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給料日と本屋 [今日のヒトリゴト]

3月31日は派遣社員としてお勤めして初めてのお給料日。
勤務日の締日は15日付けだったので
まるまる1ヵ月分のお給料ではないけど
収入のあてができるというのは本当にありがたい(^ ^)

仕事が見つかるまで我慢していたものって実はたくさんあって
例えば、靴とか、カバンとか、欲しいハードカバーの本とか…
という具合に先月は生活費以外のものをかなり我慢しました。
あ、でも東京旅行の際は思いっきり使いましたね(意味なし?)
いやいや、日々節約して、ここぞという時に「どかん」と使うあたり
まさに尾張(名古屋)人?(笑)

そんなこんなで、先週あたりからお給料をあてにして
少しずつ欲しかったものを買い始めている私。
靴はABCマートで狙っていたホーキンズのドライビングシューズを
名古屋駅付近で購入。早速今週には履き初め(笑)をしてみて
その履き心地に大満足。
で、まあ、これは前職の頃からそうなんですけど…
お給料日後にはだいたい、大型店舗の書店に立ち寄ります。

というのも、私が書店に向かう場合、だいたい欲しい本が決まっていて
それを探しに行くパターンが圧倒的なんですが…
絶対と言って良いほど、他のジャンルの本も見て「これは!」
と思った本はその場で買ってしまう。
なぜなら「また今度…」と思っていると9割がた、
次には見つからないから(苦笑)
というワケで、お給料日後、お財布に余裕がある時に書店に出かけるのです。
気持ちに余裕があると、本を買うのも楽しいし気持ち良い(笑)

ちなみに…
■私のお気に入り書店(名古屋市内)は

1位:ジュンク堂(名古屋駅前店)
整然とジャンルごとに分類されたその店内のレイアウトは
図書館のようで、だいたい欲しい本が決まっている。
私にとっては、非常に親切(と勝手に思っている)
さらに本の品揃えも言うことなし。
今のお勤め先から名古屋駅の途中にあるので
気軽に立ち寄れるようになりさらに私的満足度アップ。

2位:三省堂書店(JR名古屋高島屋11階の店舗)
JR名古屋高島屋内には東急ハンズも入っているので
書店に行きたい。そしてその後は画材を物色したい
というコースの場合はココが有効。
しかし、娯楽書と専門書の間の本が意外に見つけにくい(在庫がない)という難点。
例えば、先回ご紹介した「お屋敷拝見」などが良い例。
店員さんも探してくれたが…無かった上に「忙しいから勝手に探して」
というオーラが店員さんから出ていたように見えたのは気のせい?(苦笑)

3位:星野書店
名古屋駅前にある近鉄パッセ内にある。
GAPやABCマートなど、値段もお手ごろなアイテムをそろえた
様々な店舗が入っているビルなので
本屋に立ち寄った後は洋服等の買い物をしたい…なんて時はだいたいココ。
カーサブルータスのバックナンバーが意外にそろっていることも3位に挙げた理由。
本の分類はやや分かりづらいんですが、カウンターのお姉さんが
検索PCでピンポイントで見つけてくれるのでGoodです。

4位:マナハウス
名古屋市栄地区という名古屋駅から地下鉄で2区ほどあるものの
商業地のため、利用者も多いせいか、品揃えもまずまず。
が、逆に利用者が多いため在庫切れの場合が多いかも…
というのも、なぜかいつも私が出掛けたついでに行くと
欲しい本は、非常に高い確率で在庫切れ(苦笑)…相性が良く無いのかな?
ちなみにここの店舗は元「山一証券」名古屋支店のビル。

で、私が先月から欲しくて欲しくてたまらなかった本は…
ピタゴラスイッチでおなじみの佐藤雅彦氏がアノ有名広告代理店「電通」に
お勤めだった頃に手掛けたCMなどのお仕事をほぼ網羅した本
「佐藤雅彦全仕事」

佐藤雅彦全仕事

佐藤雅彦全仕事

  • 作者: 佐藤 雅彦
  • 出版社/メーカー: マドラ出版
  • 発売日: 1996/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


そしてその佐藤雅彦さんの超短編集
「クリック」

クリック—佐藤雅彦 超・短編集

クリック—佐藤雅彦 超・短編集

  • 作者: 佐藤 雅彦
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1998/03
  • メディア: 単行本


三省堂でもマナハウスでも見つからなかったこの2冊の本が
ジュンク堂には在庫あり。すばらしいっ。
またこれでジュンク堂への満足度ポイントアップだな(笑)

お目当ての本も見つかり、満足の私。
しかし今週末、お友達を呼んでごはん会をするので
「何か良いアイデアはないかな」ということで
料理ジャンルの棚の前で
オレンジページ→きょうの料理→お気に入り料理研究家さんの著書本
(私のお気に入りは小林カツ代さんと枝元ほなみさん…ある材料で「チャチャッ」と作る所がスキ)
と、いつものコースを物色していたら…気になるものを発見!

大田垣晴子さんの「きょうのごはん」

きょうのごはん

きょうのごはん

  • 作者: 大田垣 晴子
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2005/01
  • メディア: 単行本



この人「きょうの料理」のテキストで4コママンガ描いていた人だ。
イラストのタッチですぐ分かった。
(実際、そのマンガも収録されたいたし…)
でも、この人、ひとり暮らしだけど、食へのこだわりはすごい。
自分でらっきょの塩漬けとか作っちゃう。
で、お酒が大好きということで、おつまみ系のレシピも外さない。
「コレ!こういうレシピ本が欲しかったのよね」
確かに、きょうの料理のテキストのように
コマ割りの写真で作り方の手順を紹介するタイプのも好きなんだけど…
こういう風に写真もなくて、イラストだけのレイアウトの本って
何だかイマジネーションが湧いてきて
「よっしゃっ、作るぞ!」みたいな気持ちになってくる(私だけ?…はて?)

それに大田垣さんの食のお話には思わず「そうそう、そうなんだって!」
とうなずいてしまう…同性だからかな?それとも大田垣さんの人柄?…不思議です。
で、私は大田垣さんのイラストのタッチも「きょうの料理」で4コママンガ見た時から
好きだったし、この内容で1200円は安いと思ったので即決。
今度は大田垣さんの他の本、チェックしてみようっと。

で、お会計の際には、樋口一葉さんとお別れすることに(涙)
ちょっと買い過ぎちゃったかな?いやいや、値段以上の内容の本だから
大満足です。

佐藤雅彦さんの本についてはまた別の記事で感想等をアップしようと思います。



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コメント 5

黄泉若宮

> 次には見つからないから

泣きたくなるほど解かります。
by 黄泉若宮 (2005-04-02 01:13) 

harry

太田垣さんの絵のタッチと文章、私も好きです。
写真って、時には無い方が想像力を刺激されて楽しいというのも、たしかに。
亡くなられた映画評論家、荻昌弘さんの「男のだいどこ」という文庫本を
なぜか学生の頃に何度も読みました。チャレンジャーな方で面白いんですよ。
by harry (2005-04-02 07:38) 

turezurezure

こんにちは。「次には見つからない」・・・名言です。
本に限らず、自分の中だけで「ウィシュリスト」に加えても実店舗ではお取り置きしてくれるわけでもなんでもないから、陳列棚のレイアウト変更とかでいさぎよ~くメーカーに返品されていっちゃうのがオチですよね・・・。

カツ代さん好きなら、著名な料理研究家がてんこもり・テーマも色々な「がんばれ!家ごはん&カンタン家ごはん 学研」は値段も1000円以下でおもしろいですよ。息子も出てます。人気シリーズのようでvol.9くらいまで出ています。
by turezurezure (2005-04-02 11:41) 

しほこ

きょうのごはん私も買いましたよ〜☆
大田垣晴子さん大好きなのでほとんど持っています。
ほんわかした絵柄なのにぴりっとしてるとこがいいですよね。
by しほこ (2005-04-02 20:41) 

ユキヲ

みなさん、いろいろとコメントありがとうございます。
>黄泉若宮さんへ
「泣きたくなるほど解ります」の言葉にぐっと重みを感じました。
以前にも何か御自身で体験されたんでしょうか?

>harryさんへ
想像力というかイメージだけの面白さって絶対にありますよね。
それより、「男のだいどこ」が気になります(笑)
今度探してみようと思います(^ ^)

>ojouさんへ
最近、本屋さんも新刊があまり売れないみたいですから…
(数カ月前によく売れた本はだいたい古本屋でお値打ちに購入できるし)
ポップ制作を工夫したり、効率良い流通経路を考えて
書店経営を円滑にしているんですよね。う〜む…難しい。
にしても…あ!カツ代さん情報、ありがとうございます(^ ^)

しほこちゃんへ
そうそう。大田垣さんの観察力というかなんと言うか…
視点が新鮮です。
だから、余計にピリリとしたコメントや発表内容には思わず「そうそう」と
心の中で言いながら読み進めてしまいます(^ ^)
by ユキヲ (2005-04-04 01:15) 

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