「あいちトリエンナーレ+α:TOCHKA(トーチカ)」 [芸術etcのはなし]
もうとっくに終わってしまった「あいちトリエンナーレ」ですが…
「トリエンナーレスクール」とか「ライブ」なんかにも参加したのでその話を。
まあ要所要所で書いていましたけど…
今年も資格試験の勉強のおかげで10月上旬までは
ほとんど動けなかった訳です。
でまあ単発のトリエンナーレスクール(要するにワークショップ)とか
ライブを「あいちトリエンナーレ」を堪能する前に出かけた訳です。
で、今回はトリエンナーレスクール(早い話、ワークショップ)のお話を…
トリエンナーレスクールは、長者町エリアの拠点とも言える
期間限定カフェ「ATカフェ」で開催されていたイベントで
あいちトリエンナーレ開催期間中、様々なワークショップが開催されていました。
トリエンナーレの内容については様々アップしましたけど…
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2010-11-01
(終了も迫っていましたし…ね)
私がずっと気になってたのは、TOCHKAさん
http://tochka.jp/pikapika/
9月23日(木・祝)
この日はあいにくの雨だったこともあり…
カフェの地下のスペースを利用して…50名限定でのワークショップ。
午後6時から開始のワークショップは
1時間前の午後5時より整理券が配布。
30分以上前に私も到着してカフェで時間をつぶして…整理券をゲット。
用意された椅子にも無事着席できてワークショップが始まりました。
TOCHKAさんから暗闇のラクガキについての原理の説明から…
今回展示している作品までいろいろなお話を聞くことができました。
「街の中では街頭やネオンなど明るいのでこうして大きなライト
(家庭用の懐中電灯ぐらいの大ぶりのサイズ)で作業をします。
暗闇だったら、このLELの小さなライトでも大丈夫です。
このライトには照明用のフィルムが貼ってあるので、
こうして暗闇で動かすと色がついて文字や絵が表れます」
作品紹介として、以前に制作したユニクロの紹介の動画を再生しながらお話は続きます。
「だいたい1分作るのに3日ぐらいですね。
午後9時から明け方の5時まで。そうですね。夜でないと撮影できませんからね」
その中でも気になった動画が…
ユニクロのプロモーションイメージで制作された動画の中で登場する映像。
「渋谷のスクランブル交差点」
(この動画では1分を過ぎたあたりから登場します)
あの交差点でどうやって撮影されたのか疑問だった
この日の進行役のスタッフさんから質問された際に
「もう100%ゲリラなんですよ。
というのも、交差点には、三脚やカメラなど
地面に設置するものは置いてはいけないので。
(あくまで横断歩道ですから…通行の妨げになるものは置けない訳ですね)
駅前のホテルに部屋を1室取りまして…そこから俯瞰で撮影しました」
ただ、遠くから撮影している分、
実際に交差点でライトを持って作業する人も大変だったようで…
「信号が青になると同時に中央にダッシュしてライトを
空に向かって振り回す訳ですからね…
そりゃもう通行されている方は『こいつら何やってるんだ?』状態で…
ワイン持っていた人がそのいきなりな行動に驚いて
ワイン地面に落として割ってしまったということもあったり…
あ、そうそう。空に向かってライト回しているんで…
(注:もちろん駅前のホテルでスタンバイしている
カメラに向かってライトを動かしている)
『UFOと交信でもしているのか?』と不審がられました」
参加された方々…皆、爆笑。
さらに階段から光のブロックが降りてくるシーンがあり…
「これは…光のブロックのテトリスですね」と説明が入ると
参加された方々…皆、驚き、どよめく。
このリアクションの良さにTOCHKAさん達は
「嬉しいですねー!!!こんなに反応がいいと!!!」
と喜んでいらっしゃいました(笑)
とはいえ、話を聞くよりかは
やってみた方が早いということで…ワークショップが始まりました。
最初は丸を描く練習から…
慣れてきたら今度は、スマイルくんを描いて、ただの丸からステップアップ。
さらに慣れてきたところで今度は自分の好きな形を描いてみるという流れ。
さすが各地でワークショップを開催されているだけあって
参加された方々へのレクチャーがスムーズですね(笑)
ちょうど柱を目印にして参加者を2つにグループ分けして
一方はお花、もう一方は車のモチーフを描いて
アニメーションを作ることになりました。
TOCHKAさん達も車は初めての試みだったそうですが…
なぜ、車になったかというと、
「せっかくなんで…愛知っぽいものが描けたらいいですよね」
という話から…あれこれアイデアを出して…結果、車になったのです。
理由は…
「愛知=トヨタ(笑)」
私は後半のグループだったのでラッキーなことに車のグループに…
新しいチャレンジって面白そうじゃないですか…
もうワクワクしながらやらせていただきました。
とはいえ、車は…左右に動かないといけないので…
「左右の方々の協力が必要」
つまり…1コマ、1コマ左(もしくは右)に車のモチーフが移動することになるので
最初に描いた方が、ワンボックスカー風の車だったらそれを進行方向のお隣さんへ伝えて
同じような車のフォルムをペンライトで描いてもらうという方法を取らなくてはいけない訳です。
「花のモチーフは自分ひとりで完結すれば良いですが…
これはコミュニケーション能力も必要ですよ」
前後の人達も「マーチ風でお願いします」とか「軽トラックで!」など
左右に座っている方々とコミュニケーションを取りながら
様々な車種の絵が進行していきます。
で、ついに…参加した皆さんとで、ひとこま、ひとこま制作して、完成した動画がこちら。
http://tochka.jp/pikapika/2010/09/atcafe_triennale_school_vol5_t.html
「みんなで描いた車が動く×100」
ワークショップに参加された方々からはどよめきと歓声が湧き起こりました。
「これ、いいですねー」と初めての試みとなった車のアニメーションに
TOCHKAさん達も嬉しそうに完成した動画を見ていらっしゃいました。
2時間程度のワークショップでしたが
とても楽しいひとときでした。
「トリエンナーレスクール」とか「ライブ」なんかにも参加したのでその話を。
まあ要所要所で書いていましたけど…
今年も資格試験の勉強のおかげで10月上旬までは
ほとんど動けなかった訳です。
でまあ単発のトリエンナーレスクール(要するにワークショップ)とか
ライブを「あいちトリエンナーレ」を堪能する前に出かけた訳です。
で、今回はトリエンナーレスクール(早い話、ワークショップ)のお話を…
トリエンナーレスクールは、長者町エリアの拠点とも言える
期間限定カフェ「ATカフェ」で開催されていたイベントで
あいちトリエンナーレ開催期間中、様々なワークショップが開催されていました。
トリエンナーレの内容については様々アップしましたけど…
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2010-11-01
(終了も迫っていましたし…ね)
私がずっと気になってたのは、TOCHKAさん
http://tochka.jp/pikapika/
9月23日(木・祝)
この日はあいにくの雨だったこともあり…
カフェの地下のスペースを利用して…50名限定でのワークショップ。
午後6時から開始のワークショップは
1時間前の午後5時より整理券が配布。
30分以上前に私も到着してカフェで時間をつぶして…整理券をゲット。
用意された椅子にも無事着席できてワークショップが始まりました。
TOCHKAさんから暗闇のラクガキについての原理の説明から…
今回展示している作品までいろいろなお話を聞くことができました。
「街の中では街頭やネオンなど明るいのでこうして大きなライト
(家庭用の懐中電灯ぐらいの大ぶりのサイズ)で作業をします。
暗闇だったら、このLELの小さなライトでも大丈夫です。
このライトには照明用のフィルムが貼ってあるので、
こうして暗闇で動かすと色がついて文字や絵が表れます」
作品紹介として、以前に制作したユニクロの紹介の動画を再生しながらお話は続きます。
「だいたい1分作るのに3日ぐらいですね。
午後9時から明け方の5時まで。そうですね。夜でないと撮影できませんからね」
その中でも気になった動画が…
ユニクロのプロモーションイメージで制作された動画の中で登場する映像。
「渋谷のスクランブル交差点」
(この動画では1分を過ぎたあたりから登場します)
あの交差点でどうやって撮影されたのか疑問だった
この日の進行役のスタッフさんから質問された際に
「もう100%ゲリラなんですよ。
というのも、交差点には、三脚やカメラなど
地面に設置するものは置いてはいけないので。
(あくまで横断歩道ですから…通行の妨げになるものは置けない訳ですね)
駅前のホテルに部屋を1室取りまして…そこから俯瞰で撮影しました」
ただ、遠くから撮影している分、
実際に交差点でライトを持って作業する人も大変だったようで…
「信号が青になると同時に中央にダッシュしてライトを
空に向かって振り回す訳ですからね…
そりゃもう通行されている方は『こいつら何やってるんだ?』状態で…
ワイン持っていた人がそのいきなりな行動に驚いて
ワイン地面に落として割ってしまったということもあったり…
あ、そうそう。空に向かってライト回しているんで…
(注:もちろん駅前のホテルでスタンバイしている
カメラに向かってライトを動かしている)
『UFOと交信でもしているのか?』と不審がられました」
参加された方々…皆、爆笑。
さらに階段から光のブロックが降りてくるシーンがあり…
「これは…光のブロックのテトリスですね」と説明が入ると
参加された方々…皆、驚き、どよめく。
このリアクションの良さにTOCHKAさん達は
「嬉しいですねー!!!こんなに反応がいいと!!!」
と喜んでいらっしゃいました(笑)
とはいえ、話を聞くよりかは
やってみた方が早いということで…ワークショップが始まりました。
最初は丸を描く練習から…
慣れてきたら今度は、スマイルくんを描いて、ただの丸からステップアップ。
さらに慣れてきたところで今度は自分の好きな形を描いてみるという流れ。
さすが各地でワークショップを開催されているだけあって
参加された方々へのレクチャーがスムーズですね(笑)
ちょうど柱を目印にして参加者を2つにグループ分けして
一方はお花、もう一方は車のモチーフを描いて
アニメーションを作ることになりました。
TOCHKAさん達も車は初めての試みだったそうですが…
なぜ、車になったかというと、
「せっかくなんで…愛知っぽいものが描けたらいいですよね」
という話から…あれこれアイデアを出して…結果、車になったのです。
理由は…
「愛知=トヨタ(笑)」
私は後半のグループだったのでラッキーなことに車のグループに…
新しいチャレンジって面白そうじゃないですか…
もうワクワクしながらやらせていただきました。
とはいえ、車は…左右に動かないといけないので…
「左右の方々の協力が必要」
つまり…1コマ、1コマ左(もしくは右)に車のモチーフが移動することになるので
最初に描いた方が、ワンボックスカー風の車だったらそれを進行方向のお隣さんへ伝えて
同じような車のフォルムをペンライトで描いてもらうという方法を取らなくてはいけない訳です。
「花のモチーフは自分ひとりで完結すれば良いですが…
これはコミュニケーション能力も必要ですよ」
前後の人達も「マーチ風でお願いします」とか「軽トラックで!」など
左右に座っている方々とコミュニケーションを取りながら
様々な車種の絵が進行していきます。
で、ついに…参加した皆さんとで、ひとこま、ひとこま制作して、完成した動画がこちら。
http://tochka.jp/pikapika/2010/09/atcafe_triennale_school_vol5_t.html
「みんなで描いた車が動く×100」
ワークショップに参加された方々からはどよめきと歓声が湧き起こりました。
「これ、いいですねー」と初めての試みとなった車のアニメーションに
TOCHKAさん達も嬉しそうに完成した動画を見ていらっしゃいました。
2時間程度のワークショップでしたが
とても楽しいひとときでした。
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