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「親知らずを抜いてきました」 [カラダのはなし]

地元の歯科医院では手に負えない親知らずのため
紹介状をもらい名古屋の某大学付属病院に行く羽目になりました。
20代以来ですね。専門の病院で抜歯していただくのは。


「今日、親知らず抜いてきました」
https://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2005-12-02
「親知らず抜歯…その後」
https://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2005-12-04
「親知らず抜歯…その後2」
https://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2005-12-05
「親知らず抜歯…完結編」
https://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2005-12-12

結婚前でもう14年も前の出来事かと思うと
ゾっとするんですが…(何に?)

左上の親知らずは、ちょっと頭を見せつつも違和感はなく…
ただ、繁忙期など寝不足などが重なるとそこが痛む。
人間、体調が不良となるとそういう弱い部分に出てくるんですよね。
で、次第に親知らずの頭部が外に出てきたことから、
歯茎のくぼみが大きくなり食べ物が滞留しやすく
口腔ケアも難しくなったため抜歯となった訳です。

それにしても…
紹介状をもらい、大学の付属病院を初診でかかった訳ですが…
最初の診察は、初診対応専門の医師、
続いては…抜歯の担当医を決めるために状態を診察する医師、
そして最後に、抜歯の担当医と合計3人の医師の診察と
なんと、3人の先生に見てもらうという自身初の体験をしました。

「大学の付属病院ってこんな感じなんですよ…ね?」

以前、かかった総合病院ではこんなことはなかったからな…
結果、約3時間がかりましたが…ちょうど地元の図書館で借りた
月岡芳年(つきおか よしとし)の本を読んでいたので待ち時間も苦にならず。

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コレね。

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結構なボリューム。

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この頃、名古屋市博物館で開催されていた「挑む浮世絵 国芳から芳年へ」
こちらを鑑賞前に図書館で借りた本がコレでした。
芳年の作品の特徴や題材になった歌舞伎や時代なども分かり
私は鑑賞の手助けになりました。
書籍自体サイズが大きく図版も多用されています。

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ただ…「血まみれ芳年」全開の作品が表紙になっている本を
病院の待合室で読んでいた自分…どう?(苦笑)

話それた…

まぁねぇ…大学の付属病院って外来に通う患者数も多いし、
ましてや土曜は待たされるのは覚悟してたけど、
初診で3時間とは…まぁ予想外でした。

ちなみに岐阜在住なのに名古屋にしたのは
抜歯は大抵平日にしか実施されないため
移動距離&その後のケアを考えると
職場に近い名古屋の病院の方が都合が良いから。
別に岐阜をディスる訳じゃないけど…
岐阜は車がないと生活できないような所なので
私みたいに普段、公共交通機関で県外通勤な人は
平日、バスに乗って市内の端にある大学の付属病院に通うなんて
時間読めないし面倒なんですよね。
ならば地下鉄で職場から20分で移動できる名古屋の病院の方が楽な訳で。

今回、私の抜歯を担当された先生は朗らかで素敵な女医さんでした。
抜歯は平日のみなので、なるべく仕事に支障が出ないよう、
4月5日の金曜の遅い時間に抜歯の予約をし、
当日は、午後過ぎまで仕事をした後に病院に。
麻酔をかけて意外とすんなり親知らずは抜けました。
今回は左上の奥で以前に抜歯した下顎と比べて痛みも少なめでした。

奥歯の下部分から頭突きするように生えていた左上奥の親知らず。
上顎洞にも相当接近しており開通も危ぶまれ
結果、大学の付属病院での抜歯。
色々と心配してましたが…麻酔後、ものの数分で抜けました。
私、拍子抜け。
「歯根が内に入ってますね」と親知らず見て話す先生に
『あ、ステップ踏んでるみたいですね』と返す私に吹き出す先生。

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※記念に歯はお持ち帰りしたけど…
 さすがにアップするのは憚られるので…
 メモ用紙にちょいちょいっと描いてみた。

抜歯をした翌日は状態の観察と抜歯した部分の消毒も兼ねて
翌日、再び病院に。
抜歯後、1日目としては非常に状態が良いと先生から言われ安心。
ただ心配なのは今後のこと。私が花粉症ということから
「鼻をかむ際は要注意」と先生。
鼻をかんだりすると圧がかかり上顎洞と開通の恐れもあるからだそう。


これまでに20代に左下、
30代に右下(これは今お世話になっている地元の歯科医院で抜歯)
そして40代で左上と段階的に抜歯した訳ですが…
右上の親知らずも今回抜歯した左上同様、
すでに頭が見えており、こちらもいずれ抜歯する予定。
とはいえまずは今回抜歯した左上奥歯でモノが噛めるようになるまで回復しないと無理。
ということで、しばらくは様子見です。

抜歯したらしばらくは飲食もままならないので、
抜歯する前は、色々と食べ納めしましたねぇ。

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職場の同僚と某有名焼肉店のお弁当デリバリーして食べたり。
で、同僚の子達も抜歯当日なんか
「今日、抜歯するんでしょ?これあげる」とお菓子色々くれたりするし…
なんだか上京する孫にごちそうする祖母みたいな感じで笑ってしまいました。

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そうそう、固めのパンとかもしばらく無理だろうなぁと思って、
ちょうど残業も続いて野菜不足な気もしたので、
大好きなサブウェイで大好物のえびアボカドのサンドを食べましてね。
ハニーオーツのパンが好きなので大抵それをベースに野菜は上限まで。
ピクルスなども適度に入れていただきました。

そんなこんなであれから1ヶ月…

まぁ、ありがたいというか慎重というか…
今、お世話になっている地元の歯科医院の先生が
非常に丁寧な方で、週1ベースで奥歯のチェックをしてくださるので
定時に仕事を終えて通院するのがやや辛いです(苦笑)
下奥歯の親知らずを抜いた時に比べると
穴が相当深いためか、食べ物がつまりやすく
炎症につながる可能性があるから大事をとってのようです。

最近、久しぶりにブログを更新し始めたのは
たまたまトークショーのようなイベントに行く機会が多くて
短文で綴るSNSでは、文章がぶつ切りになってしまって
読みづらかったという物理的理由がひとつ。

もうひとつは…
20代の頃、初めて親知らず抜いた時の話を自分がブログに
書き留めていて、それを改めて今回読んで
「残す」ということも結構、大切だなぁと。

実は30代の時にも地元のかかりつけの歯科医院で
右奥歯の親知らずを仕方なく抜歯したのですが…
(仕方なくというのは、
 歯茎が腫れて早々に処置した方がベストだったので)
その時は短文で綴るSNSにつらつら書いてたんだけど、
なにぶん数年前の話なので
すっかりタイムラインの藻屑と消え…
「あれ、あの時、どうだった?」状態になったので。

ただ、記憶に残っているのは下奥歯の親知らずは抜歯後
何するにも響いて痛みが走ったし、
食べるのにも苦労したこと。

それが今回の左上奥歯の親知らずに至っては
「上の方の親知らずは楽っていうけど…」
確かに出血が止まらずで最初は焦りましたが…
次第に止血し、気がつけば使える右の奥歯で
普通にモグモグ食事していました。
(ただし、抜歯翌日などは、雑炊やゼリーなどを中心に食べ
 用心していましたが…)

この3年近く、長文を書く気力がすっかり失せていたのは
まぁ、メンタル的なダメージを受けた部分も理由のひとつだと思うけど
(約3年間、通院から逃れられない環境と、家族を亡くすというWパンチだった)
そうはいっても、せっかく楽しいことや貴重な経験をインプットしたのに
それをアウトプットというか、「残す」ことをしなかったので
自分を振り返ることが全くできなくなっていた。
(まあ、手帳に大きな出来事などは書き留めてはいるけど
 あくまでイベントのタイトルぐらいなので…
 例えば、XXのライブに行ったとか…そういうレベル)

「気持ちを浮上させるために出掛けた演劇鑑賞とかも
 その時は楽しかったはずだけど
 結局、手元に残ったパンフレットとかしか
 振り返る手立てが無いわけで…」

あと、短文のつぶやきに慣れると
文章を綴るパワーもだけど、推敲の忍耐力などなどが
落ちるなぁと実感。
(だからって、このブログを頻繁に更新していた頃、
 文章を綴ることが上手かって言われたら、
 決してそうでもないけど)

ただ、短文で綴るSNSの良さはコールアンドレスポンスの早さかなとは思う。
目に見えて読んでいる人、感じている人が見えるっていうのは。

「それが昔はブログだった訳で…」

まぁ、反応の早さが故に疲れる場合だってあるけれども。

世の中すっかり、SNSと言えばツイッターやインスタグラムなので
このブログもどれぐらい見てくれる人がいるか分からないけど
たまには更新しようと思います。
自分への戒めも含めて。

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