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最古と最新の電気楽器のコラボレーション [芸術etcのはなし]

今日は、妹と岐阜県可児市にある
花フェスタ記念公園という所に向かいました。

しかし、なぜ花フェスタなのか?

実は知り合いのエレクトーン奏者の千夏さんが
会場で3日間限定で開催されている
「ジャパン・フラワー・フェスティバル」の関連イベントということで
知人のオンドマルトノ奏者の若菜さんと一緒に演奏する予定だったから。

2週間前にその話を聞いた妹「見たい!」と即答。
私も時間に余裕があったので一緒に出かけることにしたのです。
さて、当日の演奏…
最古と最新の電気楽器の時のへだたりを感じさせない
とても美しいハーモニーを聴くことができ、ステキなひとときでした。

千夏さんや若菜さんとは
私も妹もなかなかお会いできずにいたのですが
この日、2年近くぶりに再会。
普段、口数の少ない妹ですが…
やはり、音楽を愛する大先輩方を前にして
たくさん話したいことがあったようで
いきいきした顔でいろいろ話をしていました。

さて、エレクトーンは聞いたことのある方も「オンドマルトノ」は
初耳という方もいらっしゃるでしょう。
私も2年程前の、とある結婚披露パーティーで拝見して
これでお目にかかるのは2度目です。

オンド・マルトノとは、この日、演奏された若菜さんのご説明によると
「オンド」とはフランス語で「電波」という意味で
「マルトノ」とは、フランス人の音楽家であり電子技師だった方の名字。
つまり、フランス人のマルトノさんが作った電波楽器という意味。
で、遠くから見るとピアノを演奏しているように見えますが…
(向かって右がオンドマルトノ。左がヤマハエレクトーン)

鍵盤の手前に張られている一本の弦とつながっているのは指輪。
これを指につけて移動させることで音程を変化させているのです。
で、音は…そうですねえ、電気楽器と言いながらも、
とてもやわらかい音です。
ちなみにこの楽器が作られたのは昭和3年(1928年)
電気を使った楽器としては最古の楽器のひとつとされています。
この日、たまたまN響アワーを見たら、
そこでもオンド・マルトノが出ていてびっくり!
オーケストラと一体になったオンド・マルトノもとてもステキでした。

とにもかくにも、なかなかこうした機会に巡りあわない私や
仕事に追われて忙しい日々を送っている妹にとって
今日のコンサートはとても良い刺激になったと思います。

■オマケ
5/12は妹の誕生日だったんですが…
3日遅れのこの日、コレをプレゼントしました。

NHK クインテット~クラシックス~

NHK クインテット~クラシックス~

  • アーティスト: スコア・シャープ・アキラ・アリア・フラット
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2004/12/08
  • メディア: CD

帰り道、コレを聴きながら帰りました。
妹も気に入ってくれたようです。


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