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「岡山県立美術館・収蔵品展示を観賞」 [展覧会のはなし]

さて、高畑勲展を堪能した後は…

「やはり、収蔵品も拝見したいところ」

岡山県美_フロア.jpg

美術館の収蔵品の展示スペースに足を運べば、その美術館の特徴もよく分かりますし、何より、地域に根ざした所蔵をされている美術館も多いので、その土地のことなどもあわせて知ることができ、色々と勉強になることも多いので、毎回、時間が許せば所蔵品の展示室には立ち寄るようにしています。

https://okayama-kenbi.info/syuzouhin-2-2/


岡山県美_所蔵画像.jpg

岡山県美_リスト.jpg

さすが県美術館といったところでしょうか。
私がお邪魔した時には、千利休の直筆の掛け軸が展示されていたりと、見ごたえある展示空間。
個人的に…平櫛田中の五浦釣人が鑑賞できたところは良かったですね。
これは、日本美術院の創始者であった岡倉天心が五浦海岸に釣りに出掛ける姿を形にしたもの。
以前、日本美術の至宝展(ボストン美術館所蔵作品での企画展。当時まだ開館していた名古屋ボストン美術館で鑑賞)で岡倉覚三像を見たことがあったので「お!」と思って。
それと、一角に作られていた和室があったのですが…藍色の市松模様の壁面に以前に京都の桂離宮で見たものと似ているなぁ…と思っていたら、やはり同じ技法で作られていた藍染めのものだったりと…これまでに鑑賞した作品とリンクする部分が多々あり、鑑賞していて楽しかったですね。
備前焼で有名な岡山という土地柄もあり、人間国宝級の巨匠の陶芸家から若い世代の陶芸家まで様々な作品が展示されているところも鑑賞して興味深かったですね。
ミュージアムショップも、コンパクトなスペースながら、所蔵品の作品の良さが際立つ、クリアファイルなど、趣向を凝らしたグッズが多数、揃っておりました。

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