「結婚記念日」 [かぞくのはなし]
いや、私たちのではなく…
実は、3月4日は私の両親の結婚記念日です。
ひなまつりの翌日なので…ちょっとやそっとでは忘れません(笑)
そう考えてみると…私たちの結婚記念日と私の両親の結婚記念日。
同じ月ですね(^^)
さて、妹に事前にメールをしたら「私は陶器のペアマグカップを買ってみた」というので
月並みではありますが、私は母が喜ぶお花をプレゼントすることにしました。
今の住まいに引っ越してきて、
近所に気になるお花屋さんがあったのでそこでお願いしようかと考える私。
そのお店は、貸し店舗が数店並んでいる場所なのですが、
生花店ということもあり、いつも出入り口には緑や鉢植えのお花で
あふれていて、いつも別の用事で出かけるときに前と通っては
「センスの良い店構えだなぁ」と気になっていたお店でした。
『夕方出かけるから…お昼に近所に買い物に行くついでにお願いしてみよう』
と、正午を過ぎた頃、昼食を買いに行く前に自宅よりすぐ近くの
その気になっていたお店の中に入る私。
私より数歳年上っぽい、黒をベースにしたシンプルなお洋服に身を包んだ
女性の方がオーナーさんのようで、その方に、今回お願いしたいお花のことを説明すると
「ご予算はどれぐらいですか?」
「どんな色がお好きですか?」など細かく丁寧に質問しながら
フラワーアレンジメントのイメージをメモしてくれたので
『あ、いいお店だなぁ』と良い手ごたえを感じた私。
母は黄色が好きなので、黄系統の色でまとめてもらい
この日は暖かかったので、さわやかな雰囲気でお願いしてみました。
数時間後、実家に出かける前に出来上がったお花を引き取りにうかがうと…
スクエア型の陶器の器にフラワーアレンジメントがほどこされていて
お花のバランスもなんとも躍動感があり、素敵です。
色の雰囲気も今日の暖かい空気にぴったり。
『やはり、お願いして大成功でしたね』
お会計の後、お店の方にお礼を言って、晴れ晴れしい気分でお店を後にしました。
そしてその後、母のもとへ向かったお花。
彼と一緒に出かけたので母は恐縮し
「そんなもう、おじさん、おばさんの結婚記念日なんていいのにぃ~」と苦笑い。
『だけど、お家には潤いがあった方が、良いでしょ?』と私がフォローすると
母は「そうねぇ」とにこにこ。
「こういうときでないとお目にかかれない素敵なお花も入っているからせいぜい長持ちさせないと」
と母は上機嫌でございました。
その後、彼と一緒に夕食をいただき、父方の祖母の様子を見に出かけたりと
数時間でばたばたと用事を済ませましたが…
祖母も現在、近所の病院に入院中とはいえ、顔色も良く、受け答えもはっきりとしていたので
孫としてはひと安心でございました。
あわただしい日曜ではありましたが、ふっと心がなごむ1日でありました。
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