SSブログ

「小袖 江戸のオートクチュール展でお買い物」 [展覧会のはなし]

5月31日(土)にお出掛けした
名古屋市博物館で開催していた「小袖 江戸のオートクチュール展」
先にその展覧会のことについてはご紹介いたしました。
前編
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2008-06-07
後編
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2008-06-07-1

その際にお買い物したのですが…そのお話をしたいと思います。

さて、ユキヲが美術館・博物館などで開催される企画展で
必ず購入するのは…「図録」

たまたま見本の図録を見ている来場者の方がいらっしゃったので、
ご迷惑にならないように隣のグッズを見ながらも
ちらちらとそちらの様子を見ていると…
松坂屋のバッジを付けた男性スタッフさんが
図録を見ている来場者の方に説明をされていました。

そこでユキヲ、今回の展覧会の知らなかったことが明らかに…『今回の企画展は前期と後期でだいたい8割ぐらいの
 作品が入れ替えになっているんですよ。
 前期は、歴史上の人物にゆかりある作品が
 数多く展示されてまして…
 後期は、1点、1点の作品の技法が際立っているものなど
 後期もまた見応えのある作品が数多く展示されています』
と、その会場にいたスタッフさんがさらりと説明されるではありませんか。

なるほどねぇ…

確かに本邦初公開にもかかわらず…
名古屋市博物館で展示すると知って
「あそこのスペースに入りきるのかしら?」と思ってはいましたが…

「8割ほど入れ替えとは…」

予想外でしたね。

あらためて、チラシをじっくり見てみると…
角の方に小さくですが…確かに告知はしてありました。

「でもこの級数(文字の大きさの意味)では気がつかんよ…一般の人は…(苦笑)」

せめて文字色を変えるとか級数大きくするかしないと…ねぇ。
特にこういう和装系の展示はご年配の方が来場されるのですからね。
なんて思わず印刷物の制作に携わる者としてふと思ってしまいましたけど(笑)

そうだよねぇ…実際に今展示されている数からしたら…
販売されている図録。明らかに分厚いもの(笑)

で、図録を見ていた来場者の方もスタッフさんの説明で何かを感じたらしく
『あら、残念だわぁ。じゃあ、前期も来なくちゃいけなかったわね』
なんて言葉がぽろり(笑)
でもまぁ、そんな方のための図録という考え方もありますからね…


以前に「美の壺」で紹介されて以来、すっかり虜になってしまった「更紗」
その「更紗」の技法が活きた小袖をモチーフにして
作られたミニファイルと一筆箋をお買上げ。
小袖グッズ.jpg
もちろん図録も(^^)

「家に帰って図録でじっくり鑑賞しましょう」
今回も大満足のお買い物でございました。

nice!(3)  コメント(2) 
共通テーマ:アート

nice! 3

コメント 2

tooshiba

>角の方に小さくですが…確かに告知はしてありました。
クレーム対策でいちおう告知はしているのでしょうが、いっそのこと、「展示物が変わるから2回来てください」と大きく書くわけには、いかないでしょうか。
それもまたクレーム処理が増えてしまうでしょうか。
難しいですね。
by tooshiba (2008-06-07 20:14) 

ユキヲ

>tooshibaさん
nice&コメントありがとうございます。
そうなんですよね…
「2回見にきてね」って書けたらいいんでしょうけど(苦笑)
なかなか難しいでしょうね。
今回、江戸時代の小袖で、相当劣化も激しいものも中にはあったので…
結果、博物館になったとは思うのですが…
(博物館には展示用の大きなガラスのケースがありますし…
 古美術品を展示する上では最適な環境だったかもしれません)
多少、距離はあっても、大幅な入れ替えをせずに
展示できるスペースが確保されていたらなぁとは思いますね。

文字の大きさ…
実は、あの「クーリングオフ」の注意書きには
ちゃんと文字の大きさの規定があるのですよ。
(8ポイント以上でなければいけないという決まりがあるんです)
1ポイントというのは、ワードやエクセルなどでも出てきますが…
mmに換算すると約0.35mmなんですけどね。
これで計算するとだいたい2.8mm以上ってことですね。

とはいえ、今回のチラシはあくまで告知チラシなんで(苦笑)
たとえ、展示物の大幅な入れ替えがある旨の文に使われている
文字の大きさが2mmだったとしても(計ってびっくり…汗)
クレーム入れようがないんですけどね(汗)
それに実際、DTPオペレーターをしている私からすると6ポイント弱の
文字は注意書きとしては範囲内の大きさなんですよね(-公-;)
例えば、チラシなどにある「実際の商品と本チラシの印刷色では…」とか
「売り切れの節はご容赦ください」のような文章はだいたいこれぐらいの
文字のような気がします。

でも、今回は良い勉強になりましたね。
「次回からはチラシのスミからスミまで目を通さなくては」と
思いましたから(笑)


by ユキヲ (2008-06-08 00:25) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。