあるのですか?
という小栗さんからの質問に
「以前に西日本豪雨があった時期に京都で撮影があったんですが、
雨の影響で撮影が流れたりしまして…で、『関ヶ原…行ける!』と思い…
来たんですよ。で、近くの(関ヶ原ふれあいセンターの西側にある)
歴史博物館でレンタルサイクル(ママチャリ)を借りてですね、
史跡を巡ったんですよ。
で、平日だったんですけど…ちょうど自分の前に、
同じようにレンタルサイクルで史跡を巡っていらっしゃる
歴女らしい方がいらして…結果的に僕がその方の後をついていくような形になり
ストーカー的な状態になってしまい前を走っていた歴女の方に
申し訳ない気持ちでいっぱいで…」と語り、会場は大爆笑。

さらに小栗さんより関ヶ原の戦いで登場する武士の中で
好きな人物は?という質問には
「大谷吉継ですね。軍師官兵衛で演じたこともありますが…
大谷吉継は皆から慕われる人物で、敵はいなかったでしょうね」

続いて話題は家康に…ここで「おんな城主 直虎」の時代考証を
担当されていた小和田先生より切ないお知らせが…
「直虎が放送されていた当時なんですが…
静岡の方にとっては家康はやはり偉大な武将のイメージが強いようでして…
静岡の居酒屋とかで(注:先生は静岡大学の名誉教授)
「家康はあんなにオドオドしていたのか?」と絡まれたりしたんですよね。
でも、若い頃は気弱だったんですよ」と苦笑い。
居酒屋での出来事は先生も大変困ったそうです。

さて、続いては…島津義弘の正面突破はなぜ?という小栗さんからの質問に
小和田先生よりこんな考察も…
「島津義弘は、家康の軍勢を抜ければ、
薩摩まで逃げ切れると信じて突破したんですよね。
恥を後世に残したくないという気持ちもあったんだと思います。
なぜなら、あそこで敗れてしまったら、
領地も半分に減らされていたと思います」とのこと。
あぁ、島津義弘…確か2018年4月11日に
歴史秘話ヒストリアで放送されていましたね。
私、たまたま見てたんですよ。関ヶ原と耳にして。

https://www.nhk.or.jp/historia/backnumber/338.html

たしか、西郷さんも尊敬していた武将ということでしたね。
でも出陣した300名程のうち生きて薩摩に帰ることはできた兵は
80名程となったことからもその正面突破からの帰郷が
いかに壮絶だったことがわかります。

小栗さんから今度は村上さんに
「今後、演じてみたい関ヶ原の戦いに登場する武将は?」
という質問に「島左近」と即答した村上さん。
理由はというと…
「島左近は、まだまだ分かってない部分が多い人物なんですよね。
なので演じ手により面白くなる人物なんじゃないかなと。
そして何より石田三成に尽力した武将ですから」とのこと。

すると小和田先生が
「今後ぜひ、石田三成が主人公の大河ドラマをつくてもらいたい」と熱望。
会場からは土地柄、拍手がわき上がっていました。

そして村上さんは思い出したように
「宇喜多秀家も演じてみたいですね。
というのは…僕、高校の修学旅行で八丈島を訪れまして…
宇喜多秀家は最後、八丈島に流刑となるんですね」
「高校の修学旅行で八丈島ですか?」
と小栗さんは驚きながらも興味津々なご様子でした。

さて、今回は岐阜の関ヶ原にいらした村上さんですが…
実は前日に岐阜の岩村城を訪れていたそう。
はい、ピンと来た方は歴史秘話ヒストリアご覧になった方ですよね。
そうなんです。村上さん、以前2017年5月19日に放送された
「戦場の花嫁 愛に生きた女城主」で
岩村城の女城主・おつやに戦場でプロポーズをするという
敵将・秋山虎繁役で登場されていたんですよね。

https://www.nhk.or.jp/historia/backnumber/313.html

村上さんのお話では…
「岩村城は、霧がよく出ることから、
霧ヶ城とも言われるそうなんですが…
僕がお邪魔した日は快晴で…(会場、大爆笑)
で、戦国武士の姿の方が『殿ーっ!!!』と駆け寄ってきてくれたんですが…
手に持っていた旗は『半分、青い』と書いてありました(会場、再び大爆笑)」とのこと。

そうでした。岩村城のある恵那市岩村町は、
朝ドラ「半分、青い」のロケ地でもありましたね。

そして歴史と向き合うことについて村上さんからはこんなお話も
「自分は理系だったので(注:村上さんは、栃木の小山工業高等専門学校卒)
歴史にあまり詳しくなくて(大河ドラマ・軍師官兵衛で)大谷吉継を演じる際に、
関連書などを読み、勉強しました。
そのことが、西軍への思いが強くなるきっかけになったかもしれません」とのこと。

小和田先生は「学生時代から戦国時代史や城が好きで、
関ヶ原には何度か足を運んでいました。笹尾山は昔は木が生い茂り、
登るのも大変だったんです。
それが2000年に関ヶ原400年ということで整備の話が出た際、
『史跡のエリアに手を加えるのは』と難色を示されたんですが私は
『昔は木は生えてなかった!』と反論してですね(会場、大爆笑)
整備されて…今のように一般の方も登ることができるようになったんですよ」とのこと。

そして、先生はここ最近の大河ドラマの影響にも触れて
「石田三成の見方が変化してきたのは大河ドラマのおかげですね。
黒田長政も西軍に働きかけたのがドラマで紹介されるようになり、
長政の評伝も変わりましたね」とにこやかに語られていました。

さてこの日、小和田先生は、柄に「愛」の文字が入った
ネクタイを身につけていらっしゃいました。
はい、村上さんが登場したからには…
あの方に触れない訳にはいかないでしょう。そう、直江兼続です。

村上さんが直江兼続を知ったのは、
「花の慶次 -雲のかなたに-」
(注:隆慶一郎が執筆した歴史小説「一夢庵風流記」を原作としている漫画)
だそうで…「憐れんだりはするが、過ちは許さない」という印象が強いとのこと。
「常山紀談」や「北越軍記」に残っている兼続の家臣(三宝寺庄蔵)が
下人を無礼討ちにしたところ、下人の遺族たちが兼続に訴えたため、
兼続は憐れみ、遺族に白銀20枚を支払うように命じるも、
遺族たちは「下人を返せ」と譲らないので、
「地獄に行って迎えに行け」と言って遺族3人の首をはね、
「この者どもを使いに出すから死人を返せ」と
閻魔大王に嘆願書を書いたという話を例にされていました。

「あ、『真田丸』では(脚本を書いた)三谷(幸喜)さんが
『切り捨てますか?』って台本に書いてあったので、そう読んだだけで…」
と笑いながら話す村上さんに会場からは笑いが…

するとここで史実的な補足として小和田先生から面白いエピソードが…
「直江兼続は学者肌ですよね。足利学校の出身者を集めていますし…
書物を集め、文庫も作っています。それに加えて上杉謙信より
「石高を減らされても、部下を切らない」という義の心も教えられている。
書物の話でいえば、関ヶ原の戦いの後は、直江兼続に徳川家康が
お坊さんを介して本の貸し借りをしているんですよ。
家康も勉強したいことがあって、あの本が読みたい。
あ、そういえば直江さんが本たくさん持ってたな…
って感じでお坊さんにお願いして本を借りようとしたみたいですよ」
とのこと。ほほぅ。直江状読んでムキィーってなってた家康さんが…
と思うと面白いですね。

さて小栗さんからは
「真田丸で印象に残っているシーンは?」との問いに村上さんは
「僕、あの頃とまた印象に残っているシーンが変わってきているんですけど…」
と前置きをしつつ
「上洛し、上杉景勝とともに豊臣家を訪ね、石田三成と同席するんですが…
一旦、上杉景勝が真田信繁を連れて席を立つんです。
その際に石田三成が『よろしいのか?』と言うと直江兼続が
『お屋形様は、ああいう方なのだ」とこたえるシーンがあるんです。
2人がこの一言で…何か切れ者同士で通じ合っているような気もして
印象的なシーンですかね。
あとは後半の大阪での戦のシーンで義の心を見せる真田の戦いを
景勝とともに見つめるシーンは長いものに巻かれる自身に
思いを馳せるところが印象に残っています」とのこと。
そして会場が爆笑に包まれたのが景勝が三成を止めるシーン
「『お屋形様は本気になられた』というのですが
『え?これまで本気じゃなかったのか?』って思ったりもした」とのこと。

当時の役作りについて村上さんは
「真田丸では、自身が登場しない部分でも、
直江兼続のヒントがあったりしましたね。
例えば『あやつは用心深い男だから、あのおかげで上杉家はここまで来た』
というセリフがあるのですが…そこにも直江兼続の人柄が表れていますよね」
とも語られていました。

そして直江兼続といえば…はい、「直江状」です。
ここで小和田先生の解説が…「直江状は景勝に代わり、
兼続が家康に公開質問状として出したものなんですね」とのこと。
そしてここで…なんと!直江状の一部を村上さんが生朗読してくださることに!

まさか時を経て、生朗読を聞けるなんて…
当時の自分、想像もつきませんでしたから!
いやもぅ…真田丸が放送中の頃から何度も言われていますけどね…
イケボでございましたよ。もぅ生で拝聴できて感動でした。(嬉!)

で、生朗読後に小栗さんから
「当時、直江状を読む際にどういう風にしようかというプランはあったのか?」
という質問がありまして…それに対して村上さんは
「直江状って書状としての写しはある訳で…
あれ、全部読んだことあるんですけど…
全部読むと13分ぐらいかかるんですよ(会場から笑いが…)
それに実際、直江状は家康の前で読んでいる訳じゃないですからね
(会場、大爆笑)だから『どうしよう?』というのはあったんですけど
そのまま読むのもアレなので…
まぁ、結果的にああいう形で少し煽るって形になったんですけど(笑)」とのこと。
なるほど…というエピソードでした。
そうこうしているうちに…早いものでお別れのお時間に(涙)
最後に村上さんが「時代劇の役者として、
次世代に歴史をつないでいきたいです。
関ヶ原にゆかりのある武将を演じていきたいです」
と語られて、大河ドラマの時代考証や
歴史秘話ヒストリアの解説を多く担当されている小和田先生に向かって
「先生、お願いします!」ってお願いされていた村上さん、とってもお茶目でした。

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時間を忘れるほど、トークに聞き入ってしまい…
気がつけば夕方でした。とても楽しいひとときでした。
この後…「終わっちゃったねぇ」と、
とぼとぼ相方と帰ろうとしたら…
外では自然発生的に村上さんとの写真撮影会が始まっていました。

「あわわわ…」なんという神対応な村上さん。
この日、とっても寒かったんですよ。でも…
「私たちも一緒に撮ってもらいました。すいません」

この後、自然と屋内へと移動して写真撮影会続行…
前日には岩村城にもお出かけくださった村上さん、
関ヶ原までお越しいただき、本当にありがとうございました。
貴重なお話、たくさん聞くことができてとても嬉しかったです。

IMG_7491.jpg

帰りは関ヶ原駅前にある観光案内所に寄り道して
小栗さんがお話されていた電動アシスト自転車と武将の家紋入りのコインロッカーを
確認ついでに(笑)おせんべいなどお買い上げして帰宅しました。
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「関ヶ原2019春一番フォーラム」歴史講演会「石田三成からみた関ヶ原合戦」 [芸術etcのはなし]

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お久しぶりです。ユキヲです。
先日、3/24(日)に関ヶ原ふれあいセンターで開催された
「関ヶ原2019春一番フォーラム」で静岡大学名誉教授で
歴史秘話ヒストリアなどでも解説としても活躍されている小和田哲男先生、
そして大河ドラマ「真田丸」での直江兼続役で注目された
俳優・村上新悟さんをお招きしてのトークショーが
開催されるとのことで出かけてみました。

静岡大学名誉教授である小和田哲男先生は、
大河ドラマ「軍師官兵衛」など
様々なドラマの時代考証もされている戦国時代史がご専門。
今回は、石田三成の視点から関ヶ原合戦を読み解くと題して、
歴史講演会「石田三成からみた関ヶ原合戦」という1時間半のトークからスタート。

「歴史は勝者から見ることが多いが、今回は敗者の石田三成からの目線で」
と今回のテーマに沿って語られる小和田先生。先生は学生時代の頃から、
ここ関ヶ原に足を運んでは戦国時代に思いを馳せながら歩いていたそう。
「だから、若い頃はもっぱら徳川家康の目線で歩いていたのかもしれませんね」
と微笑む先生。
さて、まずは関ヶ原の発端となる豊臣家のお話から。
「豊臣秀吉が亡くなった時、秀頼10代後半であれば、
あのまま豊臣家の天下であっただろうが、
6歳が故に関ヶ原合戦の伏線となってしまった」
そこでよく言われる「秀頼は秀吉の実子ではないんじゃないか説」
「猜疑心の強い秀吉が、もし秀頼が実子ではないとしたら、
あれほど秀頼を可愛がっていたであろうか?というのが
その仮説に対する疑問です。だから私は秀頼は秀吉の実子
ということで良いのではないかと思っています。
(ちなみにこの実子問題。九州大学で戦国時代史をご専門とする
教授同士でも意見が割れてしまうほどの深い案件なんだそうです)
秀吉が実子でないという説のひとつに、秀吉は背が低く、
秀頼は背が高かったということ。
今回は一般市民向けのトークショーということで、
先生も柔らかい切り口で秀吉のお話を展開されていきます。

「実は10年ほど前になるのですが…静岡の小学生が、
秀吉が着用していたものと言い伝えられている陣羽織の型紙をおこし、
紙製の陣羽織を作成。それを150cmから170cmの
身長が違う男性複数人に羽織ってもらい、
どの身長の人が陣羽織が似合うかを調べたんだそうです。
すると結果154cmの男性が似合う陣羽織だったことがわかったんです。
これどういうことかと言いますと…
つまり、秀吉は背が低かったということなんです。
これ、学芸員2人が研究により算出した数値と近いんですよ!
となると…秀頼が背が高いのはどう説明するかというとですね…
まぁ、母親・淀殿(茶々)が背の高い人だったので、
妥当な身長ではないかと思うんですよね」

という先生。
ここからは秀吉の役職についての話も。
時代をさかのぼり…全国の藤をまとめたのは源頼朝。
以来、平氏と源氏が交代して政権を握ります。
で、秀吉は征夷大将軍にはなれなかったが、
関白の席が空いていたことから、その席におさまる訳ですね。
そして本来、関白から太閤となれば
表より身を引くのが常なのですが…秀吉は例外となります。
さて、足利義満は10歳で将軍となり、
細川頼之が義満を補佐した前例があります。
石田三成はこの前例を元にして豊臣秀頼と
五奉行との関係をそれにならいたいと考えた訳です。
しかし徳川家康は「天下は力ある者のまわりもち」と異を唱えます。
つまり「今なお世は乱れている。
ならば力あるものに天下を任せるのが良いのではないか?」
ということなのです。
家康は、清洲会議で目の前で秀吉が三法師を抱いて
天下を取るところを見ているというのもこれにつながるかと思います。
さらに、石田三成は、秀吉に恩義を感じている人たちで
家康を討ちたいと考え、徳川家康は、6歳の秀頼が
10歳ともなれば力だけではねじ伏せられなくなると考えた訳です。
そこで関ヶ原の戦いで決着をつけるという流れになるんですね。
そして、今回の解説の後のゲストがゲストということもあり、話題は直江状に。
その前に直江兼続についての解説が先生より入ります。
「通常、家老というのは主君の指示なしでは
行動できないんですよね。ただ、直江兼続なんですが…
他の家老とは違うところがあるんですよ。
それはね。執政というもので、主君と共同で業務を行う、
現在のいわゆる共同経営者のような立場だったということです」
そして本題の直江状については…
「江戸時代などを経て、過激な言葉遣いにはなっていて、
よもやすると偽書であるとも言われているが、
やはり直江状自体は存在していたと考えています。
それは家康のおごった行動について
理路整然と書き綴ってただけであるが、
家康はそれを挑発と受けて、
結果、会津攻めへとつながったのではないかと」とのこと。
そして最後に先生の面白い見解で
今回のテーマが締めくくられることに…
「尾張を防衛ラインと考えていたのなら、なぜ清洲城を押さえておかなかったのか?と思いますね。川を戦略に使えば、自然の防御壁となる訳で…それがあれば家康は封じ込められたかもしれません。あとは松尾山に置くつもりでいた毛利輝元が出陣していたら西軍の風向きは変わっていたかもしれませんね。とはいえ、敗軍の証、兵は語らずとも言いますね」とにこやかに語る小和田哲男先生。あっという間の1時間30分のトークでした。


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「えいこーんずさん閉店に伴い、作品の委託販売は12月20日(火)迄となります」 [作品制作のはなし]

お久しぶりです。ユキヲです。

最近、すっかり別のSNSの更新の方が常になってしまい…
ブログを更新することもおろそかになっていました。

でも、ここには色々な思い出とか書き留めてあるので
更新は滞っていても、しばらくはこのままにするつもりです。

2015年のえいこーんず13周年企画のオリジナルグリーティングカード以来
新作の制作ができず、正直、自分ももどかしい気持ちでいました。

理由は色々あるのですが…

昨年から今年にかけて色々と辛いことが重なり
自分自身の心がポッキリ折れてしまい
制作までのパワーが捻出できなかったというのが
今の現実です。

そのために仕事も1ヶ月半という
生まれて初めてこれほどの休養を取りました。

その辛いことについては
非常にプライベートなことなのでここで書くのは控えます。
ただ、ひとつだけ言えることは
私自身、親しい身内同士で会話をしてても
いまだにその辛いことについて、
どんな言葉を使って細かに伝えようとしても
正直、その辛さの何分の1しか伝えられない感があり
時には的外れな励ましなどもあいまって…
周りと自分との心の誤差から、
一時期、心のバランスを崩しかけました。

SNSでそのバランスの悪さが気になる知人からは
「辛かったら吐き出していいんだよ」とか
「また会ってお茶できたらいいですね」とか
色々とありがたい言葉もかけていただくのですが…
私自身、いまだに口に出すのも辛いことで
10代の頃から付き合っている親しい友人ですら
メールか手紙で伝えることで精一杯だったりします。

それに今は人に会うのに非常に疲れてしまうのです。
ようやく仕事も休養前のペースに戻ってきたところなので
今は自分のペースを大切にして
試行錯誤しながら日常生活に戻ることを目標にして
日々過ごしています。
なので、今はそういう状況なのだとご理解いただければ幸いです。

さて、表題の通りなのですが…

2004年7月より私の作品の委託販売でお世話になっていました
愛知県名古屋市千種区のえいこーんずさんが
12月いっぱいで実店舗が閉店となりました。

えいこーんずさんは今後、
ネットショップ・マルシェなどの出店で継続とのことですが、
私の委託販売は12月20日までとなりました。

それに伴い、えいこーんずさんでのネットショップでの
私、ほりばやすよの作品の販売、12月20日までです。

ペーパークラフトや活版印刷のカード等、
この機会にご覧いただければ幸いです。

http://shop.haycorns.com

イラスト雑貨/ほりばやすよ

にアクセスしてください。


えいこーんさんとは…12年ほどのおつきあい。
思えば12年…長いようであっという間でした。
特に今まで合計3回、
店舗にあるプチギャラリーにて展示した経験は
私の20代から30代にかけて、
その後の制作の糧となる大きな経験となりました。
私のやりたいことを、宇宙のような広い心で受け止めて
やらせていただいた、えいこーんずさんには
本当にいくら感謝しても足りないくらいです。


えいこーんずさんのプチギャラリー。
それぞれたくさん思い出があります。

初めての展示は、2005年。
まだ結婚前で一人暮らししていて
寝る間も惜しんで制作なんぞしていた
そんな頃ですね。今、読むととても懐かしいです。

http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2005-12-12-1

こちらのブログをご覧になってくださっていた方にも
懐かしい記事かと思います。

そして…
えいこーんずさんのプチギャラリーでの
2度目の展示は2011年7月。
震災の年の展示でした。
海をテーマにしたことに最初、後悔しながらも
自分なりの海の世界を作りました。

「『Bon Voyage』ができるまで」 
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2011-08-02-1

クルージングすごろくができるまで
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2011-08-02-1


さらに、えいこーんずさんのプチギャラリーでの
3度目の展示は2012年12月。
クリスマスをテーマに展示しました。
2011年の展示に伴い制作した「クルージングすごろく」に続き
2012年の展示の際も「クリスマスすごろく」制作。サイコロ等も特製。
非常に制作に時間がかかりましたが、それも良い思い出です。
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2013-02-03

えいこーんずさんでは、
私の代表作品となった手描きのポストカードも
季節に合わせ色々な図案を制作させてもらい
制作者として、大変勉強させてもらいました。
カエルのふくちゃん、すごろくも合計3種類できましたし…
一番思い入れが強いキャラクターですね。
これからも大切にしたい私の同士であり、家族のような存在です。
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2008-11-12

繁忙期の難しい案件の仕事が片付き、
気を抜いたせいか、はたまた流行りに乗ってしまったのか…
久しぶりに胃腸風邪にかかってしまい
もっと早くにお知らせしなくてはならないことが
間際のご連絡になり申し訳ありません。

えいこーんずさんでの委託販売は12月20日(火)で終了となりますが
岐阜県岐阜市柳ヶ瀬にあります「ギャラリー クロッキー」さんでは
今後も、カエルのふくちゃんの手描きポストカード、
カエルのふくちゃんのすごろく、
そして活版印刷によるペーパーアイテムなど
継続して委託販売としてお世話になる予定です。

今年は充電の年だったと思っています。
そういう年もあるんだろうと思います。

来年は今より少し、上向きに…
そして新作を生み出せるまでに心身ともに健康でありたいと思います。
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「えいこーんず13周年企画『どんぐりとくま吉展』+新作のご紹介」  [作品制作のはなし]

さて、6月といえば…
手描きのポストカードなどの作品の
委託販売でお世話になっている
名古屋市千種区の「えいこーんず」さん。

雑貨屋えいこーんず
愛知県名古屋市千種区桜ヶ丘54 
http://www.haycorns.net/


こちらで、6月1日(月)から
「どんぐりとくま吉展」が開催中です。

こちらの企画展では、えいこーんずの作家さん達の
くま吉くんやどんぐりをモチーフとした作品の数々が登場。

私も参加させてもらうことになりました。

にしても…
イネ科の花粉アレルギーによる体調不良などで予定通りにいかない5月後半。
今年は症状が酷いですね。

「そういえば新聞に笹の花が60年振りに開花したとかで話題になっていましたね」

笹も一応、イネ科なんですよね…(遠い目)

ま、戯れ言はそれぐらいにして…

今回の自分の作業、なかなか苦戦しました。
というのも…ひたすら花を作る日々。
IMG_3264.jpg

IMG_3267.jpg
※参考に…
バックの格子模様はカッターマットについている定規で
薄く見える破線の1マスは5mm…くっきりと見える実線の1マスで1cm。
ということで、こちらの花、約直径1.5cmでございます。

久しぶりに夢にでてきそうなレベルでした…(爆)

そうなのよね…

「できる範囲での加工で留まるのは嫌だなと」

なので、あえて工程をさておき、ラフデザインとか作った訳ですが…

「結果的に、自分の首しめてましたからね…あはははは…」

笑えない…

立体的とまではいかないけども、花を平面にしたくなくて、
少しボリュームを持たせたかったんです。

なので、型抜きした花を2枚重ねて、やや立体感を表現。
(同系色で濃淡の違う色画用紙を重ねてみました)

はい、ここ数年、グリーティングカードを制作している私。
そして、ダブルイメージ(と呼べるかどうか怪しいところですが…)で
その数字を入れこんでいくのを自分にあえて条件づけてみているのですが…

そんな訳で今回もグリーティングカードを制作しました。

IMG_3271.jpg

13周年にちなみ花束の花の数は13。

13の数字も、ダブルイメージで忍ばせています。

IMG_3270.jpg

さて、ダブルイメージはどこにあるでしょう?

えー、どなたかに、花束のリボン部分を指さされて

 『アルファベットのBって何?』

って言われましたけど…

「惜しい…Bではない!」

現場からは以上です(笑)

IMG_3275.jpg

手作りなので数はあまりないのですが今回は色違いで2種類作りました。

IMG_3273.jpg

IMG_3272.jpg

花の色と合わせ、それぞれ違う色の便箋を1枚添えています。

IMG_3274.jpg

そして白い封筒付きです。

こちらのグリーティングカードは
えいこーんずさんの企画展のみでの販売なので
実店舗のみの販売となっているそうで
基本的にはネット販売は行っていません。

現在のところ、再納品は考えていないので
この機会にぜひ、お近くにお出かけの際には
お手に取ってご覧いただければ幸いです。

そして…

6月25日(木)〜28日(日)は
えいこーんず13周年「どんぐりまつり」

どんぐりまつりとは…

☆全商品10%OFF!

☆くま吉と写真撮影会(撮影したお写真はプレゼントしてくださいます!)

☆500円以上お買い上げでくじ引き(おひとりさま1日1回)
【1等】くま吉バッグ&お楽しみ袋
【2等】くま吉バッグ
【3等】名東区の「タルティーヌ」クッキー

くじ引きははずれ無し!

みなさーん!くじ引きは、はずれ無しですよ!
(ここ大切…重要なことは、2度言う↑)

ぜひぜひ、お誘いあわせの上、お出かけくださいませ。
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「2015年の年賀状」 [作品制作のはなし]

毎年恒例になっているので…今年も懲りずに書いてみる…

今年の未年。

「夜な夜な印刷する人がココに…」

夜になると…聞こえてくるんです…

「ガッタン、ガッタンという音が…」

ホラー?

違うんです。実は今年の年賀状。

「活版印刷で仕上げたんですよ」
(注:厳密に言うと樹脂版印刷)

とうとうやりました。念願の活版印刷での年賀状。

しかし…大変だったね。

「まずは樹脂版をお願いするところから」

そう。自宅では製版できないので
以前よりワークショップでお邪魔していた
大阪にある「なにわ活版研究所」さんにお願いしました。

「年末の忙しい、年内締め切りギリギリに発注してすみません」

制作は計画的に…(←反省を込めてつぶやいてみる)

で、分かりやすいように原案がコチラ。

2015NewYear.jpg

自分で言うのも何だけど…

「良く出来たよね?この図案」

最初、毛糸で西暦作るだけにしようと思ったんだけど…

「それじゃあ、ありきたりだよねぇ…」

と、自分自身にダメ出しして…

「せっかくなら未の顔、入れてあげようよ(かわいいんだし…笑)」

と思って、もうひと頑張りして、出来たんだよね。

「新年のごあいさつと未の顔とのコラボレーションに
 深夜にひとり、ガッツポーツ!」

単純です(笑)

とまあ…図案は良い出来。
が、しかし…

「3色刷りです」

これが…自分で自分の首をしめた原因ですよ。

「3色刷りということは、その都度、樹脂版を取り替える必要があり
 合計3回、印刷しなくてはならないということ」

さらに…

「片面だけじゃなく…自分の住所と名前も宛名面に刷らないといけない」

えーっと…となると…

「合計4回、印刷ですか…」

遠い目になるな…それも年末も押し迫った時に…

そんな訳で…

仕事から帰宅→夕食の支度&夕食を取る→樹脂版印刷をする

これを数日繰り返すことに(爆)

「当たり前なんだけどね…
 インクも1日置かないと乾かないから…結局1日1色が限界だった」

まあ、大掃除もしないといけないし…本当に…主婦目線からすると涙目だった。

それにタイミング悪く、12月にアレルギー症状が出て2週間ぐらい
自分自身が使い物にならなかったのですよ(爆)

「本当、詰んだよね…(遠い目)」

でも無事に出来たから結果オーライ。

「今回は12月28日に投函しました!」

ちなみに友人情報によると元日に到着したようです。
ほっと、ひと安心。

印刷の仕上がりは、やはり樹脂版印刷の方が好きだけど…

「手間がね…」

ま、それがこの印刷の良さでもあるのですが…
手間をかけるからこそ、良いものができるという。


ちなみに12年前の年賀状がコレ。

yukiwomail.gif

ひつじパフェね(笑)

「広告代理店に転職して、求人広告制作をしながら
 イラストレーターなどの実務経験を積んでいる頃だね」

辰年の頃と比べたら…だいぶこなれているよねぇ(他人事…笑)

プリッツのような美味しそうなひつじパフェの足の部分が
友人の間で話題になった図案です(笑)


で…来年は…申年ですか…

「実は苦手な…猿」

イラストにするにしても、上手くレイアウトするのにも…

「本当に苦手」

ま…頑張りましょう(苦笑)

参考に…

2014年の午年

2014NYCardmini.jpg

相変わらずダブルイメージが入っています。
2=馬の頭から首にかけて
0=花輪
14=馬の足と尾のシルエット




2013年の巳年
NYC2013.jpg
この年の12月に展示した作品…
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2013-02-03
こちらの、スピンオフみたいな仕上がりに。

2012年の辰年(年女のため、親しい友人には宛名面に仕掛けをしました)
2012.jpg


2011年の卯年

2011CARD.jpg


2010年の寅年

2010.jpg


2009年の丑年

2009newyear.jpg


2008年は喪中のため寒中見舞い




2007年亥年




2006年の戌年



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2014年8月30日(土)あいちトリエンナーレスクール第1回「デザインのひみつ」 [デザインetcのはなし]

おひさしぶりです。ユキヲです。

ひょんなことから活版印刷機を手に入れたこと等々
色々と書きたいことは山ほどあるのですが…

「タイピングが追いつかない程…毎週、毎週出来事が多すぎて…」

なんですね。まあ、繁忙期というのもあるのですが…
で、まあ、ひとまず最近、出かけた先で見聞きしたもので
「これは何がなんでも残しておかねば!」と
思ったものありましたので…久しぶりにブログ更新。

そう思ったのも…先日の些細な出来事から。

30代前半に比べて、後半の現在。
圧倒的に美術館に行く回数が増えた私。
最近、「あれ?この作家の作品、前に見たなぁ」ということが多くなり
それに伴って、昔に書いたブログの記事が記憶のアウトプットに
とても役立っているのです。
(自分としては、「昔はよくぞここまで長文書いてたなぁ」と
 昔の自分に驚くばかりなのですが…苦笑)

先日、はるひ美術館でブルーノ・ムナーリ展が開催されていることを知り
『あ、私…それ刈谷市美術館で見たぞ」と思って
「あれは…たしか3年ぐらい前かなぁ」と頭に描いて
自分のブログ記事を検索したら…「え!6年前だった!」
まあ、最近、こんなことしょっちゅうで…自分の記憶力に愕然としています。
とはいえ、もちろん良いこともあって…
当時、見た際に感じたこと、思ったことが書き留めてあるので
「ああ、こういうこと感じてたのか」と客観的に自分の感覚を眺めてみたり。
今だとまた違った見方も見えたりして…面白い。

「そういえば最初のトリエンナーレなんて
 あんなに長文で書き留めていたのに…
 Twitterのおかげで昨年のトリエンナーレについては
 ブログに何も残してないものねぇ」

いや…すみません。残すつもりでテキストとかも書いているんです。
写真も整理したんですよ。だけども…だけども…

「時間がない」

はい、言い訳です。すみません。年内頑張ります。

ま、そんなこともありまして…
出来る範囲で残そうと思った訳です。


2016年に開催するあいちトリエンナーレに向け
現代アートを楽しみながら学ぶレクチャーシリーズ
「トリエンナーレスクール」が始まりました。
その第1回目、先日、8月30日(土)に行われた「デザインのヒミツ」
これは行かなくては…と、やってきたのは愛知芸術文化センター12階のアートスペース。
こちらで午後2時から3時半まで開催とのこと。定員180名ということでしたが、
土曜なのと開始30分前から整理券を配布するとのことでしたので開始15分前に到着。
整理券は40番台でした。

さて、私がどうして「行かねば!」と思ったかというと…

それは、昨年…全会場、くまなく回った、あの「あいちトリエンナーレ」の
公式デザイナーを担当された廣村正彰さんがゲストだったので。

今、振り返れば…昨年のトリエンナーレ会期中。
各会場の作品を見ることに精一杯で、公式デザイナーが誰なのか…
そこまで頭の回路が繋がらなかった私。
とはいえ…各会場の空間の特徴に合わせデザインされた
あの「青を基調とした洗練されたデザイン」は今でも「すばらしい」と心に残っています。
それが廣村正彰さんと知り「これは行かねば!」と。

というのも…廣村さんは、あの田中一光デザイン室で経験を積まれたデザイナー。
実は私。2013年、今はなき大阪のサントリーミュージアム天保山で開催された
「田中一光回顧展 ― われらデザインの時代」に出かけた程。
そんな経緯もあって、今回はトリエンナーレのデザインができるまでが聞けることも
楽しみにしつつ…ひょっとして、田中一光さんのもとでデザインの経験を積まれた際に
体験された貴重なお話も伺えるかなと期待しながら出かけたのでした。

さて、廣村さんをゲストに
国際デザインセンター 海外ネットワークディレクターの江坂恵里子さんを
進行役に迎えて始まった、第1回トリエンナーレスクール。

最初に、廣村さんからは、ご自身のパソコンに保存されたスライドを
スクリーンに照射しながら、その後の流れを江坂さんからの質問を交えながら
公式デザイナーに任命されたところからお話が始まりました。

久しぶりなせいか、かなりの長文。すみません。


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「えいこーんず12周年企画『どんぐりとくま吉展』+新作のご紹介」 [作品制作のはなし]

お久しぶりです。
最近、Twitterの方がメインで、
ブログをすっかり放置気味なダメな人がここにいます(爆)

とはいえ…きちんとした告知をしたい場合など
ここぞという場合は、ブログでの登場でございます。

今年と言えば…毎年、書類通過していた杜の宮市に落選し
何とも落ち着かないゴールデンウィーク。

「いや、それなりに楽しんでましたけど」



image-20140620161716.png

尾西繊維協会ビルで開催されたアール・マテリアル・プロジェクトさんのイベント
http://rrr-material.jp/event-information/rrr-material-2014
その中の無料の建築ツアーで
テンションあがりっぱなしで見学していた、洋館系の建築大好きな私。

「杜の宮市に落選してなかったら、堂々と見学できなかったものね」

おまけに当日、雨だったし(苦笑)

ま、雑談はそれぐらいにしましょう。

さて、6月といえば…
手描きのポストカードなどの作品の
委託販売でお世話になっている
名古屋市千種区の「えいこーんず」さん。

雑貨屋えいこーんず
愛知県名古屋市千種区桜ヶ丘54 
http://www.haycorns.net/

こちらで6月1日(日)より、
えいこーんず12周年企画展「どんぐりとくま吉展」が始まっております。
こちらの企画展では、えいこーんずの作家さん達の
くま吉くんやどんぐりをモチーフとした作品の数々が登場するのがこの企画展。

「今回もわたくし、参加させていただきました」

はい、毎年恒例となりつつありますが…
ここ数年、グリーティングカードを制作している私。
そして、ダブルイメージ(と呼べるかどうか怪しいところですが…)で
その数字を入れこんでいくのを自分にあえて条件づけてみている私。

今年は「12」

さてどうなったかといいますと…この通り。

image-20140620161750.png



image-20140620161824.png


灯台が「1」


image-20140620161853.png


航跡が「2」

今年もかなりパーツが細かく、終わりが見えなくなり…

「納品間近に半泣きでした」

設計図作っているはずなのに…

「作っているうちに手直ししてたら…余計に細かくなってしまって」

この仕上がりです。


image-20140620161910.png


一番泣きそうだったのが…スーツケース。

「パーツ多すぎ」

でも、作る人。


image-20140620161934.png

ちなみに、空飛ぶかもめは12羽です(相変わらず…数字の件はこだわる人)

image-20140620161958.png

かもめは切り抜いているので、内側の水色の便箋風の用紙が透かして
かもめの姿が見えるという仕掛けです。

もちろん、今回も封筒つきでございます。

「そして毎回、くま吉くんの目と口の部分は
 私が手描きしているので、1セット、1セット表情が微妙に違います」

えいこーんずさんでのオリジナルグリーティングカードですので数に限りがございます。
お近くにお立ち寄りの際にはぜひ手に取ってご覧くださいね。

そして明日から、6月21日(土)・22日(日)23日(月)の3日間は…
えいこーんず12周年「どんぐりまつり」

どんぐりまつりとは…

☆全商品10%OFFセール

☆くま吉と写真撮影会(撮影したお写真はプレゼント♪)

☆500円以上お買い上げでくじ引き(おひとりさま1日1回)
【1等】フィンランド製ククサ(贈られた人が幸せになるという木のカップ)
【2等】お楽しみ袋
【3等】名東区の「タルティーヌ」クッキー

くじ引きははずれ無し!

みなさーん!くじ引きは、はずれ無しですよ!
(ここ大切…重要なことは、2度言う↑)

ぜひぜひ、お誘いあわせの上、お出かけくださいませ。

さて…もうひとつ、ちょっとしたお知らせが…
それについてはまた別の記事にアップします。


*************参考*************

ここ数年、制作したグリーティングカードの画像もアップしておきます。

くま吉11th3.jpg


11周年記念では、こんなグリーティングカードを制作。
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2013-06-02
本の数を数えてみると…
「くま吉くんが読んでいる本も含めて11冊」
さらに…(苦しいですが…)くま吉くんが「1」ならば…
(まあ、上から吊るされる電灯も含めて1かな)
たくさんの本が積まれたシルエットも「1」をイメージ。
ということで…グリーティングカードを広げると
そのシルエットが「11」という訳です。


10thDM_3.jpg

10周年記念では、こんなグリーティングカードを制作。
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2012-06-03-1
※「1」が天体望遠鏡と共に立っている、くま吉くんを
 「0」を満月のお月様に…見立てております。
 さらにお空の星の数は合計10個(笑)


9thCard1.jpg

そして9周年記念で制作したグリーティングカード。
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2011-06-02
※飛行機から出るモクモクとした雲が「9」の形になっております。


8thDMa.jpg

8thDMb.jpg

さらに8周年のときにはこんなグリーティングカードも制作しておりました。
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2010-06-01-1
※海老フライが漢字の「八」を
 お皿を開くと、「8」という形になるという仕掛け。


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「2014年の年賀状」 [作品制作のはなし]

毎年恒例になっているので…今年も懲りずに書いてみる…

今年の午年。

「初めてじゃないでしょうか…新年になってから宛名書いていたの」

ええ、なんだかんだ言って、12月28日頃には年賀状投函していた私がです。

「何してた?」

えー、まずは…2013年の年末は…

「東京行ってましたね」

それも…

「3泊したよ…ね?」

なんですよね。

理由は色々あるのですが…

おまけに午ということで…

「アイデアが全く浮かばず」

そうです。毎年恒例の西暦をダブルイメージにするアレです。

「自分が言い出したんだから…やろうね。酉年までは!」
(注;西暦のダブルイメージは2006年の戌年から始まったのである)

で、どうなったかというと…

「大掃除終えた大晦日に制作。宛名書きを年明けにしていた」

そうそう…大晦日一番の楽しみの紅白見ながら、
心穏やかにして印刷に必死になっているというシュールな光景。

さらに…年の始めはさだまさし見ながら必死に宛名書きしていたのよ。

あれ?相方は…

「隣の部屋でいびきかいて寝てました」

何とも言えない気持ちがわき上がったのは言うまでもありません(苦笑)

そして、印刷を終えて、仮眠にも似た数時間の睡眠の後、
雑煮を作り、食べた後…宛名書きのラストスパート。

「我が家は元日は、だいたい午前10時頃までに年賀状が届くので
 それもチェックしながら、最終的にお送りする人達のリストをチェックして
 午後一番に市内の中央郵便局に投函しました」

友人からの話によれば1月3日には到着したそうです。

「みんな…ごめんね」

でも…デザインが難産だった割には…

「最近にはないスタイリッシュな仕上がりになったので満足はしている」

ただね…スタイリッシュ過ぎて…

「ダブルイメージ分かり辛い(苦笑)」

それがこちら。2014年、午年の年賀状デザインです。

2014NYCardmini.jpg

2=馬の頭から首にかけて

0=花輪

14=馬の足と尾のシルエット

お分かりになった方、ありがとうございます。

にしても…最後の最後で浮かんだこのアイデア。
どこから来たかと言えば…

「十和田市現代美術館のチェ・ジョンファさんのフラワー・ホースね」

年末にEテレで放送していたんですよ。

「あ…前に雑誌で見た作品だ…
 これもそういえば馬だよねぇ…」

と、思っていた所に、ふと…

「あ!花でダブルイメージもありな訳だ!」

と思って、結果がコレになりました。

なので、フラワー・ホースへのオマージュってことで(笑)

ちなみに…12年前の午年の年賀状がコレ。

2002NYC.jpg

「懐かしいな…(笑)」

はい。たまにお渡しする機会などある名刺や
現在のホームページのトップ画面にも
今でも使っているあのイラストです。

この頃に描き起こしていたのね…(遠い目)

懐かしいわ。

さて、来年はひつじですか…

「頑張りましょう」

ということで…

参考に…

2013年の巳年
NYC2013.jpg
この年の12月に展示した作品…
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2013-02-03
こちらの、スピンオフみたいな仕上がりに。

2012年の辰年(年女のため、親しい友人には宛名面に仕掛けをしました)
2012.jpg


2011年の卯年

2011CARD.jpg


2010年の寅年

2010.jpg


2009年の丑年

2009newyear.jpg


2008年は喪中のため寒中見舞い




2007年亥年




2006年の戌年



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「活版印刷のワークショップに参加するため大阪遠征」 [作品制作のはなし]

はい、タイトルのままです。
繁忙期に追われてブログの方の更新が滞っておりました。
という訳でタイトルのお話は7月のお話。

昨年あたりのブログ記事をご覧になっている方には

「あ…もしかして…」と思い浮かんでくださる方も
いらっしゃるかもしれません。

昨年、初めて参加させてもらった
大阪の「なにわ活版研究所」さんでのワークショップ
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2012-08-07
(凸版、凹版、孔版、平版の体験と、手フートによるレインボー印刷体験)

http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2012-09-09
(えんぴつに箔押しで名入れをしたり、紙にエンボス加工をしてみたり…)
※昨年は、ロンドンオリンピックの開会式が7月28日で
開会式見ながら支度したのでした。

その後、そこでの出会いがご縁で、
名古屋のNさんの所にある手フートを拝見&体験させてもらいました。
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2012-09-22


そんな、「なにわ活版研究所」さんでのワークショップ
今年は7月28日(日)に開催ということで…

「今年も参加してまいりました」

そうです…7月28日…

「なにわの日でございます」

実は今年は前日入りしておりまして…
昨年も訪れた
松尾貴史さんプロデュースのカレー店「般゜若(ぱんにゃ)」と
7月27日(土)から国立国際美術館で始まった企画展
「貴婦人と一角獣展」
そして昨年、入場整理券がないと入店できなかった
「TIGER COPENTGARDEN」にリベンジして
美味しいお好み焼きを食べるということを
全て実現するために…

「前日入り」

大阪で泊まりで遠征って…かなり久しぶりです。

で、7月28日(日)当日は…
午前中は、なんばにある「日本工芸館」に出かけ…
近くで昼食を取り、向かった先が「なにわ活版研究所」さんでございます。

昨年もお邪魔したので、大阪駅からのルートは
おぼろげに頭に浮かびつつ…

「踏切を越えて…ライオン株式会社のビルの前のライオンくんを見て…
 大きな学校の建物見えたら右に曲がって…公園と派出所見えたら…
 たしか左曲がって、また右に…」

ここまでの道のりが駅から徒歩15分ほど…

「あ、たぶんこの道…」

と、てくてく歩いて見えてきたのは

「大同印刷所」という看板が掲げられたビル。

昨年同様…「こんにちは…」と引き戸を開けると…そこには…

「手フート達、勢揃い」

テンションがあがります。

スタッフさんとお逢いして、ご挨拶。

今年のワークショップは、和紙と洋紙の手透き体験をはじめ、
昨年、私もチャレンジした
手フートによるレインボー印刷体験
えんぴつに箔押しで名入れや、紙へのエンボス加工
タイプライターの入力などが体験できるようになっています。

そんな中で…私といえば…

「樹脂板」を作ることに。

はい…今年のワークショップはですね…

「自分のオリジナルの版で手フート印刷やってみようと思ったのですよ」

スタッフの方に事前にご相談したところ
指定の期日までにデータ入稿していただければフィルムを作成します
とのことでしたので…

「イラストレーターで、版を作成してワークショップの数日前に、データ入稿」

01オリジナルフィルムs.jpg
という訳で…そのデータを元に、フィルムが完成しておりました。

02生樹脂版とフィルムs.jpg

「版になる所が透明になっているフィルム」
これを、樹脂板を作る素となる「生」の樹脂板に
フィルムを乗せて、紫外線を当てるのです。

すると…フィルムが透明になっている所には
フィルムを通過して「生」の樹脂板に紫外線が当たり、
固くなってくれるのです。

03樹脂版ができるまでs.jpg

つまり、こういうことなんですよね。
(機械の上に掲示してあった行程図を撮影)

「つまみをぐるりと回すタイマーのようなので、
 まるでお料理しているような感じです」

こうして紫外線を浴びた樹脂板からフィルムを外して今度は洗浄します。

水を張った四角いプチプールのようなところの底にはブラシがびっしりと並んでおり
ここに押しつけて回転させることで、紫外線を浴びなかった
樹脂板の部分はやわらかいままなので、水に溶けてなくなってしまうんです。

「ということは…結果、紫外線が当たった所が固くなり、版になるということ」

04樹脂版ができたs.jpg

はい、出来あがりがこちらです。

「おぉーっ!きれいな版ができました!」

この仕上がった版に両面タイプの粘着シートを貼り、
手フートに貼り込む準備ができたら、ひとまず版の準備は完成。

続いては…

「インクの用意をします」

インクも様々な色が用意されていましたので…
そこから色を選んで刷っても良かったのですが…

「ここはぜひ、混色にチャレンジしてみることに」

はい、複数の色を混ぜてみることにしました。

今回は残暑見舞い用のデザインを青系に
クリスマス用のデザインを赤系にしようというのは
だいたい決めていたのですが…

05PANTONEs.jpg

「詳しい色はこのPANTONE(パントン)の色見本で選んでいきます」

この色見本では、インクの割合が記載されているので
これを参考にして、インクを混ぜる訳ですね。

06様々なインキs.jpg

「インクも様々な種類があるので間違えないようにしなくては…」

そうなんです。色の系統によっても様々な種類があるので
割合を間違えないよう、混色する台の上にインクを取り出します。

07青系インキを混色s.jpg

「だいたい、ポストカードなどを手フートで印刷する際
 使うインクの量の目安は大人の親指の第一関節程度」

これを100として、割合が合うようにインクを取り出します。

淡い色に濃い色を少しずつ混ぜていく感じで…

08青系インキを混色2s.jpg

「色ムラが出ないよう、しっかり混ぜていきます」

色の調子を見る際には、裏紙などの不要な紙の白い部分に
ちょっと乗せて紙同士でこすり合わせて色の出方を見ていきます。

「さて、これで青色は大丈夫かな」

今回は、2種類の版を刷る予定ですが
まずは1種類目から…

13樹脂版を切るs.jpg

さきほど粘着シートを貼った樹脂板の版の部分のみを
ざっくりと(版の部分を切り込まないよう注意して)切っていきます。

そして、版に輪にした粘着テープを貼り、
そこに刷り位置の目安になるよう、
ポストカードを貼り合わせ、
手フートの印刷面との位置を合わせていきます。

そして版の粘着シートを覆っている紙をはがし
手フートを動かすと…

「版がぴったりと、手フートに、くっついてくれます」

おぉーっ!ぴったりと、くっついてくれましたよ。

さて、版の準備もできたので…
いよいよ印刷に…

09手フートに青系インキs.jpg

円形の盤面にインクを少し乗せて…

10手フートに青系インキ2s.jpg

ローラーでのばしていくと均一にのびていきます


さて、今回、私が持ち込んだ紙は…

「普段、手描きポストカードとして使っている
 画用紙タイプのポストカード用紙」

少々、表面がでこぼこしており、厚みのあるポストカード用紙。
しかし、これが苦戦の原因に…

「なかなか上手くインクが乗り切らない」

スタッフさんに見てもらったところ
やはり、でこぼこした表面なので、
もう少し印圧を高くしてみようとのこと。

左にあるレバーが下りる位置を調整するネジで
一番下まで下りるように設定してもらうことで
印圧が高くなるとのこと。

「ふむふむ…」

スタッフさんが、手フートの印圧を最大に調整してくれた上に、
圧盤部分に貼ってある紙(胴張り用紙)に
紙を差し込んでくださったりと、様々な調整をしてくださり、
ここまで綺麗に印刷できました。

青系完成s.jpg

「はい、カエルさんです」

という訳で…青系の印刷を終えて、
ここで終了という訳ではありません。

一度、手フートのインキが付いた円盤とローラーを
一度、不要な紙などに吸い取らせた後に、
洗浄液を含ませたウエス(ぼろ布)で綺麗にしていきます。
これができたら今度は赤系の色を混色していきます。
黄色を混ぜることで、あたたかみのある赤色を目指します。

11赤系インキを混色s.jpg

さきほどと同様、混色した赤系のインクです。

12手フートと赤系インキs.jpg

混色したインクを、再び、手フートに乗せて、印刷していきます。

赤系完成s.jpg

マッチ棒をモチーフにしたクリスマスツリーです。
はい。昨年の展示の際に制作したモチーフを線画にしてアレンジしたものです。
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2012-12-03
※これがデザインの元となった展示の案内DM

http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2013-02-03
※マッチ棒を使い、様々なデザインをした展示は昨年末でした。

細い線にもあたたかみが感じられる刷り上がりになりました。

さて、当日のワークショップは私も昨年、体験させていただいた
手フートのレインボー刷り、タイプライターのタイピング体験
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2012-08-07

そして箔押しや、鉛筆への名入れ
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2012-09-09

さらに、今年は紙すき(和紙・洋紙)の体験などもあり
印刷に関する様々なことを体験できる空間となっておりました。

14ぐるんぱ1s.jpg

そうそう、私が混色している間に、
ちょっと離れたところでは、
別の印刷の体験をされている方が…
今回のワークショップでは手透き和紙・洋紙の体験コーナーもあり、
そこで仕上げた手づくりの紙をのせて、
この機械でぐるん、ぐるんと回転させて印刷をしていらっしゃいました。

15ぐるんぱ2s.jpg

下面に、実は罫線を組み込んだ活版が配置されていて、
ぐるん、ぐるん、と回転して刷り上がると、
用紙に罫線が刷り上がり、お手紙仕様になるという訳なんですね。

時間があれば私も紙すき体験したかったな…
何より、バーコ印刷は体験したかった!

※注:バーコ印刷
盛り上げ印刷の加工方法のひとつで、
印刷した部分に透明な樹脂パウダーをふりかけて
熱にて樹脂を溶かし隆起を作る印刷のことです。

私も仕事柄、バーコ印刷は
秋冬などのボリュームのあるグリーティングカード等で
度々使う加工印刷なので、機会があれば自らの手で作って
みたかったです。これについては…また次回ですね。

さて、2種類のポストカードを刷り上げた私。
午後6時から始まった、たこ焼きパーティーに
1時間遅れで合流。

美味しいたこ焼きs.jpg

テーブルには、写真のとおりの
熱々の美味しい「たこ焼き」に加えて「焼きそば」が…
手フート印刷をやりきった私の胃が大変喜んだのは言うまでもありません。
そして、昨年お会いした方から、初めてお会いする方まで
本当に楽しくお話させていただきました。

デザインのお話からイギリス
パリ、オランダ、そしてミラノサローネのお話まで飛び出し、
ワールドワイドな話題に…
今回のワークショップに参加した方々と色々なお話もでき、
大変楽しいパーティーでした。

今回の大阪遠征も本当に楽しいものになりました。
「なにわ活版研究所」のスタッフの皆様、
そして当日、お話の輪に入れてくださった皆様、
本当にありがとうございました。
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「えいこーんず11周年企画『どんぐりとくま吉展』+新作のご紹介」 [作品制作のはなし]

あっという間に6月です。
今年は梅雨入りも早いようで…

「そしてすっきりしない天気」

面倒な季節になってきました。

先月、愛知県一宮市で開催の「杜の宮市」は
お天気にも恵まれ…いや…恵まれすぎて…
本当に暑い1日となりました。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

さて、6月といえば…

手描きのポストカードなどの作品の
委託販売でお世話になっている
名古屋市千種区の「えいこーんず」さん。

雑貨屋えいこーんず
愛知県名古屋市千種区桜ヶ丘54 
http://www.haycorns.net/

こちらで6月1日(土)より、
えいこーんず11周年企画展「どんぐりとくま吉展」が始まりました。
http://haycorns.blog.so-net.ne.jp/2013-05-31-1
※このページに掲載されている、くま吉くんが可愛すぎる(笑)

こちらの企画展では、えいこーんずの作家さん達の
どんぐりやくま吉がたくさん並びます。
こちらの企画展は、6月28日(金)まで開催中です。
*火曜日定休・6月5日(水)臨時休業です。ご注意を!

ちなみに…くま吉くんとは
えいこーんずさんの所にいる看板クマ(?!)です。
http://www.haycorns.net/kumakichi/kumakichi.html

そんな、くま吉くんやどんぐりのモチーフが
たくさん登場するのがこの企画展。
毎年恒例となりつつありますが…私も今回、参加いたしました。

ここ最近、グリーティングカードを制作している私。
そして、ダブルイメージ(と呼べるかどうか怪しいところですが…)で
その数字を入れこんでいくのを自分にあえて条件づけてみている私。

10thDM_3.jpg

昨年の10周年記念では、こんなグリーティングカードを制作。
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2012-06-03-1
※「1」が天体望遠鏡と共に立っている、くま吉くんを
 「0」を満月のお月様に…見立てております。
 さらにお空の星の数は合計10個(笑)


9thCard1.jpg

そして9周年記念で制作したグリーティングカード。
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2011-06-02
※飛行機から出るモクモクとした雲が「9」の形になっております。


8thDMa.jpg

8thDMb.jpg

さらに8周年のときにはこんなグリーティングカードも制作しておりました。
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2010-06-01-1
※海老フライが漢字の「八」を
 お皿を開くと、「8」という形になるという仕掛け。

さて、今年は11周年。
どうなったかといいますと…こちら。

くま吉11th1.jpg

「くま吉くん、本を読む」

くま吉11th2.jpg
そんな、くま吉くんの隣(裏面)には…
「たくさんの本が積まれているのです」

くま吉11th3.jpg

広げてみると…こんな感じ。

「本の数、数えてみて」

1、2、3…はっ…

「くま吉くんが読んでいる本も含めて11冊」

さらに…(苦しいですが…)

くま吉くんが「1」ならば…
(まあ、上から吊るされる電灯も含めて1かな)

たくさんの本が積まれたシルエットも「1」をイメージ。

ということで…グリーティングカードを広げると
そのシルエットが「11」という訳です。

くま吉11th4.jpg

中には本の装丁をイメージして
真っ白な2つ折の便箋代わりに使っていただける紙を封入。

くま吉11th5.jpg

もちろん、封筒付きです。


今回は様々な色の画用紙を使って仕上げたので…

「各パーツの切り抜きが大変でした」

でも、彩り良く仕上がったので、満足。

「あと、前回同様、くま吉くんの目と口の部分は
 私が手描きしているので、1セット、1セット表情が微妙に違います」

お近くにお立ち寄りの際にはぜひ手に取ってご覧くださいね。



そして…6月22日(土)〜24日(月)には
「どんぐりまつり」も開催。
全商品10%OFFセールと
300円以上お買い上げの方は、くじ引きができます! (1日1人1回)
くま吉と写真撮影(写真プレゼント)
23日(日)には、Petit Lightさんによる
どんぐりキャンドル作りのワークショップなどもあるそうなので
ぜひお時間ございましたらお立ち寄りくださいね。

さて、もう1つ…

最近、手描きポストカードの制作を一旦休止しまして…
あれこれ作っているのが…
「グリーティングカード」
元々は先にご紹介した通り、えいこーんずさんの記念イベント用に
毎年、ちょこちょこと作っていたのですが…

「グリーティングカードの制作の楽しさに目覚めて
 オリジナルで作品として作ってしまいました」

という訳です。

先月の5月に愛知県一宮市で開催された「杜の宮市」で先に登場していたのですが…
先日、11周年記念のグリーティングカードと共に納品してまいりました。

てんとう虫1.jpg

1つは「てんとう虫」
ヨーロッパなどでも幸福を運んでくると言われていて縁起の良いモチーフ。
なので、最初にコレを作りました。
見た目、1匹かと思えば…

てんとう虫2.jpg

「もう1匹、中にいます」

幸せ2倍ということで…


睡蓮1.jpg

もう1つは「睡蓮」
白い花の睡蓮が好きなので…
花びら型に切り抜いて、4層重ねて少し立体感を出しています。

さて、睡蓮といえば…私の好きな生き物がいそうな…植物ですね。
あれです…

睡蓮2.jpg

「カエルです」

ちゃんと中で泳いでいます。

どちらのタイプも封筒をお付けして販売中です。

そしてもう1種類。
こちらはカラーペーパーを入れこむタイプのグリーティングカード。

シャツとワンピ.jpg

ワイシャツとワンピースが切り抜かれていて
そこにカラーペーパーが入ることで切り抜かれたシルエットが
浮かぶという仕様になっています。

カラーペーパーは便箋のように使っていただけます。

これから夏に向かって季節に合わせたものが色々出来たらいいなと思っています。
えいこーんずのネットショップでも取り扱っておりますので
よろしければ、そちらもご覧ください。
http://haycorns.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=347121&csid=4&sort=n


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「5月5日(日・祝)愛知県一宮市の真清田神社で開催の『杜の宮市』に参加します」 [作品制作のはなし]

ごぶさたしております。
最近、ブログがなかなか更新できずにすみません。

B展示1.jpg
昨年末のえいこーんずさんの企画展示の際には
年末の忙しい中をたくさんの方に足を運んでいただき
本当に嬉しかったです。

大変遅くなりましたが、
あらためてこちらでお礼の言葉を書かせていただきたいと思います。

本当にありがとうございました。

会場内に設置したアンケートBOXにも色々なお言葉が詰まっていて
「制作続けてきて良かった」としみじみ。

またこの展示で得たものを糧にして
制作活動を頑張っていきたいと思います。

※ご来場できなかった方のために別ページで展示風景をまとめました。
 よろしければご覧ください。
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2013-02-03

NYC2013.jpg
年末の展示で手がけたマッチ棒の平面構成が
ツボに入ってしまい、今年の年賀状も、マッチ棒と炎で表現。

※昨年以前のものと比べると色々な西暦シリーズを作ってきたなと…
 見直してみるとちょっと面白い。
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2013-03-03

さて、ゴールデンウィークまっただ中。
はい、毎年恒例の「杜の宮市」が今年もやってまいりました。
今年で13回目の杜の宮市。
明日、5月5日(日・祝)に開催です。

今回も似顔絵を得意とするパートナーと共
「FuFu(ふうふ)」というユニット名で参加します。
たくさんの方にお逢いできることを楽しみにしております。

実は今回、恒例の手描きポストカードとモビールに加えて、
新作を持ってお邪魔します。
それは「グリーティングカード」

10thDM_3.jpg

9thCard1.jpg

数年前より、委託販売でお世話になっている
名古屋市千種区の「えいこーんず」さんでは
限定品として度々登場しているのでご存知かと思います。

そんな訳で…
かえるのふくちゃんの手描きポストカードにはない、
ちょっとシンプルなグリーティングカードを
ご披露できたらと思っています。
もし、お時間ございましたらぜひお立ち寄り下さい。

杜の宮市
名鉄「名鉄一宮」駅、東海道本線(JR東海)「尾張一宮」駅から、主要会場まで徒歩約8分
真清田神社 境内にて開催。

※第13回杜の宮市の当日の会場案内パンフレットもアップされています。
http://www.miyaichi.net/pdf/A2_naka.pdf

私達のブースは68番。神池寄りの場所です。

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「2013年の年賀状」 [作品制作のはなし]

もうすっかりお年玉切手シートの交換も始まって…
手元にあるのに…

「今さらながら年賀状の話」

はい?

「今、なぜこのタイミング」

ま、備忘録ということで…(←言い訳)

毎年恒例になっているので…今年も懲りずに書いてみる…

今年の巳年。

昨年の辰年同様…
(後ほど、下の方にアップします)

「アレンジしても、なかなかキュートにならないのよね…」

自分の干支同様(私は辰年)…

「ハードルが高いなぁ…」

と、ふつふつと思いながら昨年末に制作してたのがコチラ。

NYC2013.jpg

年末に展示した作品…
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2013-02-03
こちらの、スピンオフみたいな仕上がりにしました。
来場していただいた方には分かる仕掛けということで…
いかがでしょうか?



ちなみに…
2012年の辰年(年女のため、親しい友人には宛名面に仕掛けをしました)
2012.jpg


2011年の卯年

2011CARD.jpg


2010年の寅年

2010.jpg


2009年の丑年

2009newyear.jpg


2008年は喪中のため寒中見舞い




2007年亥年




2006年の戌年



西暦シリーズはしばらく続きそうね(苦笑)

■おまけ■
お年玉付き年賀はがき。
今年は切手シートが大当たり。
嬉しいです。

2013お年玉記念切手.jpg
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「2012年12月の名古屋市千種区『えいこーんず』での展示について」 [作品制作のはなし]

お久しぶりです。
すっかりブログを更新しなくなった人がここにいますよ。

「はい、生きてますから…」

仕事で必要なソフトの勉強等もしている関係で
こちらの方に手がまわらないというのが事実です。
(まあ、他にも厄介なことが散乱してるのですが…
 それは書かずにおきます)

「1つ新しいこと始めるのであれば
 1つ習慣になっていたものを止めること」

どこかで目にしたフレーズです。
全くその通りだと最近、しみじみ思います。

さて、画像のアップを早々にすべきだったのに…

「気がついたら年末年始の休みが終わって仕事始まって…」

今に至ると…

「え?」

ま、そういうことです。

「あ、そうか…FaceBookにアップしたから自分の中で終わった気でいたのか」

そうやってまたひとり納得する…

さて、12月1日から25日までの間
委託販売でもお世話になっている名古屋市千種区星ヶ丘にある
雑貨店えいこーんずさん
http://www.haycorns.net

こちらのショーウィンドの一部である
「プチギャラリー」というスペースで
作品展示をさせていただきました。

その様子を画像を交えて紹介してみようと思います。


昨年の7月の展示より1年4ヶ月ぶりの作品展示となった2012年12月。

参考に…昨年の夏の展示はこちら。
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2011-08-02

なぜ、12月を選んだかというと…

「一度、冬のテーマで作品を作りたい」

と、ふと思ったのがきっかけです。

12月といえば…やはり…

「クリスマス」

でも、正直…クリスマスとなると

「ベタ過ぎて…どこから手をつけていいのか…」

そう。テーマが王道すぎて…

「八方ふさがりに…」

あれ?すでにスタートからスランプ?

「いやそうではないんだけども…」

私らしいクリスマスの表現って何だろう?って思って…

「とりあえず、クリスマスから連想するものを
 書き出して(描き出して)みる」

すると…ジワジワと…想い出したのが…

「キャンドル等に火を灯すマッチ」

12月というのは…
自分の誕生月でもあるので余計ですね。

「マッチねぇ…」

そういえば…昔、小学生の頃、マッチ棒パズルというのが流行り
(もちろんマッチ棒は危ないもので、学校に持っていけないので
えんぴつのキャップ等を代わりにしていた)
1本移動すると図形が変化したりする等
色々なパズルを解いていたことをふと思い出し…

「マッチ棒…これ、もしかしたらいけるかもしれない」

早速、図書館で資料集め。

で、毎度おなじみ…やるからには…

「徹底的に」

絵本から大人向けの専門書から片っ端から
クリスマス関連の本を借りて…読む…の日々。

ま、日本人だから仕方ないのだけども…

「え?クリスマスってそういう意味でツリー飾るの?」

「え!国によってサンタクロースがやってくる日、違うの?」

あれでしょ?日本なんてさ…基本、仏教の人が多くてさ…
で、みんなでケーキと骨付きチキン食べてお腹いっぱいになって終了でしょ?

「確かに」

いい年して…この認識は、まずいよねぇ…
というか、このサンタクロースの面白いエピソード
上手くまとめられないかなぁ…

という訳で作ったのがこちらです。

Xmasすごろく.jpg

「クリスマスすごろく」

Xmasすごろくコマ.jpg

すごろくのコマも、もちろんクリスマス仕様です。

かなり旬の期間が短い商品となっております(自虐的)

でも内容はかなり吟味しました。

Bすごろく1.jpg
そうそう…今までのすごろくと見比べてみると…

「文字、多いわ…」

ま、ご家族で一緒に楽しむのを想定しているので
その辺はご勘弁を…

Bすごろく2.jpg

今回は、カエルのふくちゃんが、
外国のクリスマスはどんなことするんだろう?
という疑問から、すごろくのコマが進んでいきます。
本当はもっと多くの国を紹介したかったのですが…
なにぶん、コマが限られているので、
イギリス、ドイツ、オランダの3カ国が限界でした。

「だいたいこの3国は私の好みでもありますが…」

あと、クリスマスに食べる食べ物だったり、風習が
とてもバラエティー豊かだったので比較するのにはこの3国が
いいかなと思ったのでした。(はい、私個人の意見です)

で、まあこうして色々な国での風習などを追っていくと

「なぜツリーを飾るのか」

「なぜ、プレゼントをサンタクロースからもらうのに、靴下を吊すのか」

全部見えてくるんですよね。
それより何より、その風習のルーツをたどるとまた面白い。

「タイムスクープハンター?」
(はい、知っている人だけ笑ってください)

ま、そんな訳で、そんなクリスマスにちなんだ風習やアイテムを
作品にまとめられないかなと思って作ったのがこちらでした。

B展示1.jpg
今回も前回の展示の時のように
タペストリーに仕上げたのですが、
画面全体にクリスマスにちなんだ様々なモチーフを
登場させました。

これらのモチーフを形作るのはマッチ棒。

形を作る際にある程度の基準を作るとまとまりが生まれますよね。
今回、そういう意味では、マッチ棒はとても良い仕事をしてくれました。

展示スペースには、それぞれのモチーフの説明を書いた
ミニサイズのチラシを置かせていただき
自由に手に取っていただけるようにしました。

Bツリーの展示.jpg

せっかくなので、もう1つ、違ったイメージで作品を制作したいと思い、
室内では、雪の結晶をイメージした作品を展示しました。

こちらも近くで見ると全てマッチ棒から出来ています。

実はこの作品。ダブルイメージです。
(本当、こういうところ…福田繁雄先生の影響だと思う)

引きで見るとお分かりかもしれませんね。
そうです。クリスマスツリーになります。

BアンケートBOX.jpg
この雪の結晶のモチーフ、自分でも気に入ってしまい
ご来場者の方に書いていただくアンケートの回収BOXにも
同じ模様をほどこしました。

12月の展示ということで
年末でお忙しいところ、様々な方々にご来場くださり
本当に嬉しかったです。

また今回の展示で色々と得たものを糧にして
制作活動も頑張っていきたいと思います。




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「第2回 大東北展 in 名古屋タカシマヤ」 [食べ物のはなし]

1月9日(水)から14日(月・祝)まで開催されていた
「第2回 大東北展 in 名古屋タカシマヤ」

昨年、タカシマヤでは初開催だった東北の物産展。
そのせいか物産展系の割には、小規模だったと思われるのですが…

「今年は出店舗数が多い気がしたけど…気のせいかな?」

最近、twitter上で仲良くしてもらっている
フォロワーさんに東北出身の方が多くて…
「○○は、おすすめですよ」とか色々と教えてもらって

「お買い物リストは結構、すんなりまとまってね」

行ってきました。

まず最初に選んだのが…「ごま摺り団子」

東北ごま団子2.jpg
今回は、岩手県の「松栄堂」さんのを選びました。
http://www.shoeidoh.co.jp/index.html

東北ごま団子1.jpg

色々食べたかったので4種類入りの箱入りをお買い上げ。

4種類の中身はこの通り。
・ごま摺り団子
・ずんだ団子
・みたらし団子
・抹茶クリーム団子

東北ごま団子3.jpg
東北らしく…ゆきだるまが描いてあります。
そしてごまみつ団子をイメージして
「みつ」がかかったゆきだるま。

「かわいいです」

以前にセブンイレブンで「ごまみつ団子」が販売されていて
美味しく食べたのですが…
東北出身のフォロワーさんから

『地元のごま摺り団子の方が美味しい』

とレスをいただきまして…

東北ごま団子4.jpg
食べてみて納得。

「全然違う…」

なるほどねぇ…
やはり、本場のごま蜜は違いますね。
甘さがしつこくないんですよね。
本当に、蜜もサラッとしていて…口の中で餅と上手く絡みますし

なので…

「絶対に一口で食べきること」

これ大切ですよ。
上品に、二口で行こうものなら…

「ごま蜜が…たれてきます…」

笑えない。

個人的には、ずんだ団子も美味しかったです。
みたらし団子は、以前、関西のお土産でいただいた
元祖みたらし団子と同じ味だったので
特に驚きはありませんでしたが…

「やはり、東北は餅系の和菓子が美味しい」

米どころですからね。
どれも美味しくいただきました。

続いては…

青森県の…
東北りんご1.jpg
「フランス食堂シェ・モア」さん
http://www14.plala.or.jp/chez-moi/

「まるごとりんごチーズ風味パイ」

これは…チラシで掲載されているビジュアルがあまりに美味しそうだったので…
仕事を終えてから寄り道したら手に入ったので嬉しかったですね。

東北りんご2.jpg
契約農家の採れたて紅玉を真空調理したものを
まるごと1個、パイの中に入れたこちらの商品。
まさにりんごの旨味をまるごと味わえるパイ。

東北りんご3.jpg
この通り…
芯を抜いた紅玉の中にまでぎっしりクリームチーズが入っています。

私、生の林檎はそうでもないんだけど…
やはり、パイとかマフィンとか…加工したものの方が好きみたい。
ええ、大満足です。


あと、会社で…
さいとう製菓さんの「かもめのたまご」(それも、 ミニサイズ)をいただいたり…
http://www.saitoseika.co.jp/
(職場で「かもめのた〜ま〜ご〜♪」とCM曲を聴いて和んでいた…)

アップルアンドスナックさんの「アップルスナック」
(要するに、林檎のチップス)
http://www.saitoseika.co.jp/

青森 アルパジョンさんの「朝の八甲田」などをいただき…
http://www.rakuten.ne.jp/gold/arpajon/

「しばらくの間、職場では東北ウィークでした」

スイーツ好きな男性が多いので、
物産展開催中は職場のお菓子率が高くなります(笑)

で、スイーツはこれぐらいにして…

スイーツ以外でお買い上げしたものを色々と…

笹かまぼこ01.jpg
「鐘崎」さんの「笹かまぼこ」
http://www.kanezaki.co.jp/

東北出身のフォロワーさんオススメの「笹かまぼこ」
「そう言えば…きちんと食べたことないな」と思ってお買い上げ。

紙袋がかわいいのです。

笹かまぼこ02.jpg

笹かまぼこ03.jpg

笹かまぼこ04.jpg

ぐるりと魚が回遊しております(笑)

笹かまぼこ05.jpg

笹かまぼこ06.jpg

定番のタイプとずんだ入り、サーモン入りを選びました。
豆好きな私は、ずんだの味わいも好きでしたし
サーモン入りは、オードブル代わりにお酒のおつまみには最適かなと思いました。

でもやはり…定番の真っ白いタイプが美味しく感じましたね。
はい、シンプル イズ ベスト。
何より、笹かまぼこの、ふわふわの食感に驚きました。

なんでも、笹かまぼこの魚本来の「旨さ」と「風味」を
最大限に引き出すために「つなぎ」となるでんぷんは無添加。
もちろん保存料も一切入っておらず…
さらに、卵白も使っていない「かまぼこ」なのだそうで…

「今までの蒲鉾って何だったんでしょうね…」

固定観念が覆される…そんな味わいと食感でした。
今度また購入する機会があればぜひ買い求めたいです。

「これなら、いくつでも食べることできるかも」

食べ過ぎは、注意です。

そうそう…あとイートインで
「會津きり屋」さん
http://blog.livedoor.jp/kiriyasoba/

会津そば.jpg

「会津地鶏そば」(1,110円)をいただきました。

会場で打ちたての蕎麦をいただけたこちらのイートイン。
ぷりぷりっとした地鶏の肉の旨味がお出汁とあいまって
美味しくいただけました。

そうそう…会津といえば…「八重の桜」ですね…

イートインのスペースにも観光地を案内するチラシやパンフレットがたくさん置いてあって
色々いただいてきました。


あとは…
「アルコール類」

米どころの東北は美味しいお酒も多いですから…楽しみにしていました。
とはいえ、ワインも美味しいものがあるそうで…
白ワインをメインに試飲してみました。

「やはり、日本人には日本産のワインがしっくり来る」

試飲してあらためてそう思いました。
そして…お買い上げしたのは…
山形県の「高畠ワイン」さんの「2012新酒シャルドネ」(720ml)
そして、「小嶋総本店 東光」さんの「純米まろやか」(720ml)
美味しいのに、どちらもお値打ちなので驚きました。

「2本お買い上げして3,000円でおつり来るって…」

良い買い物でした。

こうして満喫した大東北展…

東北の美味しいものをお買い上げして復興支援…というと大げさですが…
東北の経済が活性化したらいいなと。
来年もまたぜひ開催して欲しいです。

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「千秋庵:小熊のプーちゃんバター飴」 [食べ物:洋菓子]

秋の北海道展で売り切れで手に入らず…

「残念」

と思っていたら…北海道のお友達「まつさん」が送ってくださったバター飴。
バター飴1.jpg

「小熊のプーちゃんバター飴」

パッケージがかわいいのです。

バター飴2.jpg
飴のかたちが、くまさんなのです。

「70年代後半生まれの私なんかだとさ…
 バター飴っていうと、あの白い素朴な感じの…
 不織布にキタキツネのイラストがプリントされた
 袋にパッケージされた…アレですよね?」

数人に分かってもらえたらそれでOKな話です(笑)

それがあなた…今のバター飴はこんなキュートなんですもの。

「舌触りもなめらかよね」

バターの風味も現代風にナチュラルというか…
しつこくないというか…

絶妙です。

会社の女性陣にもお裾分けしました。

北海道って…やっぱり憧れだなぁ…

美味しいものがたくさん、ありますね。

まつさん、送ってくださりありがとうございました。

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「TAKIMOTO:ベラヴェッカ」 [食べ物:洋菓子]

12月中旬の頃。

TAKIMOTO_1.jpg
私がTAKIMOTOさんで、誕生日ケーキ代わりにと選んだのは
マロンのケーキ。はい。私は栗が大好きです。

TAKIMOTO_2.jpg
で、ショーケース前で、
ひとつに絞り込めないダメな妻に「2つでもいいよ」と言ってくれた相方。
そんな訳で、カシスのケーキもお願いしました...

そこで気になったのが…

TAKIMOTO_3.jpg
ベラヴェッカというもの。

フランスのアルザス地方の伝統菓子らしくて
数種類のスパイスが程よく効いている
キルッシュに付けて熟成させたドライフルーツが
ぎっしりと詰まっているのだそう。
ベラヴェッカ1.jpg
3〜8mmほどの厚みにスライスして
辛口のシャンパンなどと一緒にいただくのがおすすめだそう。

昨年、TAKIMOTOさんで「シュトゥレン」を購入したので
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2011-12-11

今年はこれにしたのでした。

「違う味のものが気になるタイプなのです」

ナッツもぎっしり詰まっているベラヴェッカ。
シュトゥレンよりも好きかも。
シュトゥレンは硬くて、もっとスパイシーなので
私、ちょっと苦手意識があって…

でも、ベラヴェッカは好き。

ナッツ好きの相方もお気に召したようで…

「早いうちになくなりましたね」

でも…やっぱり…夢は…「ガレットデロワ」なのよね。

※フランスで新年のお祝いとして
 1月6日のエピファニー(公現祭:キリスト教の祝日)に食べるお菓子

アーモンドクリームがたっぷり入ったパイ菓子でもある
ガレットデロワはぜひ食べてみたいお菓子のひとつなんです。

まあ、昨年も同じようなことつぶやいてましたけど…
まず1つめの問題はサイズ。
こちらのお菓子はホールサイズしかない訳です。
さらに、このお菓子の中には、
陶器でできた小さなモチーフ(フェーブ)を入れて
切り分けたとき、そのフェーブが入っていた人は
一年間を幸運に過ごすことができるという…まあ、
大勢で楽しむお楽しみイベント的なお菓子でもある訳です。
なので…

「2人暮らしの私たちには量が多いだろう」

と推測され…なおかつ…

「2人暮らしなのに、フェーブが1/2の確率というのもつまらないだろう」

という結論に達して、今だ私はお買い上げしてない訳です。
まあ、一度はペーパークラフトの王冠をかぶって
王女様気分になりたいところですが…

「誰が王女だって?」

すいません。そんなガラでもなかったわ…

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「名古屋市千種区の『えいこーんず』にて個展『Merry Christmas!』始まりました」 [作品制作のはなし]

なかなかブログが更新できてないユキヲです。

そんなブログの更新が滞っていた理由がこれでした。

委託販売でもお世話になっている名古屋市千種区星ヶ丘にある
雑貨店えいこーんずさん
http://www.haycorns.net

2012map.jpg

こちらのショーウィンドの一部である
「プチギャラリー」というスペースで
12月1日から25日までの間
作品展示をさせていただくことになりました。

昨年の7月の展示より1年4ヶ月ぶりの作品展示です。

参考に…昨年の夏の展示はこちら。
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2011-08-02


今回は12月ということで、クリスマスをテーマに作品を制作しました。
という訳でタイトルもこちら

20121201image.jpg

「Merry Christmas!」

はい、直球ストレートです(笑)

DMのデザインからもそうですが…
昨年の作品展示のように、今回も
1つは、私が好きなグラフィックデザイン的な
シンプルな構成の作品に仕上げました。

DMでのデザインで使ったモチーフ。
よく見ていただくと分かるのですが…

「マッチ棒をたくさん使って構成しています」

クリスマスキャンドルや、暖をとるためにも
火は欠かせないものという意味から
マッチというモチーフを選びました。

詳しいことについては展示スペースで
「マッチと私」ということで
駄文ではありますが、つらつらと書いておりますので
どうぞお時間ございましたら読んでみてください。

展示されている大きなサイズの作品については
一部、作品に描かれているものについての
紹介文を掲載した1枚のチラシを作成しましたので
そちらについてはどうぞご自由にお持ち帰りいただき
ご自宅でゆっくり読んでいただけたらと思っています。

そしてもう1つは…
イラストをたっぷりと描き込んだ構成の作品。
はい。これでピンと来た方もいると思います…
そうです。再び作ってしまいました。
静かな人気のあのカエルすごろく。
昨年はクルージングを楽しむ
カエルのふくちゃんのパート2を制作したのですが…

はい、やってみました。

Xmassugoroku.jpg
「クリスマスすごろく」

ちなみに…今回のすごろく…

「文字かなり多いです」

というのも…

「クリスマスのちょっとした豆知識的な情報を入れたので…
 気がついたら文字が多めに…」

でも、ご家族で色々あれこれ読みながら楽しく遊んでいただけるかなと。

「まさか、イラストで七面鳥のローストとかシュトーレン描くことになるとはね」

自分で言うのも何ですが…
前作をまた超えられたと思っています。
とはいえ…

「鮮度が短い商品ではありますが…」

あ、そこ痛いですけど…でも楽しんでもらえたら嬉しいです。

また今回も作品の感想や叱咤、激励など自由にご記入いただける
カードサイズの用紙をご用意しました。
もしお時間ございましたら、書き留めていただき
ボックスに入れていただけたら、作者の励みになると思います。

25日まで開催中ですので、1年の最後の月でお忙しいことと思いますが
お時間ございましたらどうぞお出かけください。

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「Adobe Master Collection 6を約70%OFFの価格で手に入れた話」 [デザインetcのはなし]

お久しぶりです。
ほとんどブログを更新していないユキヲです(自虐的)

本当は…色々な美術館の企画展にも出かけていて…
中村勘九郎の襲名披露公演を昼と夜の部、通して鑑賞したり…
さらには秋の北海道の物産展でもあれから買い物していたりと…
書くべきことはたくさんあるのですが…

「色々と、たてこんでおりまして…」

来月、自分自身が単独で、名古屋で作品展示するので
今はその準備で手が回らないという状況です。

「…いっぱい、いっぱいだな…」

おまけにこの時期だったら有給休暇、余裕で取れるはずなのに
なかなか取れないこの状況。
ま、有給休暇をアテにしていた私も甘かった訳で…

「前売りまで購入していたボストン美術館の日本美術の至宝の
 後期の展示はいつ観に行くのだ?」

来月の9日で終わってしまうぞ?

「私…有給休暇が30日以上たまってるんですが…」

この有給休暇つぎ込んで海外に高飛びでもしたい今日この頃
(とうとう脳内で現実逃避してる…)

そんな私ですが…(どんな私だよ…)
今日は私が先日購入したグラフィックソフトの話を…
なので、あまり興味のない方には
つまらない話ではありますがご勘弁を…

こつこつ貯金した現金を手にして、
自宅にPowerMac G3を買ったのは私、22歳の冬でございました。
(G3…青色のややスケルトンで正方形に近いタワー型のマシンから
 「ポリタンク」とも呼ばれていた)

その頃に、使い始めたのが、Illustrator8.0とPhotoshop5.5だったかと。

そんな頃と言えば、ポストペット全盛期の頃で
(その関係で、私が選んだプロバイダはソネットでした)
ネットでつながった各地の知人とポストペットのおやつを作ったりして遊んでいた傍らでは
尊敬する松永真氏のロゴデザインをスキャンしてトレースしてを繰り返し、
某コンタクトレンズの店舗一覧の地図を見ながら、同じようなものを
一から作り直すなんてことをしてDTPのスキルを磨いでおりました。
そんな頃に並行して、Webの勉強もしてみたいと思って、
ヒューマンアカデミーという所に週1回のペースで
仕事を終えてから通い、Webの制作ソフトなどの使い方を学んでおりました。

そして某求人広告代理店などに転職したりして
DTPソフトを毎日使うこととなった訳です。

それからマシンをiBookにしたりしながらも、
25歳を過ぎてから作品の制作活動を始めた頃からの作品は
ほとんどこれで作っていました。

せいくらべ表からシール、そして…シリーズになりつつある
すごろく、等々…
Illustrator8.0で多くのイラストを描きおこしました。

それからMacintoshのOSが変わり
今までのIllustrator8.0が使えなくなることに…

「・・・・・・・・」

当時の私は一人暮らしをしていたこともあり
なかなかハードとソフトを一緒に買い換える余裕がありませんでした。

さらに…

それから結婚だったり、
とある国家試験をパスするためにスクールに通ったりして…

「手元になかなか、新しいハードとソフトを買う予算が貯まらない」

結果として…
しぶとく今だにIllustrator8.0を使っていたのはこの私です。

「まぁ、CS使っている人からしたら笑い話なんだろうけど…」

そんな旧型を自宅では愛用していた私ではありますが
職場では当然、CS3を使っておりまして…
今ではCS5もメインで使うような状況。
さらには、Illustrator8.0をインストールしている
自宅のiBookも、いつ使えなくなるか分からない危険な状態。

「まあ、引退してもおかしくないマシンを
 だましだまし使っているようなものですから」

昨年頭から少しずつ
新しいソフトを手に入れるために貯金していたこともあって
まずは新しいMacを買うことに。
そもそも、自宅で使うことが多い私は、「今度買うならデスクトップ型」
と考えていました。
職場でもiMacを使っていたので、適度な画面の大きさで
作業をするにもちょうど良かったからです。

そして問題がソフト。
これが一番の問題。なぜなら…その金額。

Adobe Master Collection6の正規価格

334,950円

何これ、ヨーロッパ旅行の代金ですか?

「違う、違う」

ま、複数のソフトが入ってこのお値段ですから…
単品で購入するよりも、まだお値打ちな方なんですよ。これでも…
とはいえねぇ…

「30万円て大金をどうするよ?」

となり、少しでも低価格で手に入らないものかと考えて調べていたら

「あるんだね、コレが」

それが、私が20代の頃にお世話になったスクール
「ヒューマンアカデミー」
このスクールがAdobeと「プラチナスクールパートナー契約」
をしていることから、ヒューマンアカデミーの受講生が必要なソフトを
買い求めやすい価格で、購入できるというのです。

こちらで開設している通信講座。
アドビクリエイティブスイーツ オンライントレーニング通信講座」
http://www.tanomana.com/adobe_soft/movie.html

これと一緒に申し込めば、アカデミック版が手に入り
正規価格の75%OFFでソフトが購入できるという訳です。

「凄いな」

実は職場で現在、InDesignのスキルが必要になりそうな風向きなので
全く未経験の私は自宅で勉強をしたかったのですよ。

「会社がソフトの操作を勉強するために
 お金出してくれるなんてことはないですからね」

もう、自分で何とかするしかない訳です。
それに自腹切らないと、
身につかないことは今までの経験上良く分かっているので。

ま、そんな理由も色々と絡み合って
ようやくソフトを購入する決心が付いた私。

いざ購入してみようと思ったら…
正規価格の75%OFFでソフトが購入できる上に
私は20代の頃、通学していたことから
今回、この通信講座に申し込みすることで
「ヒューマンアカデミーで継続して学習する」ということとなり
「継続割引」としてさらに、10%OFFされるとのこと。
(もう10年以上も前だし、在籍確認取れるか不安でしたが…結果、審査は通った)

そしてタイミング良く、11月30日まで、Adobeがスクールとのコラボ企画で、
最大10,000円のキャッシュバックを受けることができるとのこと。
http://www.tanomana.com/adobe_soft/campaign201210.html

image-20121116011330.png

おまけに…「PhotoshopCS6の本まで頂けることに」
(先着30名だったので、現在は既に終了とのこと)


image-20121116011526.png

ま、そんな訳で、定価の3割ほどの出費で購入できた訳です。

「タイミング良かったわ…」

職場でCS5を使っていますが…

「やはり、CS6…処理速度早いなぁ…」

まだ仕事が落ち着かないので、InDesignの勉強まで手が回っていませんが…
少しずつやっていこうと思っています。

「余力があれば動画の方もねぇ…」

今はもっぱら手に入れたソフトで12月の作品展示のために
制作に集中しているところです。

「もうじき詳しいご案内ができるかと」

今夜もちまちまと頑張って制作中です。
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「ジェイーアル名古屋タカシマヤ:おいしい毎日」 [食べ物のはなし]

たしか数年前なんだけど…

「パティスリー・ブーランジェリーコレクション」

とかいうイベントが毎年あってね…

「あれ面白かったのにね」

私はどちらかというとスイーツよりもワイン派なんで…

「同時開催のワイン&チーズフェスティバルなんてような名前の
 イベントの方が好みでしたが」

今回、11月7日より始まった「おいしい毎日」という
いかにも女性向けタイトルのイベントについては…

「あぁ、これ…数年前に何度かやってたパティスリーシリーズのだね」

と思って、とりあえずはWebでチェックした私。

事前にアンケートに答えたら、キャンディーショータイムの
キャンディーがいただけるというので、いただいてきましたけど…

candyshowtime1.jpg

candyshowtime2.jpg

「ちゃんと図案と同じ、フルーツの味がするところが凄かった」

どれも美味しかったです。

それにしても…いくら折り込みチラシのメインに
ハワイのグルメ賞で2年連続金賞受賞した
カフェカイラがイートインでやってきたからって…

「3時間とか…よく並ぶよね…」

あと、初日の日替わり出店のところのブースも悲惨でしたね。

「時計売場まで長蛇の列が続いている」

怖いわぁ…と、横目で観ながら、そんな自分も…
パティスリー・サダハル・アオキ・パリに
並んでいた訳ですけど…

いや…ただ単純に…以前にぴったんこカンカンの特番で
吉瀬美智子さんがこれを食べていらっしゃって

「妙に美味しそうに見えたので」

ただそれだけです。それでお買い上げしたのがこれ。

サダハルアオキ1.jpg
「東京焼きマカロンショコラ」
1個381円でした。

サダハルアオキ2.jpg
「奮発しちゃったわね」

相方にもお土産にしましたよ。

その名の通り、大判焼きにマカロンが入っているというモノ。

「お話のタネに1回食べるので十分かと」

はい、マカロンの方が私は好きかも…です。

あと、せっかくなので
サダハルアオキ3.jpg
「クロワッサンもお買い上げ」

バターの風味が良い、香ばしい…朝からリッチな気分になれる
そんなクロワッサンでした。

「ごはん党ですが…たまにはいいわね」

そうなのです…私、ごはん党なんで…
あまりブレッド系は…詳しくないし、あまりこだわらないタイプなんです。

ちなみに…私が本命でお買い上げしたのは…ワインでした。

2本買っても野口さん3人でおつりが来るリーズナブルな価格。

「高くて美味しいのは当たり前ですから…
 お値段そこそこで美味しいのが醍醐味でしょ」

どちらも良いお味でした。
また、ぜひ開催して欲しいけど…あの混雑ぶりは勘弁かしらね。
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「オークスハート:飲む巨峰、飲むゆず」 [食べ物:酢・酒・調味料etc]

10月20日

秋らしく…
飲む巨峰1020.jpg
「飲む巨峰の酢」

を選ぶものの…

「お水割りもいいけど、お湯割りもそろそろ欲しくなる頃」

飲むゆず1020.jpg

という訳で、「飲むゆずの酢」もお買い上げ。

「ゆず、いいよね…」

今回、初らしいです。

「柚子好きとしては、この上ないアイテム」

レモネード風にお湯割りにするのがお気に入り。
またリピートすると思います。

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「第13回 大北海道展 in 名古屋タカシマヤ(1週目再びそして2週目)」 [食べ物のはなし]

名古屋タカシマヤ
http://www.jr-takashimaya.co.jp/

こちらで10月3日(水)から開催された
「秋の大北海道展」

あれ、1週目行ったよね?
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2012-10-06

ゆきむしスプレ.jpg
その時に売り切れていた1週目のみ出店の「もりもと」のゆきむしスフレ。

ゆきむしスフレ2.jpg
「営業スタッフさんがお土産で買って来てくださいました」

ありがとうございます。ありがたく頂戴いたしました。

で、終わるかと思ったんですよ。1週目。
ところが…

私のことです。
妹に差し入れするために…

「10月8日(月・祝)の開店前に並んだ人ね」

というかね…

「フルタイム勤務の人達は絶対にチラシ掲載品が
 手に入れることか不可能なのがどうしても心残りで」

人はそれを、ただの負けず嫌いという(笑)

で、この状態。


まず最初にこれ。
白いプリン1.jpg

伊達市乾町「牧家」の牧家の白いプリン(4個入)840円

白いプリン2.jpg

白いプリン3.jpg

白いプリン5.jpg

パッケージが素敵。

白いプリン4.jpg
風船に入っているプリンの中身を出すのがちょっとしたイベント(笑)

白いプリン6.jpg

これに穴を開けると…
白いプリン7.jpg

手元にはご覧の通り、破れた風船が残るという訳。

白いプリン8.jpg

白いプリン9.jpg

白いプリン10.jpg
もちろん味は濃厚。
さすが、日本ではめずらしい「アングラー種」という牛の生乳を
ブレンドしただけあるわ。

「搾乳量少ないんだけど…乳脂肪分は高いのよ」

アラフォーには危険なスイーツ。

さて、続いては…昨年のジャガポックルにつづいて品薄だったこちら。

いも子とこぶ太郎1.jpg

「いも子とこぶ太郎」

いも子とこぶ太郎2.jpg

チップスの歯ごたえあるパリパリと
昆布の軽やかな塩けのあるパリパリのハーモニーがたまりません。

「ビール欲しくなる」

率直な意見。

さらに…1週目限定の「十勝トテッポ工房」

「でもチーズケーキは何度かお買い上げしているので今回はスルー」

と思ったんだけど…これ見つけてしまいました。

焼きティラミス1.jpg
「焼きティラミス」

焼きティラミス11.jpg

パッケージがキュートですね。絵本のイラストみたい。

焼きティラミス2.jpg

最上面がキャラメリゼしてあるという焼きティラミス。

「雪だるまが、うっすらと見えるの…分かる?」

焼きティラミス3.jpg
中の層は、ほろ苦く、キャラメルとの香ばしさとあいまって

焼きティラミス4.jpg
「これは普通のティラミスが重たいという人にはおすすめの一品」

私はこれ、気に入ったなぁ。

「ただ、2人暮らしにはちょっと多いな」

度々、北海道展では思うね。

「ハーフサイズ欲しいわ…」

少しずつ、たくさん食べたいタイプなんで。

そしてシレトコドーナツは…妹へのお土産。

シレトコドーナツ1.jpg

シレトコドーナツ2.jpg
シロクマさんがかくれんぼしているこの姿に…
甥っ子、大喜び。

シレトコドーナツ3.jpg

出したりもしてみたり…(笑)

かわいいドーナツでした。


さて、最後は…妹の家に行く前にお昼ごはんを…

やりましたよ…あの人、また…

「スープカレー」


image-20130107173401.png


1週目は「奥芝商店」の
ジャンボトとかちマッシュの海老真丈詰めと旬野菜のスープカリー

一日限定50食。

「開店1時間もしないうちに限定50食、完売でございました」

恐ろしい。

海老真丈と数センチ以上あるジャンボなマッシュルームは食べごたえ十分。
相変わらず、エビの旨味が溶け込んだスープは私好みです。


ちなみに2週目は…

「もちろん行きませんよ。こんなにお買い上げしたんだもの」

ただね…あれだけは行きました。

初登場のスープカレーのお店
「スープカレーGARAKU」のカレー

ちなみに…限定50食だった、知床産ジャンボチキンレッグのスープカレーは
後日出かけた時には売り切れだったので
普通のスープカレーにしたんですけど
スタッフさんに聞いたら

「骨があるかないかの違いなんですよ」と言われ。

「じゃあ、普通のスープカレーでいいや」

という訳でこれ食べて帰りました。


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辛さが調整できました。


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はぁ…満足です。

「また来年の春か…」

だから来年のこと言うと鬼が笑うよ…
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「第13回 大北海道展 in 名古屋タカシマヤ(1週目)」 [食べ物のはなし]

はい、繁忙期を乗り切るための私の秋のお楽しみがやってまいりました…

名古屋タカシマヤ
http://www.jr-takashimaya.co.jp/

こちらで10月3日(水)から開催された
「秋の大北海道展」

もうこの人、すでに…タイトルが「1週目」って書いている時点で…

「2週目も行く気なの?」

それはお財布と相談ということで…

さて、私の最近のお買い物傾向として…

「1週目は、1週目のみ出店のお店を中心にお買い物」

という訳でお買い上げしたものを色々。

まず最初…

collet1.jpg

collet2.jpg

ヨシミさんの…「Collet(コレット)」
http://www.yoshimi-ism.co.jp/fs/yoshimishop/gd31

これ、今回初登場のはず。

はい、ヨシミと聞いて「もしかして…」と思ったアナタ。

「はい、あのスープカレーで有名で…
 カリーせんべいカリカリまだある?のヨシミさんですよ」

あのピリっと絶妙な旨辛いカリーせんべいを生み出した
ヨシミさんとなれば…

「間違いないような気もする」

私も、カリーせんべいカリカリまだある?はもちろん
札幌おかきOh!焼とうきびなど、大好きですよ。

collet4.jpg

ちなみに…コレットは、「とうきびショコラサンド」
つまり、ショコラがサンドされたスイーツ。
でも、ただのショコラではないところが、さすがヨシミさん。

なんとショコラには、甘みのある北海道産のとうもろこしのピューレを
贅沢に使うことで、お砂糖が通常のチョコレートの半分程度に
抑える事ができたのだとか。

色々と気になるけど…

collet3.jpg

「ショコラと、とうもろこしって合うの?」

ドキドキしながら口にいれるものの…

「やはり、当たりでした」

脇を固めるクッキーは、ライ麦と小麦をブレンドした
素朴でありながらさっくりとした食感に。

さらに…あのとうもろこしのピューレ入りのショコラには…

「さらに、乾燥された北海道十勝産の粒コーンが!」

これが程よい食感と、絶妙なツブツブ感。

「お菓子なんだけど…
 まるでコーンポタージュをいただいているような面白い味わい」

そうそう…コーンポタージュ風の味なのに…口あたりはサクサクという…

「他の商品と比べると6個入で
 少々お値段がお高めですが…この味なら納得かな…」

さて、続いては…

「もりもと」さん。
https://morimoto-shinya.jp/

折り込みチラシでは「ゆきむしスフレ」が掲載されていて
「夕方行くとすっかり売り切れでしたが…」

チラシに掲載されていないモノでも気になる商品はあるものです。

で、見つけたのがこちら。

ポテスク1.jpg

「さっぽろサクッとシュー「ポテスク」」

こちらの商品、2006年から毎年開催されている
その年のさっぽろのお菓子の代表を決める
「さっぽろスイーツコンペティション」の
2010年ギフト菓子部門のグランブリを受賞したお菓子。

ベースとなる北海道産の小麦粉と米粉を使って作られたシュー生地の中に
クッキー生地が入っているのですが、
その生地、なんと北海道産の男爵じゃがいもを使っていて
表面にはクランチをトッピングすることで

ポテスク2.jpg

「見た目も、じゃがいもを意識しています」

いいよね。こういうヒネリの効いたスイーツ。
そしてもちろん…

「シュー生地と、じゃがいもがたっぷりと加えられた生地との
 バランスがとても良く、あっという間にお腹の中におさまる」

さらにこれだけではなく…もうひとつお買い上げしたのが…

とうきびガレット1.jpg

「さっぽろとうきびガレット」

こちらは、「さっぽろスイーツコンペティション」の
2012年の焼菓子菓子部門でグランブリを受賞したお菓子。

「もりもとさん…すごいね」

とうきびガレット2.jpg

こちらの商品は、札幌の夏の大通り公園名物である
「焼きとうきび」をイメージした焼き菓子だそうで
北海道産のとうもろこしを入れて焼き上げた
サックサクの生地の上に、さらに
北海道産のソフトドライコーンがたっぷり乗っかっています。
一口ほおばると…

「甘い中に香ばしい醤油の香りが広がります」

本当…焼きもろこしを想い出すなぁ…

大満足です。



さて、2週連続出店のお店もチェック。

パパラギ.jpg

「パパラギ」さんの「りんごシュー」

余市産のあかねりんごを皮ごと煮込んで
紅色に仕上げたコンポートが添えられた
名古屋タカシマヤオリジナルのアイテム。

相変わらず…

「しつこくなく、さっぱりとした生クリーム」

基本的に生クリーム苦手なんですけど…

「ここのは別」

ただ、ちょっとお値段の割には…

「リンゴ少なめ?」

もう少し入ってくれると嬉しいな…

ちなみにこちらのシュークリームは

「1日500個限り」

こちらは2週目も出店する予定で
私のような働く人でも夕方余裕でお買い上げできそう。
(少し並びますけどね…)
これはオリジナル商品の中ではハードル低いと思う。

あと、平日の午後7時前だと、そんなに長蛇の列ができない
じゃがいもHOUSEさん。
http://www.rakuten.co.jp/jagaimohouse/
(2年前から楽天でも販売しているんですよね…)

じゃがいも2.jpg

久しぶりにお買い上げしました。
本当はタカシマヤオリジナルの「知床鶏と野菜のホワイトシチューコロッケ」
欲しかったのですが…売り切れでしたので(1日200個だし…ちょっとハードル高い)
スタンダードな3種類をお買い上げ。

じゃがいも3.jpg

右「本ズワイガニクリームコロッケ」
ベシャメルソースとともにじっくり煮込まれたズワイガニのほぐし身が
しっかりとした味わいで本当、洋食屋さんのクリームコロッケのよう。

中央「チーズポテトコロッケ」
3種類のチーズを生地にいれるだけでなく、中央に
とろけるモッツァレラチーズが(という訳で4種のチーズが入っている)
このとろけるチーズとホクホクのポテトとの味がたまりません。

左「にくじゃがコロッケ」
お家の味の肉じゃががそのままコロッケなって登場。
醤油味が効いた、和風の味はちょっと懐かしい味。

じゃがいも1.jpg

そして甘めのタレとモチモチとした食感が絶妙な
「じゃがいももち」

どれも美味しくいただきました。

そして今回、初めてお買い上げしたものがありまして…
それが…

鮭とば1.jpg

「鮭とば」というもの。

今回は鮭専門店である「鮭乃丸亀」さんの鮭とばをお買い上げ。
北海道展では、様々な珍味や乾物を扱うお店が出店しているので
どこで買おうか迷ったのですが…
「鮭の専門店なら間違いないかな」と。

「とば」というのは「冬葉」とも書くそうで、
北海道では古くから保存食として親しまれているようで
その語源については、アイヌ語の「群れ」からきているとか
その干している光景が葉のように見えたから…などと伝えられているそう。

鮭とば2.jpg

鮭乃丸亀さんの鮭とばは、羅臼産の秋鮭を半身におろして、皮付きのまま
縦に細く切ったものを塩水に漬けた後に、素干ししているのだそう。

鮭とば4.jpg

これをちぎったり、キッチンばさみなどで細かく切って
そのまま食べる訳ですが…
元々、するめ等が大好きな私。

「好きだわ…この味」

鮭とば3.jpg

ちなみに湿気が大敵ということなので
お店の方には密封性の高い容器に入れて、保存することをおすすめされました。
ということで、小さく切った後はこうして容器に入れてみました。

実は私もつい先日まで「鮭とば」というものの存在を知りませんでした。
北海道在住の方に教えていただき
今回初めてお買い上げしていただきました。
その方のお話では、鮭とばも固いものがあるそうで
(私がお買い上げしたのは程よく柔らかだったので、心配なし)
固い場合は少し炙って食べると良いそうです。

それにしても…鮭とば…

「これはリピートしそう」

素敵なものを教えていただきました。


それにしても…秋の北海道の物産展は…

「賑やかですねぇ」

密かに狙っていた「牧家」の白いプリン
(ゴム製の袋に乳脂肪分の高いミルクを使って仕上げたプリンが入っている)

あと、札幌グランドホテルの「ビッグアップルパイ」

「夕方行ったらありませんでした」

はぁ…働く人にはハードル高いねぇ。

「スープカレーもだよ…」

1日限定50食って…

「夕方行ってもない訳ですよ」

やや不完全燃焼感は残りますけど…
まあ、チラシで大きく掲載されている商品は
夕方には軒並み完売でしたね。

「日中働く人達には、そこは痛い所よね」

でも…なんだかんだいって…

「私…ほぼ満喫」

美味しいものがたくさんいただけて満足です。
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「大阪遠征のご縁で再び活版印刷を体験させていただく」 [作品制作のはなし]

さて、7月に思い切って大阪まで出かけて
「なにわ活版研究所」さんの所で
初めて、活版印刷に触れた訳ですが…
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2012-09-09

そのワークショップの際に、
たまたま名古屋からいらっしゃった方とお話することができました。
その方はNさんという方で、既に中古の手フートをお持ちで
名刺等、様々なものを印刷されているのだとか。
Nさんはフリーランスでグラフィックデザイナーをされている方。

『もし、よかったら名古屋の事務所に
 手フートがあるので遊びに来てください』

というお誘いを受けて…

「遠慮もせずにお邪魔する人がココに…」

そんな訳でNさんの事務所にお邪魔させていただきました。

名古屋地下鉄の駅から歩いてしばらくすると見えるビルの中に
Nさんの事務所がありました。

活版.jpg
お邪魔すると…活字がいっぱい。

「わぁーっ」

ということで、今日は活字を組ませていただくことに…

『ちょうど自分の名刺も印刷しようかなと思っていたので…
 大丈夫ですよ。お好きなように組んでみてください」

ここで活字の組み方をNさんにレクチャーしてもらうことに…

ステッキ.jpg

「このステッキに拾った活字を並べてください。

ローマ字で名前を綴ろうと、欧文の活字を拾う私。

「おや?スペースを作る場合はどうすれば…」

ステッキと込め物.jpg
『あ、その場合はこの込め物を使うんですよ』

なるほど…
これがいわゆる「スペース」の役割をしてくれるのですね。
となると…

「行間にあたるスペースはどうしたら…」

木インテル.jpg
『それは、この木インテルを使うと良いですね。
 これ、もう今は生産されてなくて…中古でしか手に入らなくて…』

「そうなんですか…」

色々と勉強になります。
私の名前.jpg

こうして…組み終わった私の活字。

今度は、端が崩れないように
ファニチュア(金属製の棒のようなもの)で周りを囲み、
チェース(枠)をかぶせて、中間にジャッキを入れ
枠の中を埋めるように、インテルやファニチュアを入れて
固定していきます。

ここでは、組み込んだジャッキを使って
ガチガチに固定するのではなくて、ある程度遊びがある程度に締めるそう。

というのも…

ならし木を乗せてたたく.jpg

『この時点では、活字が平らにはなってないので
 「ならし」の作業が必要なんですよ。
 なので、この「ならし木」を版に乗せて
 ハンマーでたたいて、ならしていくんですよ。
 あくまで活字を平らにするのが目的なので、
 活字をつぶさないような力加減がポイントですね』

「なるほど…」

この「ならし」の作業が終わったら、
木インテルに対して、平行になっている方の
ジャッキから閉めていくそうです。
というのも、活字の行の並びを木インテルに沿って
平行に整えるということと、行間などを作るために
木インテルが多く入っているので、
その分、よく締まるそうなです。

『こちらも締め過ぎると、版がゆがんだり
 機械からの取り出しが上手くいかなかったりする
 原因になるので適度な締め加減が大切なんです。
 上下ばかり締めるんではなくて…
 上下から左右、少しずつ締めていくんです。
 だいたいの目安は、ジャッキの柄の部分を
 指先で軽くつまんだ時に、指先に軽く抵抗が
 感じる事ができる程度ですね』

「絶妙な力加減が大切なんですね」

ちなみにNさんの名刺は手フートで印刷されているそうなんですが…

「もう自分のモノなので、常にこうしてファニチャに入れっぱなしにして
 ゲラ箱に保管しています」

『ほほぅ…』

そう、校正(印刷前の試し刷り)のことを
ゲラ刷りというのは、ココから来ているんですよね。

インクを手フートに.jpg

そして、手フートには、インキの準備を…

『レバーを上下すると、インキがなじんでいきますから…』

ということで、私もレバーを上下させてもらい…

「インキをなじませる作業をやらせてもらう」

『最近は個人のレタープレスの人たちにも購入しやすいように
 インキも小さいタイプなんかもあって…便利なんですよ』

まるでコスメのフェイスクリームのサイズのような
数センチサイズのボトルに様々なカラーが入ったインキも
見せてもらいました。
中には蛍光や金、銀なども…

「ほぉー、特色系!」

『そうなんですよ。このサイズで少しずつ
 買い求めることができるので、ちょうどいいんですよね』

「これなら手軽に色も試す事ができますね」

刷り上がり1.jpg
そして、基本的な黒インクで印刷させていただいたのがこちら。

「やっぱり、1文字、1文字、印圧もかかって
 角に丸みが出て、文字にあたたかみありますよね」

今回、私は手元にあった紙を色々と持っていったのですが…
(仕事柄、昔からあちこちで見本用などに取り寄せた後に
 余った切れ端の紙を、いただいたこと度々…)

刷り上がり色々.jpg

「その紙達で色々と印刷してみるの巻」

これまた紙が違うだけで表情がまた違いますね。

するとNさんより、こんな紙も見せていただきました。

色々な紙.jpg

『竹和紙なんていう紙もあるんですよ』

触ってみると、柔らかくて
また活字の印圧がきれいに仕上がりそうな紙質。

「いいですねぇ…」

Nさん、こちらの見本紙をなんと譲ってくださいました。
ありがとうございます。
今度、私も色々と取り寄せてみようと思います。

そうそう、Nさんに、もうひとつ良いものを教えていただきました。

viva活版.jpg

『個人で活版印刷されたい方には
 おすすめの本があるんです。
 僕もコレで色々と勉強しました』

Nさんも東京でのワークショップに何度が参加されて
手フートの基本的な手入れと使い方について
学ばれたようですが、この本は基本的なことが
書かれているので、とても勉強になったそう。


「私もNさんとお会いした後に、すぐに買い求めました」

私は美術系の短大で、グラフィックデザインを勉強しましたが
それでも、活字となると分からないことが多いです。
ですが、この本は基本的なことから書かれているので
これから活版印刷を始めてみたいという方にも
おすすめの本かと。

名古屋では、なかなか活版印刷のワークショップがなく…
身近にも活版印刷をされている方がいらっしゃらなくて…
そんな経緯もあって、7月に大阪まで遠征した私でしたが
それがご縁で、こうして名古屋で個人でされている方と
お知り合いになれたので、大阪への遠征は、
少しずつ、こうしてつながってきているので
やはり、思い切って出かけて良かったと思います。
今すぐに…とはいきませんが、
いずれは自宅で手フートを使うことを念頭に置いて
これから少しずつ勉強していきたいと思っています。

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「オークスハート:かき氷ビネガー、飲むスイート柘榴の酢、飲むマスカットの酢」 [食べ物:酢・酒・調味料etc]

9月9日

猛暑のせいか、お酢の減りが早いため、補充。


かき氷ビネガー0909.jpg
「かき氷ビネガー」
かき氷食べないけど…
ベースは、グレープフルーツです。
こちらのお酢をチョイスしたのは、お水割りが美味しいお酢だったので。
まだまだ残暑厳しいので、炭酸割りなどで楽しめるお酢は助かる。


あとは、炭酸割りといえば…これ。

マスカット0909.jpg
「飲むマスカットの酢」
マスカットは夏の楽しみでもある。

スイート柘榴0909.jpg
そしてハイペースな消費を見越してお買い上げしたのが
「飲むスイート柘榴の酢」
ざくろの甘酸っぱい味は、炭酸によく合うので、この時期おすすめ。

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