「揚げ物チャレンジ：パート４＋α」 [食べ物のはなし]
７月１日（日）
この日は相方のお祖父様の四十九日法要でした。
相方のお父様の兄弟陣を筆頭に
相方をはじめとする孫一同からその孫達の子のひ孫まで勢揃い。
そんな訳で大変賑やかな法要でございました。
さて、無事に法要も終わったところで
岐阜県の郡上に住む相方の叔母様夫婦より
「山ぶき」とその他、山菜をいただきました。
実は数ヶ月前にも「こごみ」などをもらって胡麻味噌和えに…。
結婚してからというもの、相方のご両親経由で
相方のお父様お手製の野菜など、
いろいろなものをいただいているユキヲです（＾＾）
小さい頃から父方の祖母が野菜を時折届けてくれたこともあり
ある程度の野菜の調理の仕方は心得ているつもりなのですが…
（祖母お手製の「ずいき」は煮付けると美味しかったなぁ。懐かしい）
山菜となると、あまり我が家でも手に入らず、何かの折に親戚経由で
手に入ったとしても、定番の天ぷらでいただくのが常でした。
なので、山菜の調理の仕方については
相方のお母様や叔母様にレクチャーしてもらうことに（＾＾）
相方の叔母様には「山ぶきはスジ取らなくてもいいわよぉ」と
言われたのですが、帰宅後、試しに茎の端から包丁ですくい上げて
スジを引っ張ってみたところ、結構立派なスジが取れる×１０
「これはちょっと歯触り悪くなるかなぁ」という訳で
自己判断で、スジを取る×１０。シュルシュルと取れて面白い。
こういう単純作業って「無」の世界になれるから結構好きなユキヲ
（大根を千切りしたりとか…玉ねぎみじん切りとかいう作業も好きです…笑）
その代償として両手の親指と人差し指は「山ぶき」の「灰汁」で真っ黒（苦笑）
山ぶきの調理方法を後で検索したら「灰汁が強いので、手袋などをつけて…」と
しっかり書いてありました（滝汗）
さて、お鍋に入るぐらいの長さにザックリ切って、下茹ですることに。
たっぷりのお湯で茹でた後は、４〜５センチの長さに切りそろえ
お醤油とお砂糖を入れたお鍋で炒り煮をして、水分がなくなったところで完成。
ごまを振って、できあがり。完成品は山ぶきのきんぴら風…かな？
ちょっとつまんでみましたが…ほろ苦くて大人の味。
とはいえちょっと硬いかも（滝汗）もう少し下茹でした方が良かったかな。
ま、明日のお弁当の一品になりました。ありがたや、ありがたや…。
あと残りの山菜は天ぷらにしてみました。
とはいえ、山菜の天ぷらだけではおなかが空くので…
今日はついでにメインも揚げ物にすることに。
お肉の揚げ物も良いのですが…今日はヘルシーに私の好きなイワシを使って
梅肉と大葉をくるくる巻き込んで、山菜を揚げたときに作った
天ぷらの衣をからめて揚げてみました。
実はこれ、実家でよく母が作ってくれた一品です。
くるくる巻く前にお酒と醤油を同量入れた中におろしショウガを入れたものに
１０分ほどイワシをつけ込むのがポイントです。
臭みも消えて梅の風味が引き立ちます（＾＾）v
これにたっぷりの大根おろしとお醤油をちょっとだけかけていただきました。
これから暑くなる時期、梅の風味で食欲がわいてきますね。
今度は豚肉にくるくる巻いてみようかしら？
山ぶきのきんぴら風、いいつやを出してますね～小さいときに野山を走り回って、わらびやぜんまいを採ったことを、つい思い出してしまいました。いわしのてんぷらもおいしそう。ユキヲさん、なかなかの腕前ですね。
by whitered (2007-07-02 22:53)
>whiteredさんへ
nice&コメントありがとうございます。
この日は、お砂糖を以前に黒蜜を作る際に余ってしまった
黒砂糖があったので、それを使ってみました。
なので、普通の上白糖を使った場合よりも、こってりとした
ツヤが出たのかもしれませんね（＾＾）
わらびやぜんまいを採ることのできる環境って…いいですね。
私の実家では昔、つくしが庭に生えていたので
毎年、春になると妹と一緒につんでは卵とじの煮付けを作って
もらうのが楽しみでした（＾＾）
揚げ物は一人暮らしの頃から全然やらなかったんですが
ここ最近になって「苦手克服計画」と題して（笑）
揚げ物チャレンジということでいろいろと挑戦してます。
私はどちらかというとお肉よりもお魚派なのですが
これは私の両親の影響かもしれません。
という訳でこの日の料理も記憶をたどって、母の料理を
再現してみました。
魚よりお肉派の相方にも好評だったので、これからレパートリーの
ひとつにしていこうかと（＾＾；）
とはいえ、まだまだ揚げ物に慣れていないため
ついつい揚げ過ぎて、やや固くなってしまうのが難点です（苦笑）
by ユキヲ (2007-07-03 22:29)