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「京都国立近代美術館:無声時代ソビエト映画ポスター展」 [展覧会のはなし]

8月13日(木)に京都に出かけた訳ですが…
http://yukiwochannel.blog.so-net.ne.jp/2009-08-15
出かける目的のひとつがコレでした。

「ソビエト映画ポスター展」
http://www.momak.go.jp/

以前に日曜美術館のアートシーンで紹介されていて…
その独特の色使いとレイアウトのデザインに
「お、これは観たいな」と思いまして。
巡回予定を観たら、ちょうど、資格試験の後の
お盆休みに京都の国立近代美術館で開催されていると
告知があったので「これは行こうかな」と。

しばらく京都もごぶさたでしたし…
京都国立近代美術館は、美術短大に入学後に間もなく
研修旅行と称して、学校が浄土真宗系だったので
本願寺に出かけた後に、
国立近代美術館で作品鑑賞したところ(笑)
なので…何年ぶり?10年以上ぶり(爆)

さて、なぜこの展覧会に惹かれたのか?
20代の頃に岐阜県多治見市で「アヴァンギャルド陶芸展」を観て
http://www.arslonga.jp/monthly/0305002/05.html
「いいなぁ」と思ったので…
今回のソビエト映画のポスター展も
かなりストライクゾーンかなと思った訳です。

なんででしょうね。
ロシアとかソビエトに惹かれるのは…
チェブラーシカの影響なのか?(笑)
http://www.cheb-project.com/
それともヨーロッパでもない、アメリカでもない
独特の色づかいと平面構成のせいなのか?

そんな中、美術館のHP経由で観たチラシのPDFデータ。
そちらに掲載されていたこの作品に「おぉっ」と思ってしまった私。
ソビエトポスター1.jpg
人物を大きく扱い、色も極力抑えて、
タイトルのフォントをパターンのようにリズム良くレイアウト。

「なんかインパクトあるなぁ」

これはぜひに観に行きたい。

そんなこんなで8月13日(木)
京都に出かけた際に立ち寄りました。

本当、どれも印象的なポスターばかりでした。
ソビエトポスター2.jpg
(このポスター…私はなんとなくお笑い芸人の「オードリー」の春日さんに見える…笑)
ソビエトポスター3.jpg
私は個人的に…
学生時代にシルクスクリーンを授業でやっていたせいか
とても親近感がわくんですよね。
例えば、ちょっとコラージュ的な大胆なレイアウトとか…
たぶん…

「当時、できる限りの技術を駆使し…レイアウトで魅せる」

そんな当時のデザイナーの心意気みたいなものを
ひしひしと感じる…すてきな展覧会でした。

ちょうどフロアが所蔵品の展示もされていたのですが…
片岡球子さんの迫力ある大きな作品から…
やなぎみわさんの異空間に迷い込んだようなとても不思議な映像や…
たくさんの池田満寿夫さんの作品も鑑賞することができ…

「入場料以上に大満足」

帰りにはポスター展の図録をお買い上げしてまいりました。
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