SSブログ

「映画『憑神』の試写会に当選する」 [映画のはなし]

ひょんなことから試写会に当選したんですよ。
それは…妻夫木くん主演の「憑神(つきがみ)」
妻夫木くん好きの私としては、これだけでも充分なのですが…
今日はなんと「舞台挨拶」があったのです。
それも監督の降旗康男さんと一緒に妻夫木くんも登場予定!

先月の残業地獄、頑張って良かった…(しみじみ…笑)

で、試写会観賞後、登場したのは監督の降旗康男さんと妻夫木くん。
まあ、試写会の主催の関係もあって、今回の試写会は働く女性が多数だったので
「きゃ〜!!!」などの黄色い歓声ではなく(笑)
盛大な拍手で妻夫木くんを出迎えました。

降旗監督はかなり緊張していたのか
『拍手の音で安心しました』というような今の気持ちを率直にお話されて
言葉数は少ないながらも『たくさんの人に映画を宣伝してくださいね』と
一生懸命アピール。
そして映画の内容にかけて
『3回映画を観ると御利益がありますよ』と、話す監督に会場からは笑いも…。

そして妻夫木くんは前列の女性陣に「来てくれてありがとう!」と声をかけられ
思わず『こちらこそ、試写会来てくれてありがとう!』と
みんなに向かってお礼をする場面も…
そして進行役のテレビ局のアナウンサーを交えて映画のお話に…
今回は人気俳優の方々が出演されているということで
スケジュールが、かなり厳しく、妻夫木くんも、
『今回の映画の話の流れからは逆から撮影したので、役作りが大変でした』
というようなお話をして、印象的な共演者の話題となった時には
『西田敏行さんの演技はテイクを重ねるごとに微妙に違い、
 その上、とても面白かったので、自分が笑ってNGも…』
なんていう裏話もしてくれました。

確かに今回の映画で一番面白かったのは、やっぱり西田敏行さんですね。
とはいえ、何より、キャストが豪華。
私の好きな石橋蓮司さんは、あいかわらず悪い役で(苦笑)
(先日終了したNHKの木曜時代劇「柳生十兵衛」では息子を想う父親役で涙していた私…笑)
だけど、やっぱりこの役は石橋蓮司さんしかいないって感じ。
あとは、大好きな佐々木蔵之介さんが、もう本当、ダメなお兄さんになって
ショックな反面、「もっとダメな所が観たい」状態になりました(笑)
それと佐藤隆太さん…もともと好きなんですけど…よかったですね。
西田敏行さんとのからみが爆笑。
あと、香川照之さんがいいです。かなりのアクセントになってます。

それに今は亡き「鈴木ヒロミツ」さんが出演されていて
イメージドラゴンスファンの私としては
「ああ、スーパードラゴンズの鈴木ヒロミツだよぉ」と懐かしく想う私。
(東海圏にお住まいの方…はい、分かる人だけ分かってくださいね…苦笑)

とはいえ、やっぱり最近、着付のお稽古をはじめたこともあり
時代設定が江戸時代末期という劇中の着物姿には
「ああ、鈴木砂羽さんのお着物いいわぁ…普段着だから…紬かな。
 それと半幅帯で小粋な兄嫁さんって感じがいいわぁ」なんて
自分なりにいろいろ思いをめぐらしながら映画を楽しみながらも
着物チェックしてました(笑)

あとエンドロールが凝っていて「最後まで見届けたい」って感じでしたね。
これは劇場でぜひ観てください。楽しいエンドロールですよ。

まあ、主題歌の米米クラブの歌はどうかなぁと評価が別れる所だとは思うけど(苦笑)

「どろろ」の時はなんだか、役になんとなく、なじんでない妻夫木くんに
ちょっとがっかりだった私でしたが今回はもう文句なし。他の俳優陣も大変魅力的。
まあ、以前に短編集を読んでお気に入りの浅田次郎さん
原作ということもあり話の内容としても納得ですね。
(さらにはユキヲ大好きな時代劇だしね…笑)
「かもめ食堂」以来、久しぶりにDVDで欲しいと思った映画でした。

ということで…「今回の映画『憑神』は、おすすめします」
ちなみに6月23日(土)から全国上映だそうです。
http://tsukigami.jp/index.html

そういえば…試写会の中で降旗監督が
「また妻夫木くんと映画が作りたい」というお話もあったので
今回、とても満足いく映画だったなと思った私としては、
次回作、期待したいところです。
というかまた新たな妻夫木くんを観てみたいですね。

最後に『そろそろお時間が…』という進行役のテレビ局のアナウンサーの声に
「ええ〜!!!」という観客の皆さんの反応を観て
『(笑って)いいとも!みたいっすね』と笑いながら話していた妻夫木くん…キュートだったわ。
「ああ、また明日から何もかもがんばれるわ〜」と心底思った私です。

■おまけ■
これからはちょっとネタバレになりますので御自身の判断でお読みくださいね
意外だったのが、最後のシーン。
まあ、本編とつかず離れずのシーンと言えばシーンなのですが…
自分としてはあまりにドンデン返しすぎて「ええ?!」って感じでした。
なぜかといえば…あの金田一シリーズの映画版の傑作「病院坂の首縊りの家」のように
作者が劇中に出てくるんです(笑)
(「病院坂の首縊りの家」を知らない人には「なんなんだ」って感じなんですけど)
でもまあ、あれも、あの映画の「味」なのかな。
うむむ…賛否両論かなぁ。

あとは妻夫木くんの今回の役で見せる場面場面の顔。
本当、心底しびれました。
特にお気に入りは馬に乗った妻夫木くんをあおって写しているシーン。
「本当に同一人物が演じているの?」というぐらい
表情ががらりと変わり、しっかりと演じ分けていた妻夫木くん

「素敵だ…」なんて、しみじみスクリーンを見つめてしまった私です。

やっぱり、DVD出たら買うかも(笑)


nice!(0)  コメント(4) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 4

キャサリン♪

うわぁ生妻夫木くんに会えたのですか!?
いいなぁ~
題名は怖そうですが楽しそうな内容みたいですね
原作浅田次郎ってのも好みです
見に行きたいなー

↑の着物姿、明るい色目で、初々しくてとても美しいですね(*^▽^*)
by キャサリン♪ (2007-06-03 09:04) 

ユキヲ

>キャサリン♪さんへ
コメントありがとうございます(^^)
私達は1階の最後列でしたので妻夫木くんが、かなり遠かったですけど…生の声を聞くことができたし…表情も遠かったものの
ある程度は肉眼で確認できましたので、うれしゅうございました(笑)
そうですね。タイトルはおどろおどろしいのですが
お話としては「大江戸コメディ」といったところでしょうか。
笑いところもたくさんあります。
ですが最後はなんとも「ジーン」とする結末で
その緩急の使い分けが絶妙です。
やっぱり原作が浅田次郎さんなので…その点も大きいかもしれませんね。
着物姿…見ていただき恐縮です(^^;)
今でないと着ることのできない鮮やかな柄です。
たぶん、自分でも絶対にチョイスしない柄だと思うので
せいぜいお稽古で着ていこうと思います(^^)
by ユキヲ (2007-06-04 12:33) 

いいなぁ・・・あたしも1度でいいから
生で妻夫木くん見たいなぁ・・・。

こないだBSで「春の雪」を見たばかりでぼぉ~(*゜o゜*)~゜
となっているあたしには気絶してしまうかもです。笑
by (2007-06-05 13:29) 

ユキヲ

>く〜さんへ
コメントありがとうございます。
妻夫木くん…何だかあっという間だったんですけどね(苦笑)
だから帰宅後「ああ、あれはすごいことだったんだ」と
余韻にタイムラグが…(笑)
「春の雪」…まだ観てないんですよね。
竹内結子ちゃんも好きなので観てみたいんですけどね。
まんまとタイミング逃してます(爆)
あの映画は私の好きな「明治村」でのロケもあったのでね(^^)
by ユキヲ (2007-06-05 22:31) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。