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「岐阜県郡上市明宝へ行く:前編」 [旅のはなし]

結婚してからというもの…
うちの相方のご実家経由で山菜をいただくことが多くなりました。
それは、お義父さんの方の親戚で
岐阜県郡上市の明宝にお住まいの叔母様がいらっしゃって
その方が事あるごとに相方のご実家へと届けてくれる訳です。

で、お義母さんがその届けてくれたものを
私に小分けしてくれるという流れです。

私が小さい頃、庭に生えていたミョウガ、つくし、ふきが
当たり前のように生えておりまして…
(現在は近所の無神経なおばさま方に強奪された結果、ほとんどありません…笑)
これらを母が料理して食べて大きくなったせいか
私は大の山菜好き。

その話を郡上の叔母様に話をしたところ
『今度遊びにいらっしゃいよ』ということに。
山菜の時期は5月頃とはいえ、
夏は、郡上踊りもあるし、涼しいよというお話もあって
「お盆休みは出かけてみようか」となった私たち夫婦。
8月13日(月)朝10時頃に家を出て、
高速を使わず、下道である国道を使って
岐阜県郡上市明宝へと向かいました。

が…予想通り、渋滞。
関市にほど近い相方の実家近辺まで出るのに
通常なら30分そこそこなのに…
この日は50分が経過。

「これは持久戦ですねぇ」

相方の愛蔵盤のテクノミュージックを聴きながら
小さい頃、一度だけ相方が遊びに出かけた
郡上の叔母様の家での出来事を話に聞きながら
マイペースに進む私たち。
お昼頃に、美並地区に入り、
ホテル郡上八幡の近くにあるお店で
名物「鶏ちゃん焼き」の定食を頼んでみました。

鶏ちゃん焼きとは、鉄板などに
味噌だれで味付けをした鶏肉と野菜(キャベツなど)を
一緒に焼くという料理。
この地方の郷土料理でもあります。
http://www.keichanyaki.com/archive/14/12.html
そうですね…北海道の鮭を使った味噌焼き料理
「ちゃんちゃん焼き」に似ているかもしれませんね。

この定食。意外に鶏肉が多くて女性の私は、おなかいっぱいでございました。
ちなみにこのお店のある敷地の裏の駐車場に池があったのですが
そこにいた狸の親子がなんとも、いい味出してました。

さて、おなかを満たしたところで、もうひと走り…
それにしても…
私たちの住まいの空と違い、こちらの青くて近い空にちょっと感動。

そして、道の駅明宝こと「麿墨(するすみ)の里公園」に立ち寄りました。
案の定、様々なお土産が販売されていたので
自分たち用にと郡上味噌や枝豆入りの刺身こんにゃく
栃のみせんべい、ふりかけ好きな彼のチョイスで
「飛騨牛肉ふりかけ」を選んだのでした(^^)

さて、気になったのが駐車場にあった銅像。

これは平家物語でも伝えられている宇治川の合戦で
梶原源太景季(かじわらげんたかげすえ)を乗せて見事に
激流の宇治川を勇敢に渡りきったという
「麿墨(するすみ)」という馬の銅像。
今から800年前の明宝は当時、馬の産地とも言われていたそう。
この明宝の「吉良(きら)という地域で生まれ、
たくましく育ったことを記念して「麿墨(するすみ)」の銅像が
たてられたのだそうです。

五平餅を1本買って、代わる代わる、かぶりつく夫婦2人(笑)
ここで相方、携帯電話で連絡を取る。
携帯電話の向こうの相手は
20年前、相方が小学生時分に叔母様の家を訪れた際
川遊びなど、何かと面倒を見てくれたという
相方より年上の従兄弟のKさん。
『Kくん、明宝の道の駅まで来たんだけど…』と状況報告すると
Kさんは
「今、自分は、清見の方まで遊びに来ているけど
 自宅にはみんないるから、ぼちぼちおいで」
とのこと。
この道の駅から叔母様のご自宅まで、あとひと息…
ということで、再び車にエンジンをかけて私たち、先へと進みます。

後半につづく。


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