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「アラサー夫婦、常滑へ行く」 [旅のはなし]

アートイベントつながりの知人さん達が常滑の
「クラフトフェスタ」に参加するという情報を仕入れた相方。

「そういえば…常滑、行こう×100と思って、結局行けてないよね」と私。

『うむ』とうなずく相方。

そうなのです。実は私達が結婚前に知人のCHiCさんが、
常滑にプチギャラリー兼雑貨店を開いたのに
結局、私達夫婦は行けずじまいだったのです。

思い起こせば…
結婚1年目は、私が新しい生活に慣れずに体調不良が多々あり
半ばひきこもり状態だったし…
結婚2年目は、実家のゴタゴタに巻き込まれて
私もあまり遠出は無理だったし…

「あぁ、私が原因か?(苦笑)」なんてぼんやり考えてたら…

『CHiCさん元気かなぁ』と相方。

という訳で、今年は飛び石連休な私と長期連休の相方との休みが合わず
結局、遠出を断念したアラサー夫婦は
5月5日(月・祝)、電車で常滑へと向かいました。

普段JR線を愛用している私なんぞは金山で乗り換えて、
名古屋鉄道などの私鉄に乗ると妙に新鮮でテンションがあがる。

「おぉ、海だよぅ」

「わぁ、風力発電機が見えるぅ」

だけど、JR線よりひどい横揺れにちょっと酔い気味になる
三管器官の弱い嫁(滝汗)

岐阜の自宅から最寄りの駅から乗り継ぎ1時間ちょっと…
無事に「常滑駅」に到着。

駅前から観光スポットをめぐるコミュニティーバス「とことこバス」に乗って
到着したのは、知人さんが数名参加されている
「クラフト散歩道」というイベント。
今年3月で廃校になったという常滑高校の敷地内で
顔なじみの方々が似顔絵やイラストを描いたり、
手作りの雑貨などを展示販売されていました。
相方さんと一緒にいろいろとお話をしながらウロウロしていた
そこでしばらくお逢いしてなかったCHiCさんのダンナ様。
Mr.CHiCさんと久しぶりにお逢いする。

『びっくりした!』

でしょうねぇ(苦笑)
もう最後にお逢いしたのは結婚前(2年以上前)ですもの。
私達の近況も交えながら、CHiCさんのことを聞いてみる。

『今日もお店にいるよ』とのこと。
地図を広げて、お店の場所も教えてもらい…いざ出発。

にしても、この日はあいにくの雨で
風景を撮影する余裕がなく、手元に写真がないのですが(あぁ残念)
くねくねと曲がった道や坂道、そして趣ある民家や
器などを焼くための窯の煙突などとても魅力的な風景が多く
「常滑って面白い街だねぇ」と相方さんと一緒に歩きながら
CHiCさんのお店にたどり付きました。
KANDA百貨店1.jpg
http://blog.kanda-hyakkaten.net/
http://www.zakka-chic.com/index.html
『いらっしゃいませ…』と言ってから
しばらくてから私達に気がついたCHiCさん、

『びっくりした!』と言いながら

『元気だった?2人とも変わってないね!』といろいろと話しかけてくださいました。
KANDA百貨店2.jpg
にしても、いい雰囲気のお店ですね。
KANDA百貨店5.jpg
この日はカメラをテーマにして一人の作家さんが
作品を展示されていました。

KANDA百貨店4.jpg
学生時代に、学校の授業の一環とはいえ、一眼レフに触れていた私にとっては
このカメラの棚がとても魅力的に見えます(^^)

KANDA百貨店7.jpg
お財布に余裕があったら、この小さい豆カメラ、欲しいですわぁ。
スパイものとか大好きなユキヲにとっては物欲をフツフツとわき上がらせる品(笑)

KANDA百貨店3.jpg
相方さんは、「昭和」な香りのするこの文房具にひかれていたようです。

KANDA百貨店6.jpg
手作り石けんも置いてありました。
コーヒーとか、いろいろな石けんが作れるんですね。
このディスプレイの感じがヨーロッパ的で、いい雰囲気です。

相方さんが「のどがかわいた」と言っていたので…
ここで、ひと休みすることに。
そう。こちらではコーヒーなどのお飲物もいただけるのです。

この日は少し肌寒かったので、相方さんはアップルティー、
私はオリジナルブレンド豆でいれてもらえるという
ホットコーヒーをいただきました。
オリジナルコーヒー.jpg
う〜む。良い香り。そして味もまろやか…
『私好みの豆のブレンドにしてもらっているの』と
笑うCHiCさん。
不定期にコーヒー豆の焙煎教室も開催しているのだそう。
ここ2、3年でコーヒーに目覚めたユキヲ。

「うわぁ…やってみたいなぁ。自分で焙煎」

美味しいコーヒーのいれ方もレクチャーしてもらえるらしいです(^^)

美味しいお茶とコーヒーをいただき、ひと休みした後は、
洋服や帽子などがディスプレイしてあった「はなれ」のスペースへ
相方さんと「面白い空間だね」と興味津々に探検モード(笑)

いやはや、とても楽しいひとときでした。

気がつけばもう夕暮れ。後ろ髪をひかれながら
CHiCさんに、さよならした後は裏道をぐるぐる歩きながら(笑)
駅まで向かい、無事に電車に乗る事ができました。

岐阜からだと距離があるので
なかなかお出掛けできずにいた常滑でしたが
街の不思議な雰囲気もあいまって、とても楽しい時間を過ごすことができました。

また近いうちに機会を見つけて出かけてみたいです。


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whitered

すてきなお店ですね。本当、昭和レトロの香りがムンムンしてますね。いつまでもいたいようなお店です。そういえば常滑は、『和煦』2008spring号で紹介してありました。キモノが映える町として。ご存知かもしれませんが、『和煦』は橘一さんが出している素敵なミニ雑誌です。
by whitered (2008-05-09 22:08) 

ユキヲ

>whiteredさんへ
nice&コメントありがとうございます。
そう。1件の民家を改築してお店にしているので
壁の雰囲気とか、部屋と部屋との引き戸の仕切りなどが
我が父方の祖母の家の雰囲気に似ていて
すっかり和んでしまいました(^^)
「和煦」のご紹介ありがとうございます。
私はなかなか呉服屋さんで見つけられないので
もっぱらweb版を愛読しております(^^;)
そうですね。常滑は町全体が落ちついたトーンなので
着物が映える町かもしれませんね。
窯の煙突がひょこひょこと顔を出している光景も
なかなかコミカルで坂道を上がったり、下ったりするのが
とても楽しかったです。


by ユキヲ (2008-05-10 11:32) 

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